ここ数回の飛行機輪行はLCCを利用していましたが、今回の美瑛・十勝・富良野の旅では、久しぶりのANAでの飛行機輪行。
旭川空港へはLCCがないことからANAとなましたが、よく使っているJetstar★が、自転車預けについて値上げされたと共に、自転車を「大きな荷物」として追加料金を取る改悪になったのです。
具体的には、これまでの受託手荷物料金(~15kg)が2,000円から2,600円に値上がりし、これに加えて、ホイール・ハンドル・ケースを含めて1辺の長さが1mを超えるサイズの大きな手荷物に、2,000円の追加料金がかかるようになりました。
LCC航空チケットを安くゲットしても、自転車預けでプラス4,600円も取られるのです。
飛行機輪行
飛行機輪行
他方、ANAですが、これまた自転車の預け入れる仕様が変わっていました・・・
3辺の合計が203cm以内とあるではないですか!
でも、なお書きがあって、お問い合わせくださいと......。

飛行機輪行
あまり利用しないですが、JALも見てみると、サイズ制限が50cm×60cm×120cm以内!
ANAもJALも確実に輪行袋のサイズを超えていて、ありゃー!と思いますが、ちゃんと預かってくれます。

これらのサイズ制限はコンテナに収まるかどうかの基準で、自転車は別なのです。
自転車はコンテナではなく、バルクカーゴ室と言う別の収納になります。
ただし、バルクカーゴ室は使う機体により大きさが異なるので、予約時に各社に問い合わせて、サイズを確認する必要があるのです。
以前は、いちいち問い合わせする必要がなかったのになぁー


最近、JALが専用自転車輸送ボックス「SBCON(エスビーコン)」の開発をリリースしました。
当面は実証実験の段階で、まずはモニターツアーを行っていく予定とか。
空港まで輪行して、空港でばらしてボックスに入るのか? なんか使い難そうだなぁー
料金はいくらなのか、空港までの持ち込みはどうするのかなど、まだ未確定の部分は多そうですね。

飛行機輪行
他の注意点としては、以前から変わりませんが、
  • パンク修理キットなど可燃性のチューブは預けられない。
  • CO2ボンベは、4個までなら機内持込・受託手荷物として可。
  • 電動変速機(リチウムイオン電池)も不可の場合がある。
預け入れ時には、タイヤのエアーも抜く必要がありますが、
最近では、どこの空港でも総合案内所でフロアータイプの空気入れが借りられるようになりましたね!

飛行機輪行
飛行機輪行するたびに?と思うのが、自転車を預ける際に、X線のレーンを通す時と、フリーパスで中を何も確認することなく受け取ってくれる時がある。
今回も、羽田空港ではフリーパスで、旭川空港ではX線のチェックを受けた・・・
羽田空港では、X線を通す時ある・・・なんで?

飛行機輪行は、一足飛びに目的地にアプローチできるので、時間が効率的に使える上に、電車輪行では味わえない感動サイクリングを楽しむことができる!
今後の飛行機輪行の仕様や使い勝手がどのような方向になるかわかりませんが、サイクルツーリズムを推進する取り組みに向かってほしいものですね~!