本来ならば、涼しい北海道を走りに行きたかったけれど、天気が芳しくないので計画変更。
北国とは全く真逆な、酷暑まっただ中の「火の国くまもと」へ。
緑の草原を見たくて、1泊2日の阿蘇・飛行機輪行ツーリングへと行ってきました!
覚悟はしていたものの、汗ダラダラ、熱中症寸前。 いやいや、あんなに暑いとは・・・
後にも先にも、おそらく人生の中で最高の暑さの中を走ったと思う。
「心頭を滅却すれば火もまた涼し」との諺があるけれど、とんでもない、暑いものは暑い!
あと、フライト時間を気にしなくてはならないこと。
電車と違って、乗り遅れると次の便とはいかないところが神経を使うよね。
阿蘇を走るのは4年ぶり。
前回は大雨災害の後に、今回は昨年の熊本地震の後と、またまた自然災害後での訪問となりました・・・
初日は暑さに体を慣らそうと、水分補給・補給食に注意してマイペースで足慣らし。
阿蘇大橋崩落通行止めによる迂回路で交通量が多い339号線を回避し、大津市街から22号線を経て二重峠。
そして、ミルクロードやマゼノミステリーロードなどの北外輪山の絶景ロードを走り、カルデラに下ってから、パノラマラインを上り返して草千里ヶ浜へ。
翌日は、阿蘇山をグルっと一周する阿蘇イチを時計回り。
たったの2日間でしたが、いずれも圧倒的なスケールで、国内では他に見ることのできない希有なフィールドを堪能!
阿蘇は典型的なカルデラ火山。阿蘇山といえば阿蘇五岳を中心にした中央部の山々を呼ぶことが多いですが、広い意味では外輪山や火口原をも含めた呼び名で、世界最大級の火山なのです。
カルデラ台地や外輪山、絶景が楽しめる展望台、見渡す限りの大草原や荒涼たる原野、阿蘇の伏流水が絶え間なくあふれる湧水地、泉質の良い温泉、あか牛などのグルメなど、阿蘇火山の恵みを享受できるスポットをいろいろと楽しみました。
夏の阿蘇を訪れたことがある人ならお分かりかと思いますが、緑の山々や草原が広がるあの風景は他にはない唯一無二の存在なのです。
見所が多い阿蘇エリアだけに絶景ポイントや話題が目白押しですが、その中で特に強く印象に残っている緑の草原を備忘録します。
草千里ヶ浜は、阿蘇五岳の一つである烏帽子岳の北麓に広がるおよそ3万年前にできた火口跡が大草原になったもの。
直径約1kmにもおよぶ大草原が広がり、千里の広さがあると言われたことから名づけられました。
青々とした大地はまさに絶景!
雨が降った後には池が現れ、そのほとりに馬がたたずむ風景は、実に牧歌的でまるで絵画のようです。
米塚は草千里ヶ浜の下にある美しい均整の取れた約100mの火砕丘。
美しい景観は芸術的だとも言われるほど。
米塚は荒々しい火山とはかけ離れた優しい姿をしていて、斜面を覆う草が、さながらビロードをまとった女性的な姿のようですね。
阿蘇の素晴らしい草原は自然に生まれたものではありません。
千年も昔から人々の営みによって守られてきたものなのです。
草原の草は、春から夏にかけての放牧の牛馬や、冬の間の飼料の為の干し草の原料になる。
野焼きによってダニなど人畜に有害な虫を駆除するとともに、牛馬の餌の草を育てている。
野焼きをやめると木が生い茂り草原はなくなってしまうのです。
北国とは全く真逆な、酷暑まっただ中の「火の国くまもと」へ。
緑の草原を見たくて、1泊2日の阿蘇・飛行機輪行ツーリングへと行ってきました!
覚悟はしていたものの、汗ダラダラ、熱中症寸前。 いやいや、あんなに暑いとは・・・
後にも先にも、おそらく人生の中で最高の暑さの中を走ったと思う。
「心頭を滅却すれば火もまた涼し」との諺があるけれど、とんでもない、暑いものは暑い!
