尾道と今治の間を6つの島を数珠つなぎに結ぶ、全長約70kmの日本で初めての海峡を横断する自転車道。
そう、サイクリストの聖地、しまなみ海道を走ってきました!
しまなみ海道
釈迦に説法、しまなみ海道について改めて説明することもないですね。
今更、何を語ることがあるだろうか。
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今回は、2泊3日の行程で、
初日は、新幹線輪行で新尾道駅を起点に、しまなみ海道を尾道から今治へ、
2日は、四国のてっぺん、UFOラインへ、
最終日は、しまなみ海道・ゆめしま海道を今治から尾道へと・・・。
ルート図は、初日+最終日の、しまなみ海道&ゆめしま海道の往復をひいています。

尾道を出てすぐにコンデジが故障してしまい、意気消沈。あらら.....
しょうがないので、スマホのカメラで撮ることに。

3日間、カメラよりも心のシャッターを切る回数が多い旅にしました。
立ち止まって記憶する。そんな旅もたまにはいいですね…
なので、写真(備忘録ネタ)が少ないのであしからず・・・

よろしければ、以下のしまなみ海道の過去記事もご覧ください。
しまなみ海道-001
(ONOMICHI U2:サイクリスト向けの複合施設。尾道駅近くにある、自転車乗りでなくても楽しめる場所で、おしゃれな宿泊施設・レストラン・カフェ・ショップがある。)

尾道から今治へ、推奨ルートを路面明示するブルーラインから外れ、裏しまなみ海道を走るのも、新たな発見があって楽しいです。
体力や時間など、条件に合わせて色々な楽しみ方ができるのも、しまなみ海道の魅力ですね。
コース選びも多種多様。それぞれの島を時計回り、あるいは反時計回りと選べるのである。

しまなみ海道-002
(しまなみ海道で尾道側から2番目の因島大橋。橋は2層構造になっていて、下の部分が徒歩や自転車などでが通行することができます。)

多島美という独自の景色をつくり出しながらもなお、その魅力が止まりません。
潮流が激しい瀬戸内に、白亜の線を描く7つの橋が島をつなぐ。
自然の造形美に重なり合う島影の優美さと、巨大な橋の融合は、唯一無二の存在として、日本の美しさを世界に知らしめている。


昨今では、ミシュラン・グリーンガイドや米国CNNの「世界の最も素晴らしい7大サイクリングコース」の一つにも選ばれるほど、世界中のサイクリストから注目を集めていますよね。

しまなみ海道-004
今回で4回目のしまなみ海道の来訪ですが、何回走っても飽きません。

しまなみ海道-005
(しまなみ海道の尾道側から4番目の多々良大橋、広島県と愛媛県との県境にかかる斜張橋です。この橋は完成時には斜張橋として世界最長を誇り、鳥が羽を広げたような美しい姿ですね。)

瀬戸内の船の行き来する風景や多島美を眺めながら、島の暮らしを感じ、食べ歩き(走り?)するなど、のんびりポタリングを楽しむことに。

しまなみ海道を結ぶ各島には魅力がいっぱい!
向島のチョコファクトリー、因島のお好み焼き「いんおこ」、生口島の絶品ジェラートや穴子丼、伯方の塩を使った塩ラーメン、瀬戸内の海の幸、そして今治の焼き鳥、美味しいお酒などを楽しみました。
ご当地グルメに舌鼓するのも、しまなみ海道ならでは、ですね。

しまなみ海道-006
しまなみ海道だけではなく、瀬戸内サイクリングは奥が深い。
今回は、復路で「ゆめしま海道」へもハンドルを向けてみました。
ゆめしま海道は、因島・生口島の東側に囲まれるように点在する岩城島・生名島・佐島・弓削島の4つの島を結ぶ海道のこと。

しまなみ海道-007
ゆめしま海道は、陸地部やしまなみ海道とは橋でつながっていないので、船で渡らなければなりません。
いくつか航路はありますが、因島の土生港から生名島へ渡りました。
岩城島以外の3島はすでに橋でつながっています。

小さな路地、小船が浮かぶ入り江、住民との出会い、島々に流れるゆるやかな時間などしまなみ海道と比べ距離も短く、ゆっくりポタリングするには最適な海道でした。

しまなみ海道-008
しまなみ海道の魅力は、何と言っても海の上を走ることができること!
ペダルを踏み込むたびに近づいてくる壮観な橋を心に刻めば「しまなみ海道最高!」という思いに駆られる。
そして、随所に流れる、ゆるやかな時間を感じられること。

瀬戸内の穏やかな風を受けて、一般的なサイクリングとは別格の爽快感が味わえる♪
そんな、しまなみ海道、またいつか、新たな魅力スポットを探し出すために再訪します・・・

中日2日目の「四国のてっぺん絶景ロード★UFOライン」へと続きます.....