「じてんしゃ旅は楽しい!」これ間違いないです。
じてんしゃ旅は計画段階から始まっている。どことどこの街をつないで、どんなテーマで今回は走ろうか?、そんなことを考えるのが楽しいのです。
そして、旅先では計画時に予期していなかった出会いや風景が待っている。アクシデントも旅先のスパイスになる。思ったように走れなかったとしても、気にすることはない。逆にそれを楽しむくらいがちょうどいい。旅には正解はないのだ。距離を走っても走らなくても、マイペースの程よい速度が様々な発見をさせてくれるのです。
今回は、学生時代に九州を巡っていた時に走り残っていた大分へと「じてんしゃ旅」の思い出づくりです。
国東半島、やまなみハイウェイ、別府の三本立て。
まずは、国東半島を巡る旅のはじまりはじまり・・・・。
緊急事態宣言中に株主優待券をタダ同然の価格でゲット。その後、有効期限が延長されてラッキー!
株主優待券は旅費が半額になるし、便の変更が手数料なしで出来るので、天気予報と相談して直前まで変えられるのでメリット大です。
羽田空港で自転車を預けたところ、手荷物検査の機械が変更となって、この大きさだと検査機を通らないので、ここで立会いのうえ検査をするとのこと。
これが、検査員がなかなか来なくて、カウンターで15分も立ちんぼ状態。
この前の北海道へ行くときはこんなことはなかったのに・・・?
ようやく検査員が来て、X線とか当てて検査するのかと思ったら、チャックを開けてライトを当てて確認するだけ。オイオイ!それだけか? 出鼻をくじかれて空の人へと・・・
しまなみ海道を空から見たかったので、座席を左側窓側に。
大分空港へと着陸態勢に入っていくと、眼下に来島海峡大橋が見えてきました。
こうして見ると、よくこんな所に橋を架けるよなぁーって感心しきり。
空港ターミナルを出てすぐのところにあるのが「サイクル・ハブ」。ゆったりスペースのサイクリスト専用更衣室とメンテナンススペース、屋根付きのバイクラックがあり、着替えや組み立てがとてもスムーズ。総合案内ではフロアポンプや自転車工具のレンタルも。
日本一の「おんせん県」大分。海あり山ありの絶好のサイクリング県です。
そして旅には欠かせない、グルメや温泉は言わずもがな。
さぁーて、大分空港から始まるサイクリングジャーニー、行くよー!
まずは、国東半島をグルっと反時計回りへレッツラゴォー!
「道の駅くにさき」内にある国東市サイクリングターミナルで、コースの情報や周辺の観光スポットが載ったパンフレットも頂く。 とても充実していて情報収集にも便利です。
トップ写真にもある直線が続く自転車専用道路へ。
右手に美しい羽田海岸を望みながら疾走する。遠く四国や本州まで見渡せます。
視界に飛び込んでくるのは、空と海だけ。この道を走った者のみに与えられる贅沢なひと時だ。
ランチは「松風」さんで、名産の地ダコ「くにさき姫だこ」とタコのつみれがのった「たこちゃんぽん」をいただく。タコ以外にもアサリや野菜がたっぷりの具だくさんな一品。豆板醤で自分で辛さが調整できる。
開店と同時に入店!次々とお客さんが入ってきてかなりの人気店です。なかなかの美味しさでした!
国東半島北端の岬で、鼻のように突き出ているから「長崎鼻」へと向かいます。
長崎鼻は花スポットとしても有名で菜の花が広大な敷地に咲き誇るそうだ。
今の時期はヒマワリのようですが、残念ながらチョット遅くて、頭が垂れて活性が無いですねー
全国に多数ある長崎鼻と区別するために、香々地長崎鼻(かかぢながさきばな)とも呼ばれる。
先端に立つ灯台付近からの眺めは、ここまでの疲れを吹き飛ばしてくれる見事な景観だ。
立派な灯台があるのかと思ったら、なんかコンパクトな灯台で拍子抜け・・・
長崎鼻の一帯には海蝕洞が多く、灯台の下にも海蝕洞が大きく口を開けています。
400mほどの海岸線になんと15ヶ所の洞門、海蝕洞があるとのこと。
その一つである、パワースポットと言われている「行者洞穴」へと降りてみました。
西の海に面しているこの洞穴は、5月GW明けと8月下旬頃、夕日の沈む風景を見ることができるそうだ。
たどり着いた真玉海岸は「日本の夕陽百選」の海岸。
国東半島の西にあり、大分県で唯一、水平線に沈む夕日を望めるスポットです。
アーティストのフランセス・スィーヒさんが制作した、消防小屋の壁画アート。
真玉海岸の海や風、夕陽などが重なり合って感じた自然のイメージを表現した作品となっています。
ちょうど干潮の時間に向かう時で、海水が引き干潟状になっている。そこに夕日が反射して幻想的でロマンチックな光景が広がるのです。
目の前に広がる海で、カイトサーフィンやカイトボードの皆さんが操る、鳥か飛んでるような景色をボォーと見る。癒し~~
日が落ちるにはまだ時間があるので、時間つぶしに南下します。
海岸線を走る国道213号沿いには、縁結びの神様・粟嶋社などのロマンティックなスポットがあり、恋がかなう道「恋叶(こいかな)ロード」と呼ばれています。
真玉人道トンネル、通称「恋叶トンネル」の壁面に、楽しく写真が撮れる複数の壁画が描かれています。
豊後高田市の「昭和の町」へ。昭和30~40年代にタイムスリップしたかのような町並み。
アラフォー以上の世代にとっては「懐かしい~」、平成世代には摩訶不思議な世界の連続で「なにこれ?ヤバい、ちょーウケる」ですかね?
