乗鞍高原と乗鞍岳・畳平を結ぶ長野県道84号乗鞍岳線「乗鞍エコーライン」。
唯一無二の絶景ロードで、国内数ある道の中でもトップクラスと言っていい、とても好きな道!
終点部が、自転車で走っていける日本最高地点、標高2716mに到達するというクライマックスも気分爽快!
そんな夏色のエコーラインを2年ぶりに走ってきました!
(どこかの鉄道会社のポスターみたいですが....)
釈迦に説法ですが、乗鞍岳は単独の山ではないのです。
標高3026mの剣ヶ峰を主峰とする23の峰と7つの湖、8の平原から成る壮大な山岳風景を形成する総称。
剣ヶ峰は比較的お手軽に登れる標高3000m峰なので、畳平から剣ヶ峰へと、なんちゃって登山もしたりと・・・
乗鞍高原観光センターから見る乗鞍岳。剣ヶ峰に雲がかかっていますね。
この日の乗鞍エコーラインは、雲が多いものの、まずまずの景色が望めました。
でも、畳平に着いたら一気に雲の中へと.....
乗鞍エコーラインは、三本滝から上部は通年マイカー規制が実施されています。
三本滝~県境ゲート間では、乗鞍岳の自然を保護するため、マイカー規制(バス、タクシー、自転車以外の一般車両の通行禁止)を実施。
積雪期は通行止めとなるため、例年、通行できるのは7月〜10月のわずか4ヶ月間なのです。
善五郎の滝の駐車場のあたりに来ると、木々が開いて乗鞍岳のパノラマが出迎えてくれる。
そしてその先の鈴蘭橋から見る乗鞍岳。
剣ヶ峰は相変わらずベールがかかったように白い雲がかかっている。今日はこのままこんな感じなのか?
遠く上の方に、ガードレールが続いてるのが見えます。 いゃー、まだまだ先は長く高いねー
摩利支天付近。
このあたりは、紅葉の季節では様々な木の種類が多く、色鮮やかな中を走ることが出来るのです。
いくつかのヘアピンカーブを重ねていくと、ほんのり硫黄の臭いがする冷泉小屋へとやってくる。
冷泉小屋の向かいから滝のように流れ出る冷泉。冷泉を祀る薬師如来も安置されています。
夏でも4℃の湯の花を含んだ冷泉が湧いていて、昔、冷泉を沸かし入浴するすると病気が治るとされたとか。
位ヶ原山荘は標高2350m。乗鞍高原からエコーラインを2/3ほど上って来た地点に位置する。
ちょっとここで一呼吸置いて小休止、山荘をお邪魔する・・・
位ヶ原山荘は、四季折々美しい山岳風景を見せる乗鞍岳に溶け込むように佇む「天空のオアシス」ですね。
位ヶ原山荘名物!焼きたての「天空のたい焼き」を美味しく頂いてリスタート!
空にのびる絶景ロードは、雲がモクモクと現れてきた・・・
来た道を振り返る。
くねくねと幾重ものカープをトレースしてきたのが見えますね・・・
屋根板・富士見沢に広がる壁を仰ぎ見る。
ここは紅葉の時は、錦絵のようにとても綺麗なのです。
少し雲が切れて青空が見られるようになってきたかな?
11号カーブの辺りに来ると、森林限界となって、さらに乗鞍岳が大きく見えてくると共に、雪渓も現れてくる。
いい感じで青空が広がってきて景色も最高!
