一年に一度、桃が開花するこの時期にしか楽しめない桃の花めぐり。
加えて、今年は寒の戻りがあって桜の満開が遅れ、なんと桃と桜が同時に愛でれるチャンス!
そんなお花見サイクリングコース、山梨のフルーツ&ピーチラインを走ってきました。
勝沼からフルーツラインを反時計回りして、いくつかの一本桜や、笛吹川フルーツ公園をめぐり、その後、ピーチラインを駆け抜け、春日居の桃畑一帯の桃の花を楽しむ。
最後は甲府盆地南側の中層エリアの一面桃畑の中をポタリングするコース。
見事な桜をめぐり、桃の花のピンクの絨毯の中を走り、遠くには南アルプスや富士山を望む、日本で山梨でしか味わえない年に一度、そして平成最後の桜&桃の同時のお花見ポタリングです!
まずは、勝沼ぶどう郷駅を囲む甚六桜。 地元の桜育成会「甚六会」から名付けられました。
旧勝沼駅跡には今もスイッチバック時代の島式のホームがあり、当時の看板も残されています。
ホームの上も桜並木になっており、まさに桜色一色! 勝沼ぶどう郷駅を通る電車とのコラボも楽しめます。
在来線でちょっと画にならないけれど、甚六桜と電車のコラボは、まさにここだけ。
その後、駅周辺の鉄道遺構を散策へと。
電気機関車EF6418と桜。中央本線が単線だった頃を知る退役した機関車です。
明治の鉄道遺産「大日影トンネル」は明治36年(1903年)に開通し、その後のぶどうやワインの輸送に大きな影響を与え、周辺地域に大きな革命をもたらしました。
平成9年(1997年)その役目を終えた後、当時の線路や水路をそのままに遊歩道として整備されました。
残念ながら現在は、漏水等により閉鎖され、中を通ることは出来ません。
このトンネルは通称「菱山ガード」と呼ばれ、長さ29m、幅3mのレンガ積みアーチ構造の歩行者用トンネル。
2つのトンネルが連結されており、写真奥は明治36年(1903年)中央本線開通当時に造られ、手前は大正2年(1913年)勝沼駅開設に伴い、スイッチバックの引き込み線を通過させるために造られました。
鉄道の歴史を感じたあとは、いよいよフルーツラインへとペダルをこぎ出す・・・
山の中腹を走るフルーツラインの牛奥トンネルと出たところにある展望スペースからの塩山市街地。
肉眼では北岳とか南アルプスが見えましたが、写真ではわからないですねー
アップダウンを繰り返しながら、夢窓国師が開創したといわれる慈雲寺へ。
地域教育発祥の地といわれています。
境内には樋口一葉の文学碑があり、裏面には明治の文豪たちが名前を連ねています。
樹齢300年を超える桜、エドヒガンザクラの変種で糸のように枝を垂らす様からイトザクラと呼ばれています。
流石にちょっと、見ごろが過ぎていますねー でもその姿は壮観!
次なるは、慈雲寺からすぐ近くにある周林寺へ。
最盛期を過ぎて花が白くなっているけれど、まだまだ見ごろ!
山門を桜が覆っています。 この桜は綺麗な半円形をしていることからボンボリ桜と呼ばれている。
枝が地に付きそうなほどの長さで美しい容姿です!
木の根元から上を見ると、まさに桜のベール!
まだまだ続きます♪ 山梨市牧丘町にあるしだれ桜、乙ヶ妻(おっかづま)のしだれ桜へと。
樹高約9m、推定樹齢200年、山梨市の天然記念物に指定されている。
小高い丘の上に立つ孤高の桜です。
一本桜として佇む様子は可憐ながらも力強い容姿です。
幹に支柱がないので撮影しやすいことから、その姿を写真におさめようとカメラを手に訪れる人も多いです。
いゃー、まさに満開! 桜並木もいいですが、こうして、一本桜とじっと向き合うのもいいものです
花は一重五弁の淡紅色、大枝に目立った枯損は無くて、樹勢は旺盛です。
青空にいちばん似合うのが、高層ビルってわけではありませんね。桜はやはり青空に映えますね~
乙ヶ妻を後にして、笛吹川フルーツ公園をめぐり、春日居町へとダウンヒル。
途中所々では、いろんな桜が満開! とある神社にあったしだれざくらが見事!
クルマで通りかかった人がみんな降りて写真を撮ってましたよ。
山梨上空は、韓国や九州・中国地方への航路となっているので、いろんな飛行機が航跡を描いていました。
春日居町駅から東へ向かう道は「ピーチライン」の名の通り、両脇に桃畑が広がっています。
菜の花と、富士山や南アルプスの眺望が目を楽しませてくれます。
桃の花と、沿道に植えられた菜の花が競うように咲き誇り、一帯をピンクと黄で彩っている。
桃畑に入ると、青空は全て満開の桃の花の空。枝にぎっしり満開の桃の花が咲いていました。
菜の花の香りも・・・。
これが桃色!(^^)v
遠くまで広がる満開の桃の花、見渡す限りの桃の花は桃源郷そのもの。
「桃色」とは、桃の花のような、紅花で淡く染めた色のこと。
その起源は古く、万葉集にはすでに「桃花褐(ももそめ)」という記述があります。
英名の「ピンク」の訳語として用いることもありますが、ピンクはナデシコ科ナデシコ属植物の花の色であって意味が違います。
JISの色彩規格でも異なる色としており、ピンクより桃色の方が赤みが少し強いのです。
こんな感じで、平成最後の桜と桃の花を愛でにポタポタと・・・
今私たちは日本の歴史の、どのあたりを歩いているのでしようね?
