今週が今年一番の暑さのピークで、山の日の10日は、関東の一都六県に「熱中症警戒アラート」が発表!
ギラギラと太陽に照らされ、各地で厳しい暑さとなり、熱中症の危険性が極めて高くなる。
そんな中を走るのは、ちょっと頭のネジが外れているか?、自転車バカか?ww

このところ、ずーっと湿度も気温も高いので空気が霞んでいて、どこへ行っても眺望はイマイチ。
それならば、高い所から眼下一面に広がる雲海に浮かぶ山々を見てみようかと・・・
「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」という趣旨の祝日でもあるし、山に感謝しがてら、富士山ヒルクライムへと気温の低い所へ行って、いいところ取りして走って、いい景色を見に行ってみよう!
富士スバルライン
4合目を過ぎた先から見る絶景! いゃー気持ちいいっー!
雲海は、下界が見えないほど肉厚のときもあれば、薄っすらのときもある。
また、ボコボコと盛り上がっているときもあれば、なめらかな曲線のときもある。
そこは行ってみないと分からない。そう!雲海は一期一会の現象なのです。
富士スバルライン-001
富士スバルラインを走るのはいつ以来だろうか?
もう、十年近く前に、Mt. 富士山ヒルクライムで走って以来だね・・・

さあーて、今回はタイムは関係ないので、のんびりマッタリと行くよー!
そういえば、ヒルクライムでは、1合目、2合目までは勾配があるので抑えて走ったよね。
タイム的、きつさ的には、2ヤビツといったところですね。

富士スバルライン-002
気温も低く、太陽も木陰になるので、とても涼しくて走りやすいです。
また、このシーズンはマイカー規制中だし、コロナ禍で富士山登山も禁止。
インバウンドも観光客も少ないのでバスの往来も少なくて、とても走りやすかったですよ!

富士スバルライン-003
標高1663mの樹海台からの眺め。
眼下には、青木ヶ原樹海が拡がり、ダイナミックなパノラマが展開!と言いたいけど、
でもやはり、霞んでいてねむたい風景ですね。 河口湖も微かになんとか見えているけど・・・

富士スバルライン-004
自撮りしてみた・・・
2000mを超えてくると、ようやく雲と同等の高さになってきて、いい感じの景色になってきたよー

富士スバルライン-005
標高2020mの大沢駐車場からの眺望!
南アルプスそして中央アルプス連峰、八ヶ岳の眺望がすばらしいビューポイントです。

富士スバルライン-007
山々の稜線はハッキリと見えないけど、眼下に広がる雲海は、期待していた通りで大満足!
涼しいし、景色は最の高!だし、来て大正解でした~ (^^♪

富士スバルライン-009
そして、五合目にゴール!
やはり、当然ながら登山客はいないし、観光客も少ないしと、例年とは異なった五合目の光景でした。
到着したときは富士山山頂が見えていたものの、この後は、すっかりと雲隠れしてしまいました・・・

富士スバルライン-010
五合目で、コーヒーブレイクをして小休止。
しばらく待つものの、雲が晴れそうもないので下ることに・・・
富士山西側では雲が多いものの、まだまだ素晴らしい景色が継続してて、爽快なダウンヒル!

富士スバルライン-011
雲海の魅力は、非日常的に壮大な光景を、深い感動とともに目の当たりにできること。
それに、偶然ラッキー!みたいなレア感もある・・・
普段目で見ることのできない「空気の形」や「空気の流れ」を、実際に目視できるのも、雲海だからこそ。
空の広大さ、解放感を味わうということの気持ちよさ、雑音のない世界、何も考えないという時間…。
山の日での、素晴らしい一期一会の雲海芸術を楽しみました!