剣ヶ峰の標高は3026m! 国内では19番目に高い山になります。
とはいえ、3000m級の山の登り易さでは国内1位かもしれませんね。
ちなみに、山の容姿が馬の鞍に似ていることから「乗鞍」という名前が付いたそうです。
4号カーブの手前にやってきた。
ここからは天気がいいと穂高連峰が見えるのですが、生憎、雲が多くてパッとしないですねー
かろうじて前穂高岳の頂が見えているけれど、奥穂高岳や槍ヶ岳は残念ながら雲隠れ・・・
位ヶ原の先に見えるはずの中央アルプスも霞んでるし・・・
夏に車道際で触れる大雪渓は乗鞍岳だけ。雪融けの水が山麓に湧き出すまで、50年もかかるとか。
雲が流れていくものの、なかなか剣ヶ峰の頂上は見えないねー
そして、長野・岐阜県境地点の標高2716m地点、自転車が走行して到達できる最高地点であり、日本一高地を車両で通行できる地点である。
かつてはマイカーが到達できた最高地点でもありました。
今年から新しく、日本一高いバス停「標高2716m」が設置されましたよ。
今までは県境の標識をバックに撮っていましたが、これからは、日付が入ったバス停でパシャ!ですね。
他のバス停名の候補として「日本一の高いところにあるバス停」や「2716」もあったそうですが、なんやかんや最終的に「標高2716m」に決まったとか。
ポールは国立公園内にあることから茶色とし、雷鳥の親子を象ったデザイン。
ご来光と一緒に撮影すると、逆光で雷鳥の親子が黒く浮かび上がる設計になっているのです。
<標高2716mバス停> 標高2716m そのまんま(笑)
以前のご来光バスだけの「県境ゲート臨時バス停」は無くなり、 今回開設された「標高2716mバス停」に統一されました。
畳平や観光センターもキャラクターが描かれたバス停が新しくお目見えです。
全部を見収めるミッションコンプリートも楽しいものですよ。
奥は畳平のバスターミナル、手前はカルデラのようなえぐられた凹みにある鶴ヶ池。
上空から見ると、池が鶴のかたちをしていることから、鶴ヶ池と呼ばれている。
真っ白な厚い雲がまるで生き物のように動き回ってました。
突然ですが「鉄人28号」というアニメを知ってますか? 若い方は知らないかなぁー
この劇中に「乗鞍岳の覆面の怪人」が登場します。戦後、乗鞍岳山中の地下研究施設で、独りで「鉄人26号」から「鉄人28号」までを作り上げた人物なのです。
詳しい事は謎に包まれていて、PX団と手を結んで鉄人を国外に持ち出そうとして失敗、銃撃戦の中で命を落としたとか・・・ なんやそれ?(笑)
どうでもいい、つまらない話でしたね。 失礼しました。(^^;;
畳平に自転車を置いて、サイクリストからクライマーの人へと・・・
バスターミナル下(写真手前)にはお花畑。ここからの景色が好きなんだよなぁー
鶴ヶ池の横を通っていく行くと、肩の小屋、剣ヶ峰に行く道へと続きます。
乗鞍岳には高山植物が多く自生しています!
そんな中でも、より美しい花がこの「コマクサ」です。
高山植物の女王と言われる所以は、「ほかの植物が生息できないほどの厳しい環境に生息しているから」なのです。
ちなみに、コマクサの名前の由来は、花の形が馬(駒)の顔に似ているからとされています。
不消ヶ池と恵比寿岳。このあたりまでは青空も見えていたのですが・・・
ハイマツの中を弧を描くエコーラインが眼下に見える。
一番左の頂が剣ヶ峰。 登山道は、ひたすら砂利道や岩場が続く道。
北アルプスというと難易度が高い山ですが、剣が峰は大丈夫ですよ!
慎重に歩いていれば、特に問題はなく3026mに登頂できます。
このまま頂がクリアで、360度パノラマを期待したいものですねー
標高を稼いでくると、またまた雲の中へと入ってきた。
だんだんと眼下の景色や回りが白い時空間へと・・・
で、頂上に到着! すっかり雲の中。
乗鞍岳山頂からの展望はさえぎるものが無く、北には槍・穂高連峰をはじめとする北アルプスの山々や御岳・白山などの大パノラマが広がるのですが・・・
しばらく晴れるのを待つものの、様子は変わらず......
頂上にある乗鞍本宮神社ではお守りや鈴守などを販売しています。 記念?祈念?にと山バッジを購入。
その後、やや下にある売店で御朱印を頂き、下山することに。
畳平へ戻ってくると、回りはホワイトアウトで真っ白! 気温も下がって13℃に。
視界5mぐらいなので、ライトを点けてゆっくり慎重にエコーラインを下っていくことに・・・
剣ヶ峰からの景色は残念な結果でしたが、乗鞍エコーラインでは、まずまずの景色が望めたかな?
女心と、山岳サイクリングの天候は読めないですねー
乗鞍エコーラインは日本一の高所を走る、空にのびる絶景ロード!
そして、残念ながら今回は360度大パノラマを望めませんでしたが、乗鞍岳は天空のリゾートです!
乗鞍もお盆を過ぎて9月の声が聞こえてくると、そろそろ錦絵の紅葉へと衣替え。
今年の乗鞍の紅葉はどんな感じでしょうかね?
