ジオパーク(地球活動の遺産を見所とする大地の公園)にも指定され、大自然の魅力あふれる東京都「伊豆大島」は、絶好のサイクリングアイランドです!
ダイナミックな火山活動を目の当たりにできるポタリングは楽しいぞー
そんな伊豆大島で、地球の息吹を満喫してきました!
島北東部にある「泉津の切通し」。まるでジブリ作品の中に迷い込んだような不思議な感覚になる。
力強く空高く伸びる幹。階段の両脇にある巨木の根はむき出しで、まるで今にも動き出しそう。
そして、周囲を苔が覆い独特な景観をつくり出しています。
上へと通じる階段は、大地を切り開いて異世界へと通じる道のようです。
階段の先からこぼれる太陽の光が、神秘的な雰囲気をさらに演出してくれます。
しばし想像力を働かせながら、じっくり見て感じてみる・・・
自然の力強さ、逞しさ、そして美しさを伝えてくれるパワースポットです!
熱海港発着のジェット船で、伊豆大島一周を日帰りでの、ちょっと慌ただしい行程。
折角なので、熱海に行く途中で湯河原梅林に寄り道です。
湯河原の幕山公園に、約4千本の紅梅や白梅が咲く梅林があります。
到着が、ちょうど日が昇ってきた時間帯だったので、梅林が山陰だったり、幕山がやや赤みを帯びてます。
湯河原梅林は、箱根山が噴火した時の溶岩が固結して出来た、標高626mの幕山の南麓に広がる「溶岩円頂丘」の壁を取り囲むように梅が植樹されています。
その様子は、まるで梅のじゅうたんのよう。
河津桜と梅林のコラボもいい感じ。
このまま、もう少し梅の香を楽しみたいところですが、出航時間が近づいてきたのでリスタート。
東海汽船では、ジェット船を利用した往復割引の企画販売があるのですが、それだと乗れる船が、行き帰りとも日中の時間帯に限られているのです。「島内に宿泊してお金を落として頂戴ね~」といった企画。
なので、いつものようにヤフオクで、35%割引になる東海汽船の株主優待をゲット。
そして、熱海港発着ならば、ジェット船を使えば島内に6時間ほど滞在できるのです。
春の季節は南東寄りの風が強いので、発着は元町港ではなくて、岡田港が多いです。
この日も案の定、岡田港に到着~
そして、時計回りで「大島一周道路」をグルっと行くよー!
泉津地区の道路沿いに、椿の大木が道の両側から覆い被さるような「椿のトンネル」が続いています。
太い幹から何本も枝分かれして、晴れてても薄暗い。
トンネルは約100mにも渡って続き、中には樹齢約200年にも達する古木もあるとか。
訪れたのが遅かったのか、暖冬のせいなのか、残念ながら椿の花は終わっていました・・・
大島公園辺りに来ると、こんなに椿の花が落ちているところもあったり。
丸ごと花が地面に落ちているのを見ると、美しくもあり、命のはかなさも感じますね。
花が丸ごと落ちているのを見ると、昔は生首みたいで縁起が悪いともいわれたそうです。
所々では、このような石積みされた溶岩に苔生した所がある。火山島ならではですね。
久しぶりに大島一周道路を走りましたが、バイパス道路が出来ていたり、舗装が綺麗になっていたりと。
信号はないし、クルマも少ないしと、とても走りやすいです。
そして「裏砂漠」へ!(クリックで拡大)
裏砂漠は国土地理院が発行する地図に唯一「砂漠」と表記された場所です。
伊豆大島の象徴ともいえる、三原山の度重なる噴火によって降り注いだマグマのしぶきが大地を焼き、植物を燃やし、一面黒い世界を作り上げています。
風が強く吹きぬける場所でもあるため、植物が定着しにくく、まさに「砂漠的」な光景がひろがっています。
ここ、東京都です! 東京砂漠~♫ (内山田洋とクールファイブ?w)
東側一帯にも、地表を黒い火山岩(スコリア)で覆われた「裏砂漠」が広がってる。
いゃー、月面着陸したような景色だぁ~
伊豆大島は富士箱根伊豆国立公園に属し、「裏砂漠」周辺は特別保護地区として車両の乗り入れが禁止、自然環境や生態系が十分に保護された地区となっています。
ちょうど、赤色灯を点けた4WDのパトロールカーが走り抜けて行きました・・・
何も無いからこそ、大自然の力を強く感じることができる裏砂漠。
圧倒的な空間、圧倒的なパワースポット!