街の至る所に隠された懐かしい情景。映画やドラマのセットとして街が利用されることもあるとか。
人工的なテーマパークではなく、昭和30年代に国東半島一賑やかだった実際の商店街が、復活を遂げた「昭和の町」なのです。
昭和にタイムスリップ! 懐かしの昭和が盛りだくさんの町でした (^^♪
夕日の時間が迫ってきたので、真玉海岸へと戻ることに・・・
そして、心地いい疲労感を夕日が癒してくれる・・・
水面に映し出される夕日と、干潟に現れる縞模様のコントラストが、幻想的でロマンティック!
今回は半島外周の海岸線を走っただけだが、「くにさき」には至るところに寺院、石塔、仏像を見ることができ、奇峰奇岩の風景に出会うこともできるとか。機会があったら再訪したものです。
いい時間になったので、特急ソニックで輪行して別府へ。
その後、温泉で疲れを癒し、グルメを楽しむことに・・・
翌日は、メインディッシュの「やまなみハイウェイ」へと向かいます。
自転車に出合えてよかった。美しい景色の中で、改めて思うこととなります・・・ (^^)v
次の記事「息をのむ絶景といい湯を求めて★やまなみハイウェイ」へと続きます!
じてんしゃ旅は計画段階から始まっている。どことどこの街をつないで、どんなテーマで今回は走ろうか?、そんなことを考えるのが楽しいのです。
そして、旅先では計画時に予期していなかった出会いや風景が待っている。アクシデントも旅先のスパイスになる。思ったように走れなかったとしても、気にすることはない。逆にそれを楽しむくらいがちょうどいい。旅には正解はないのだ。距離を走っても走らなくても、マイペースの程よい速度が様々な発見をさせてくれるのです。
今回は、学生時代に九州を巡っていた時に走り残っていた大分へと「じてんしゃ旅」の思い出づくりです。
国東半島、やまなみハイウェイ、別府の三本立て。
まずは、国東半島を巡る旅のはじまりはじまり・・・・。
緊急事態宣言中に株主優待券をタダ同然の価格でゲット。その後、有効期限が延長されてラッキー!
株主優待券は旅費が半額になるし、便の変更が手数料なしで出来るので、天気予報と相談して直前まで変えられるのでメリット大です。
羽田空港で自転車を預けたところ、手荷物検査の機械が変更となって、この大きさだと検査機を通らないので、ここで立会いのうえ検査をするとのこと。
これが、検査員がなかなか来なくて、カウンターで15分も立ちんぼ状態。
この前の北海道へ行くときはこんなことはなかったのに・・・?
ようやく検査員が来て、X線とか当てて検査するのかと思ったら、チャックを開けてライトを当てて確認するだけ。オイオイ!それだけか? 出鼻をくじかれて空の人へと・・・
しまなみ海道を空から見たかったので、座席を左側窓側に。
大分空港へと着陸態勢に入っていくと、眼下に来島海峡大橋が見えてきました。
こうして見ると、よくこんな所に橋を架けるよなぁーって感心しきり。
空港ターミナルを出てすぐのところにあるのが「サイクル・ハブ」。ゆったりスペースのサイクリスト専用更衣室とメンテナンススペース、屋根付きのバイクラックがあり、着替えや組み立てがとてもスムーズ。総合案内ではフロアポンプや自転車工具のレンタルも。
日本一の「おんせん県」大分。海あり山ありの絶好のサイクリング県です。
そして旅には欠かせない、グルメや温泉は言わずもがな。
さぁーて、大分空港から始まるサイクリングジャーニー、行くよー!