唯一無二の絶景ロードで、国内数ある道の中でもトップクラスと言っていい、とても好きな道!
終点部が、自転車で走っていける日本最高地点、標高2716mに到達するというクライマックスも気分爽快!
そんな夏色のエコーラインを2年ぶりに走ってきました!
(どこかの鉄道会社のポスターみたいですが....)
釈迦に説法ですが、乗鞍岳は単独の山ではないのです。
標高3026mの剣ヶ峰を主峰とする23の峰と7つの湖、8の平原から成る壮大な山岳風景を形成する総称。
剣ヶ峰は比較的お手軽に登れる標高3000m峰なので、畳平から剣ヶ峰へと、なんちゃって登山もしたりと・・・
乗鞍高原観光センターから見る乗鞍岳。剣ヶ峰に雲がかかっていますね。
この日の乗鞍エコーラインは、雲が多いものの、まずまずの景色が望めました。
でも、畳平に着いたら一気に雲の中へと.....
乗鞍エコーラインは、三本滝から上部は通年マイカー規制が実施されています。
三本滝~県境ゲート間では、乗鞍岳の自然を保護するため、マイカー規制(バス、タクシー、自転車以外の一般車両の通行禁止)を実施。
積雪期は通行止めとなるため、例年、通行できるのは7月〜10月のわずか4ヶ月間なのです。
善五郎の滝の駐車場のあたりに来ると、木々が開いて乗鞍岳のパノラマが出迎えてくれる。
そしてその先の鈴蘭橋から見る乗鞍岳。
剣ヶ峰は相変わらずベールがかかったように白い雲がかかっている。今日はこのままこんな感じなのか?
遠く上の方に、ガードレールが続いてるのが見えます。 いゃー、まだまだ先は長く高いねー
摩利支天付近。
このあたりは、紅葉の季節では様々な木の種類が多く、色鮮やかな中を走ることが出来るのです。
いくつかのヘアピンカーブを重ねていくと、ほんのり硫黄の臭いがする冷泉小屋へとやってくる。
冷泉小屋の向かいから滝のように流れ出る冷泉。冷泉を祀る薬師如来も安置されています。
夏でも4℃の湯の花を含んだ冷泉が湧いていて、昔、冷泉を沸かし入浴するすると病気が治るとされたとか。
位ヶ原山荘は標高2350m。乗鞍高原からエコーラインを2/3ほど上って来た地点に位置する。
ちょっとここで一呼吸置いて小休止、山荘をお邪魔する・・・
位ヶ原山荘は、四季折々美しい山岳風景を見せる乗鞍岳に溶け込むように佇む「天空のオアシス」ですね。
位ヶ原山荘名物!焼きたての「天空のたい焼き」を美味しく頂いてリスタート!
空にのびる絶景ロードは、雲がモクモクと現れてきた・・・
来た道を振り返る。
くねくねと幾重ものカープをトレースしてきたのが見えますね・・・
屋根板・富士見沢に広がる壁を仰ぎ見る。
ここは紅葉の時は、錦絵のようにとても綺麗なのです。
少し雲が切れて青空が見られるようになってきたかな?
11号カーブの辺りに来ると、森林限界となって、さらに乗鞍岳が大きく見えてくると共に、雪渓も現れてくる。
いい感じで青空が広がってきて景色も最高!