そんな裏砂漠ですが、写真ではそのスケール感が伝わらないので、この動画を見てみてね。
ダウンヒル途中で海岸線に出てくると見えてくる「筆島」。
伊豆大島の誕生前、数十万年前までここで活動していた古い火山島の名残です。
火山活動を終えた島は、やがて波に削られて、マグマの通り道で固まった硬い岩が海に取り残されました。
そして、火口が港に大変身した「波浮港」へと。
かつては、838年の火山噴火でできた火口に雨水がたまってできた火口湖でした。
この池は「波浮の池」と呼ばれ、その後、1703年の元禄大地震と津波のために、波浮の池は決壊して海と繋がり天然港となったのです。
波浮港の近くに、いい感じの「椿のトンネル」がありました~
島内には約300万本あると言われている椿。
観賞としての木だけではなく、椿油をはじめ防風林であったりと島民の生活にかかせない木なのです。
島の南西部、沿岸を行く大島一周道路を走っていると、ひときわ目を引く見事な地層の縞模様が突如あらわれます。そう!地層切断面へとやってきましたよ。
最寄りのバス停は、そのまんまの「地層断面前」。
この美しい縞模様は、その見た目から「バームクーヘン」の愛称で親しまれています。
実際、島内の洋菓子店ではその形を模したバームクーヘンも商品として販売されています。
この地層切断面は、昭和28年に大島一周道路の建設工事中に偶然発見されたものなのです。
気の遠くなるような長い年月をかけて何層にもわたって降り積もってきた火山灰等の堆積物が、ご覧のような地層の美しい縞模様となって、私たちの前に現れているのが地層切断面なのです。
それは、まるで大地の年輪のようですね!
ダイナミックな火山活動を目の当たりにできるポタリングは楽しいぞー
そんな伊豆大島で、地球の息吹を満喫してきました!
島北東部にある「泉津の切通し」。まるでジブリ作品の中に迷い込んだような不思議な感覚になる。
力強く空高く伸びる幹。階段の両脇にある巨木の根はむき出しで、まるで今にも動き出しそう。
そして、周囲を苔が覆い独特な景観をつくり出しています。
上へと通じる階段は、大地を切り開いて異世界へと通じる道のようです。
階段の先からこぼれる太陽の光が、神秘的な雰囲気をさらに演出してくれます。
しばし想像力を働かせながら、じっくり見て感じてみる・・・
自然の力強さ、逞しさ、そして美しさを伝えてくれるパワースポットです!
熱海港発着のジェット船で、伊豆大島一周を日帰りでの、ちょっと慌ただしい行程。
折角なので、熱海に行く途中で湯河原梅林に寄り道です。
湯河原の幕山公園に、約4千本の紅梅や白梅が咲く梅林があります。
到着が、ちょうど日が昇ってきた時間帯だったので、梅林が山陰だったり、幕山がやや赤みを帯びてます。
湯河原梅林は、箱根山が噴火した時の溶岩が固結して出来た、標高626mの幕山の南麓に広がる「溶岩円頂丘」の壁を取り囲むように梅が植樹されています。
その様子は、まるで梅のじゅうたんのよう。
河津桜と梅林のコラボもいい感じ。
このまま、もう少し梅の香を楽しみたいところですが、出航時間が近づいてきたのでリスタート。
なので、いつものようにヤフオクで、35%割引になる東海汽船の株主優待をゲット。
そして、熱海港発着ならば、ジェット船を使えば島内に6時間ほど滞在できるのです。
春の季節は南東寄りの風が強いので、発着は元町港ではなくて、岡田港が多いです。
この日も案の定、岡田港に到着~
そして、時計回りで「大島一周道路」をグルっと行くよー!
