絶景好き、風景を楽しみたい小生にとっては、とてもありがたい気象予報サイト SCW!
過去記事で、気象庁データを基にスーパーコンピューターが計算した予測値を、1時間ごとの詳細な雨雲や雲量などを地図上で確認できる便利なサイト「GPV」をご紹介しましたが・・・ 
そのGPVの進化版として「SCW」がリリースされているのをご存知ですか?
(SCWとは「Super C Weather」の略)
SCW
使用方法はGPVと同様で簡単で、実画面例(雨量・雲量/気圧・風速/気温・湿度)を見ればお分かりいただけると思うので、詳細は割愛しますね。
SCW
GPVからSCWへの主な改善点としては、以下の通りです。

●スマホでも使える
GPVは、本来PC用に開発されたもので、スマホでは使い難かったのですが、
SCWは、スマホとしても使いやすくリバイスされました。

●画面の大きさの切替が容易
画面スワイプで移動、ピンチイン・ピンチアウトで縮小・拡大ができる。
画面スケールは「局地・詳細・広域」と切り替えられる。
局地は2kmメッシュ、詳細は5kmメッシュですが、詳細で充分!

●予報時間のセット
GPVは、◁、▷マークやスライダーで予報時間を変えていましたが、
SCWはこれら加えて画面の右側or左側をタップすることで、1時間ずつ変えられるようになりました。
予報時間は、詳細だと39時間(約1.5日)、広域で264時間(10日)まで見られる。
有料サイト(280円/月・税抜)だと、局地で9時間まで見られるのですが、無料版の詳細で充分ですね。

●観測地点の地図表示
画面左下の地図で観測地点が確認できる。
また、左上の設定から地形図等の表示に変えられる。

●雨量・雲形・雲量の表示
画面右下のボタンをタップすることで予測⇔観測の切替ができる。
雲量は白黒表示で、黒→白が雲量の少→多に対応。
なので、絶景を見るには、真っ黒な画面がよいのです。この点はGPVと同様ですね。

SCW
過去の観測結果で、雲形・雲量が見られます。 スマホ画面で見るとこんな具合。
雲形は、ややっこしいので説明は割愛します。(詳しくはこちら
先日の後立山連峰の雲のかかり具合を確認すると、改めて悔しがられます。w

SCW
あす25日も強い冬型の気圧配置が続いて、強烈な寒気が居座る感じです。
寒さのピークは26日(金)で、風も強く、より寒さが厳しそうです。

こんな感じにリバイスされたSCW・・・
絶景を楽しみたいなら、天気予報は欠かせない。
しかし、一般の天気予報があまり有益でないことは誰しも思っていること・・・。
目的地に着いたら雨だった、雲が厚いなどということは、できるなら避けたいですよね。
SCWは、気象予報ツールとして必須アイテムです!