剣ヶ峰の標高は3026m! 国内では19番目に高い山になります。
とはいえ、3000m級の山の登り易さでは国内1位かもしれませんね。
ちなみに、山の容姿が馬の鞍に似ていることから「乗鞍」という名前が付いたそうです。
4号カーブの手前にやってきた。
ここからは天気がいいと穂高連峰が見えるのですが、生憎、雲が多くてパッとしないですねー
かろうじて前穂高岳の頂が見えているけれど、奥穂高岳や槍ヶ岳は残念ながら雲隠れ・・・
位ヶ原の先に見えるはずの中央アルプスも霞んでるし・・・
夏に車道際で触れる大雪渓は乗鞍岳だけ。雪融けの水が山麓に湧き出すまで、50年もかかるとか。
雲が流れていくものの、なかなか剣ヶ峰の頂上は見えないねー
そして、長野・岐阜県境地点の標高2716m地点、自転車が走行して到達できる最高地点であり、日本一高地を車両で通行できる地点である。
かつてはマイカーが到達できた最高地点でもありました。
今年から新しく、日本一高いバス停「標高2716m」が設置されましたよ。
今までは県境の標識をバックに撮っていましたが、これからは、日付が入ったバス停でパシャ!ですね。
他のバス停名の候補として「日本一の高いところにあるバス停」や「2716」もあったそうですが、なんやかんや最終的に「標高2716m」に決まったとか。
ポールは国立公園内にあることから茶色とし、雷鳥の親子を象ったデザイン。
ご来光と一緒に撮影すると、逆光で雷鳥の親子が黒く浮かび上がる設計になっているのです。
<標高2716mバス停> 標高2716m そのまんま(笑)
以前のご来光バスだけの「県境ゲート臨時バス停」は無くなり、 今回開設された「標高2716mバス停」に統一されました。
畳平や観光センターもキャラクターが描かれたバス停が新しくお目見えです。
全部を見収めるミッションコンプリートも楽しいものですよ。
奥は畳平のバスターミナル、手前はカルデラのようなえぐられた凹みにある鶴ヶ池。
上空から見ると、池が鶴のかたちをしていることから、鶴ヶ池と呼ばれている。
真っ白な厚い雲がまるで生き物のように動き回ってました。
突然ですが「鉄人28号」というアニメを知ってますか? 若い方は知らないかなぁー
この劇中に「乗鞍岳の覆面の怪人」が登場します。戦後、乗鞍岳山中の地下研究施設で、独りで「鉄人26号」から「鉄人28号」までを作り上げた人物なのです。
詳しい事は謎に包まれていて、PX団と手を結んで鉄人を国外に持ち出そうとして失敗、銃撃戦の中で命を落としたとか・・・ なんやそれ?(笑)
どうでもいい、つまらない話でしたね。 失礼しました。(^^;;
畳平に自転車を置いて、サイクリストからクライマーの人へと・・・
バスターミナル下(写真手前)にはお花畑。ここからの景色が好きなんだよなぁー
鶴ヶ池の横を通っていく行くと、肩の小屋、剣ヶ峰に行く道へと続きます。
乗鞍岳には高山植物が多く自生しています!
そんな中でも、より美しい花がこの「コマクサ」です。
高山植物の女王と言われる所以は、「ほかの植物が生息できないほどの厳しい環境に生息しているから」なのです。
ちなみに、コマクサの名前の由来は、花の形が馬(駒)の顔に似ているからとされています。
不消ヶ池と恵比寿岳。このあたりまでは青空も見えていたのですが・・・
ハイマツの中を弧を描くエコーラインが眼下に見える。
一番左の頂が剣ヶ峰。 登山道は、ひたすら砂利道や岩場が続く道。
北アルプスというと難易度が高い山ですが、剣が峰は大丈夫ですよ!
慎重に歩いていれば、特に問題はなく3026mに登頂できます。
このまま頂がクリアで、360度パノラマを期待したいものですねー
標高を稼いでくると、またまた雲の中へと入ってきた。
だんだんと眼下の景色や回りが白い時空間へと・・・
で、頂上に到着! すっかり雲の中。
乗鞍岳山頂からの展望はさえぎるものが無く、北には槍・穂高連峰をはじめとする北アルプスの山々や御岳・白山などの大パノラマが広がるのですが・・・
しばらく晴れるのを待つものの、様子は変わらず......
頂上にある乗鞍本宮神社ではお守りや鈴守などを販売しています。 記念?祈念?にと山バッジを購入。
その後、やや下にある売店で御朱印を頂き、下山することに。
畳平へ戻ってくると、回りはホワイトアウトで真っ白! 気温も下がって13℃に。
視界5mぐらいなので、ライトを点けてゆっくり慎重にエコーラインを下っていくことに・・・
剣ヶ峰からの景色は残念な結果でしたが、乗鞍エコーラインでは、まずまずの景色が望めたかな?
女心と、山岳サイクリングの天候は読めないですねー
乗鞍エコーラインは日本一の高所を走る、空にのびる絶景ロード!
そして、残念ながら今回は360度大パノラマを望めませんでしたが、乗鞍岳は天空のリゾートです!
乗鞍もお盆を過ぎて9月の声が聞こえてくると、そろそろ錦絵の紅葉へと衣替え。
今年の乗鞍の紅葉はどんな感じでしょうかね?