来年は、令和最初の桜と桃の花。
時代が変わりますが、当たり前のことのように満開の春を迎えられるのは、幸せなことですね ♪
加えて、今年は寒の戻りがあって桜の満開が遅れ、なんと桃と桜が同時に愛でれるチャンス!
そんなお花見サイクリングコース、山梨のフルーツ&ピーチラインを走ってきました。
勝沼からフルーツラインを反時計回りして、いくつかの一本桜や、笛吹川フルーツ公園をめぐり、その後、ピーチラインを駆け抜け、春日居の桃畑一帯の桃の花を楽しむ。
最後は甲府盆地南側の中層エリアの一面桃畑の中をポタリングするコース。
見事な桜をめぐり、桃の花のピンクの絨毯の中を走り、遠くには南アルプスや富士山を望む、日本で山梨でしか味わえない年に一度、そして平成最後の桜&桃の同時のお花見ポタリングです!
まずは、勝沼ぶどう郷駅を囲む甚六桜。 地元の桜育成会「甚六会」から名付けられました。
旧勝沼駅跡には今もスイッチバック時代の島式のホームがあり、当時の看板も残されています。
ホームの上も桜並木になっており、まさに桜色一色! 勝沼ぶどう郷駅を通る電車とのコラボも楽しめます。
在来線でちょっと画にならないけれど、甚六桜と電車のコラボは、まさにここだけ。
その後、駅周辺の鉄道遺構を散策へと。
電気機関車EF6418と桜。中央本線が単線だった頃を知る退役した機関車です。
明治の鉄道遺産「大日影トンネル」は明治36年(1903年)に開通し、その後のぶどうやワインの輸送に大きな影響を与え、周辺地域に大きな革命をもたらしました。
平成9年(1997年)その役目を終えた後、当時の線路や水路をそのままに遊歩道として整備されました。
残念ながら現在は、漏水等により閉鎖され、中を通ることは出来ません。
このトンネルは通称「菱山ガード」と呼ばれ、長さ29m、幅3mのレンガ積みアーチ構造の歩行者用トンネル。
2つのトンネルが連結されており、写真奥は明治36年(1903年)中央本線開通当時に造られ、手前は大正2年(1913年)勝沼駅開設に伴い、スイッチバックの引き込み線を通過させるために造られました。
鉄道の歴史を感じたあとは、いよいよフルーツラインへとペダルをこぎ出す・・・
山の中腹を走るフルーツラインの牛奥トンネルと出たところにある展望スペースからの塩山市街地。
肉眼では北岳とか南アルプスが見えましたが、写真ではわからないですねー
アップダウンを繰り返しながら、夢窓国師が開創したといわれる慈雲寺へ。
地域教育発祥の地といわれています。
境内には樋口一葉の文学碑があり、裏面には明治の文豪たちが名前を連ねています。
樹齢300年を超える桜、エドヒガンザクラの変種で糸のように枝を垂らす様からイトザクラと呼ばれています。
流石にちょっと、見ごろが過ぎていますねー でもその姿は壮観!
次なるは、慈雲寺からすぐ近くにある周林寺へ。
最盛期を過ぎて花が白くなっているけれど、まだまだ見ごろ!
山門を桜が覆っています。 この桜は綺麗な半円形をしていることからボンボリ桜と呼ばれている。
枝が地に付きそうなほどの長さで美しい容姿です!
木の根元から上を見ると、まさに桜のベール!
まだまだ続きます♪ 山梨市牧丘町にあるしだれ桜、乙ヶ妻(おっかづま)のしだれ桜へと。
樹高約9m、推定樹齢200年、山梨市の天然記念物に指定されている。
小高い丘の上に立つ孤高の桜です。
一本桜として佇む様子は可憐ながらも力強い容姿です。
幹に支柱がないので撮影しやすいことから、その姿を写真におさめようとカメラを手に訪れる人も多いです。
いゃー、まさに満開! 桜並木もいいですが、こうして、一本桜とじっと向き合うのもいいものです
花は一重五弁の淡紅色、大枝に目立った枯損は無くて、樹勢は旺盛です。
青空にいちばん似合うのが、高層ビルってわけではありませんね。桜はやはり青空に映えますね~
乙ヶ妻を後にして、笛吹川フルーツ公園をめぐり、春日居町へとダウンヒル。
途中所々では、いろんな桜が満開! とある神社にあったしだれざくらが見事!
クルマで通りかかった人がみんな降りて写真を撮ってましたよ。
山梨上空は、韓国や九州・中国地方への航路となっているので、いろんな飛行機が航跡を描いていました。
春日居町駅から東へ向かう道は「ピーチライン」の名の通り、両脇に桃畑が広がっています。
菜の花と、富士山や南アルプスの眺望が目を楽しませてくれます。
桃の花と、沿道に植えられた菜の花が競うように咲き誇り、一帯をピンクと黄で彩っている。
桃畑に入ると、青空は全て満開の桃の花の空。枝にぎっしり満開の桃の花が咲いていました。
菜の花の香りも・・・。
これが桃色!(^^)v
遠くまで広がる満開の桃の花、見渡す限りの桃の花は桃源郷そのもの。
「桃色」とは、桃の花のような、紅花で淡く染めた色のこと。
その起源は古く、万葉集にはすでに「桃花褐(ももそめ)」という記述があります。
英名の「ピンク」の訳語として用いることもありますが、ピンクはナデシコ科ナデシコ属植物の花の色であって意味が違います。
JISの色彩規格でも異なる色としており、ピンクより桃色の方が赤みが少し強いのです。
こんな感じで、平成最後の桜と桃の花を愛でにポタポタと・・・
今私たちは日本の歴史の、どのあたりを歩いているのでしようね?
来年は、令和最初の桜と桃の花。
時代が変わりますが、当たり前のことのように満開の春を迎えられるのは、幸せなことですね ♪