泉津地区の道路沿いに、椿の大木が道の両側から覆い被さるような「椿のトンネル」が続いています。
太い幹から何本も枝分かれして、晴れてても薄暗い。
トンネルは約100mにも渡って続き、中には樹齢約200年にも達する古木もあるとか。
訪れたのが遅かったのか、暖冬のせいなのか、残念ながら椿の花は終わっていました・・・
大島公園辺りに来ると、こんなに椿の花が落ちているところもあったり。
丸ごと花が地面に落ちているのを見ると、美しくもあり、命のはかなさも感じますね。
花が丸ごと落ちているのを見ると、昔は生首みたいで縁起が悪いともいわれたそうです。
所々では、このような石積みされた溶岩に苔生した所がある。火山島ならではですね。
久しぶりに大島一周道路を走りましたが、バイパス道路が出来ていたり、舗装が綺麗になっていたりと。
信号はないし、クルマも少ないしと、とても走りやすいです。
そして「裏砂漠」へ!(クリックで拡大)
裏砂漠は国土地理院が発行する地図に唯一「砂漠」と表記された場所です。
伊豆大島の象徴ともいえる、三原山の度重なる噴火によって降り注いだマグマのしぶきが大地を焼き、植物を燃やし、一面黒い世界を作り上げています。
風が強く吹きぬける場所でもあるため、植物が定着しにくく、まさに「砂漠的」な光景がひろがっています。
ここ、東京都です! 東京砂漠~♫ (内山田洋とクールファイブ?w)
東側一帯にも、地表を黒い火山岩(スコリア)で覆われた「裏砂漠」が広がってる。
いゃー、月面着陸したような景色だぁ~
伊豆大島は富士箱根伊豆国立公園に属し、「裏砂漠」周辺は特別保護地区として車両の乗り入れが禁止、自然環境や生態系が十分に保護された地区となっています。
ちょうど、赤色灯を点けた4WDのパトロールカーが走り抜けて行きました・・・
何も無いからこそ、大自然の力を強く感じることができる裏砂漠。
圧倒的な空間、圧倒的なパワースポット!
そんな裏砂漠ですが、写真ではそのスケール感が伝わらないので、この動画を見てみてね。
ダウンヒル途中で海岸線に出てくると見えてくる「筆島」。
伊豆大島の誕生前、数十万年前までここで活動していた古い火山島の名残です。
火山活動を終えた島は、やがて波に削られて、マグマの通り道で固まった硬い岩が海に取り残されました。
そして、火口が港に大変身した「波浮港」へと。
かつては、838年の火山噴火でできた火口に雨水がたまってできた火口湖でした。
この池は「波浮の池」と呼ばれ、その後、1703年の元禄大地震と津波のために、波浮の池は決壊して海と繋がり天然港となったのです。
波浮港の近くに、いい感じの「椿のトンネル」がありました~
島内には約300万本あると言われている椿。
観賞としての木だけではなく、椿油をはじめ防風林であったりと島民の生活にかかせない木なのです。
島の南西部、沿岸を行く大島一周道路を走っていると、ひときわ目を引く見事な地層の縞模様が突如あらわれます。そう!地層切断面へとやってきましたよ。
最寄りのバス停は、そのまんまの「地層断面前」。
この美しい縞模様は、その見た目から「バームクーヘン」の愛称で親しまれています。
実際、島内の洋菓子店ではその形を模したバームクーヘンも商品として販売されています。
この地層切断面は、昭和28年に大島一周道路の建設工事中に偶然発見されたものなのです。
気の遠くなるような長い年月をかけて何層にもわたって降り積もってきた火山灰等の堆積物が、ご覧のような地層の美しい縞模様となって、私たちの前に現れているのが地層切断面なのです。
それは、まるで大地の年輪のようですね!
もうすこし時間があれば、表側から三原山を登りたかったのですが、帰りの船の時間も迫ってきたので、残念ながら諦めることに。
乗り遅れたら島内で一泊となって、翌日、仕事に行けないですからねー (^^;;
そして岡田港で、軽トラで露店販売していた「大島牛乳」のアイスクリームでクールダウン。
販売されていた方が、かつて村議会の議長さんをおやりになられていた方とかで、いろいろと大島の歴史や自然災害についてお話をしてくださって、とても興味深かったと共に、いい勉強になりました。
こんな、人との繋がりもいいものですね。
そして岡田港で、軽トラで露店販売していた「大島牛乳」のアイスクリームでクールダウン。
販売されていた方が、かつて村議会の議長さんをおやりになられていた方とかで、いろいろと大島の歴史や自然災害についてお話をしてくださって、とても興味深かったと共に、いい勉強になりました。
こんな、人との繋がりもいいものですね。
sum@YH28330その後、納輪して熱海駅から電車の人へと..... (^^♪締めは温泉マニアの聖地として知られる熱海の福島屋旅館で一湯入魂♨︎です。
2020/02/24 18:58:16
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