まずは、国東半島をグルっと反時計回りへレッツラゴォー!
「道の駅くにさき」内にある国東市サイクリングターミナルで、コースの情報や周辺の観光スポットが載ったパンフレットも頂く。 とても充実していて情報収集にも便利です。
トップ写真にもある直線が続く自転車専用道路へ。
右手に美しい羽田海岸を望みながら疾走する。遠く四国や本州まで見渡せます。
視界に飛び込んでくるのは、空と海だけ。この道を走った者のみに与えられる贅沢なひと時だ。
ランチは「松風」さんで、名産の地ダコ「くにさき姫だこ」とタコのつみれがのった「たこちゃんぽん」をいただく。タコ以外にもアサリや野菜がたっぷりの具だくさんな一品。豆板醤で自分で辛さが調整できる。
開店と同時に入店!次々とお客さんが入ってきてかなりの人気店です。なかなかの美味しさでした!
国東半島北端の岬で、鼻のように突き出ているから「長崎鼻」へと向かいます。
長崎鼻は花スポットとしても有名で菜の花が広大な敷地に咲き誇るそうだ。
今の時期はヒマワリのようですが、残念ながらチョット遅くて、頭が垂れて活性が無いですねー
全国に多数ある長崎鼻と区別するために、香々地長崎鼻(かかぢながさきばな)とも呼ばれる。
先端に立つ灯台付近からの眺めは、ここまでの疲れを吹き飛ばしてくれる見事な景観だ。
立派な灯台があるのかと思ったら、なんかコンパクトな灯台で拍子抜け・・・
長崎鼻の一帯には海蝕洞が多く、灯台の下にも海蝕洞が大きく口を開けています。
400mほどの海岸線になんと15ヶ所の洞門、海蝕洞があるとのこと。
その一つである、パワースポットと言われている「行者洞穴」へと降りてみました。
西の海に面しているこの洞穴は、5月GW明けと8月下旬頃、夕日の沈む風景を見ることができるそうだ。
たどり着いた真玉海岸は「日本の夕陽百選」の海岸。
国東半島の西にあり、大分県で唯一、水平線に沈む夕日を望めるスポットです。
アーティストのフランセス・スィーヒさんが制作した、消防小屋の壁画アート。
真玉海岸の海や風、夕陽などが重なり合って感じた自然のイメージを表現した作品となっています。
ちょうど干潮の時間に向かう時で、海水が引き干潟状になっている。そこに夕日が反射して幻想的でロマンチックな光景が広がるのです。
目の前に広がる海で、カイトサーフィンやカイトボードの皆さんが操る、鳥か飛んでるような景色をボォーと見る。癒し~~
日が落ちるにはまだ時間があるので、時間つぶしに南下します。
海岸線を走る国道213号沿いには、縁結びの神様・粟嶋社などのロマンティックなスポットがあり、恋がかなう道「恋叶(こいかな)ロード」と呼ばれています。
真玉人道トンネル、通称「恋叶トンネル」の壁面に、楽しく写真が撮れる複数の壁画が描かれています。
豊後高田市の「昭和の町」へ。昭和30~40年代にタイムスリップしたかのような町並み。
アラフォー以上の世代にとっては「懐かしい~」、平成世代には摩訶不思議な世界の連続で「なにこれ?ヤバい、ちょーウケる」ですかね?
街の至る所に隠された懐かしい情景。映画やドラマのセットとして街が利用されることもあるとか。
人工的なテーマパークではなく、昭和30年代に国東半島一賑やかだった実際の商店街が、復活を遂げた「昭和の町」なのです。
昭和にタイムスリップ! 懐かしの昭和が盛りだくさんの町でした (^^♪
夕日の時間が迫ってきたので、真玉海岸へと戻ることに・・・
そして、心地いい疲労感を夕日が癒してくれる・・・
水面に映し出される夕日と、干潟に現れる縞模様のコントラストが、幻想的でロマンティック!
今回は半島外周の海岸線を走っただけだが、「くにさき」には至るところに寺院、石塔、仏像を見ることができ、奇峰奇岩の風景に出会うこともできるとか。機会があったら再訪したものです。
いい時間になったので、特急ソニックで輪行して別府へ。
その後、温泉で疲れを癒し、グルメを楽しむことに・・・
翌日は、メインディッシュの「やまなみハイウェイ」へと向かいます。
自転車に出合えてよかった。美しい景色の中で、改めて思うこととなります・・・ (^^)v
次の記事「息をのむ絶景といい湯を求めて★やまなみハイウェイ」へと続きます!