熊本へは、LCCを利用すれば新幹線で長野へ行く交通費とあまり変わらないです。
ただし、成田発着なので空港へのアクセスのデメリットはありますが・・・
あと、フライト時間を気にしなくてはならないこと。
電車と違って、乗り遅れると次の便とはいかないところが神経を使うよね。
阿蘇を走るのは4年ぶり。
前回は大雨災害の後に、今回は昨年の熊本地震の後と、またまた自然災害後での訪問となりました・・・
初日は暑さに体を慣らそうと、水分補給・補給食に注意してマイペースで足慣らし。
阿蘇大橋崩落通行止めによる迂回路で交通量が多い339号線を回避し、大津市街から22号線を経て二重峠。
そして、ミルクロードやマゼノミステリーロードなどの北外輪山の絶景ロードを走り、カルデラに下ってから、パノラマラインを上り返して草千里ヶ浜へ。
翌日は、阿蘇山をグルっと一周する阿蘇イチを時計回り。
たったの2日間でしたが、いずれも圧倒的なスケールで、国内では他に見ることのできない希有なフィールドを堪能!
阿蘇は典型的なカルデラ火山。阿蘇山といえば阿蘇五岳を中心にした中央部の山々を呼ぶことが多いですが、広い意味では外輪山や火口原をも含めた呼び名で、世界最大級の火山なのです。
カルデラ台地や外輪山、絶景が楽しめる展望台、見渡す限りの大草原や荒涼たる原野、阿蘇の伏流水が絶え間なくあふれる湧水地、泉質の良い温泉、あか牛などのグルメなど、阿蘇火山の恵みを享受できるスポットをいろいろと楽しみました。
夏の阿蘇を訪れたことがある人ならお分かりかと思いますが、緑の山々や草原が広がるあの風景は他にはない唯一無二の存在なのです。
見所が多い阿蘇エリアだけに絶景ポイントや話題が目白押しですが、その中で特に強く印象に残っている緑の草原を備忘録します。
草千里ヶ浜は、阿蘇五岳の一つである烏帽子岳の北麓に広がるおよそ3万年前にできた火口跡が大草原になったもの。
直径約1kmにもおよぶ大草原が広がり、千里の広さがあると言われたことから名づけられました。
青々とした大地はまさに絶景!
雨が降った後には池が現れ、そのほとりに馬がたたずむ風景は、実に牧歌的でまるで絵画のようです。
米塚は草千里ヶ浜の下にある美しい均整の取れた約100mの火砕丘。
美しい景観は芸術的だとも言われるほど。
米塚は荒々しい火山とはかけ離れた優しい姿をしていて、斜面を覆う草が、さながらビロードをまとった女性的な姿のようですね。
阿蘇の素晴らしい草原は自然に生まれたものではありません。
千年も昔から人々の営みによって守られてきたものなのです。
草原の草は、春から夏にかけての放牧の牛馬や、冬の間の飼料の為の干し草の原料になる。
野焼きによってダニなど人畜に有害な虫を駆除するとともに、牛馬の餌の草を育てている。
野焼きをやめると木が生い茂り草原はなくなってしまうのです。
木陰がないので、酷暑の中を走ることを余儀なくされますが… (^^;;
阿蘇の大草原で放牧されて育つ牛や馬も、草原保全に一役買っていますよ。
草を食べ、大地を踏み固めることで土が流れるのを防ぎ、草原の美しさが保たれているのです。
まるで日本ではないような大草原が見わたす限り広がっていますねー
夏のどこまでも続く青々とした緑の草原の美しさは、一度見たら忘れることはできません!
阿蘇山の東側を南北に走る、国道265号にある箱石峠。
一の宮町から国道265号を高森町へ向かうルートにある峠です。
緩やかなカーブを蛇行しながら走行すると、阿蘇五岳の一つ、根子岳が目の前に迫ってくる。
その黒くてゴツゴツとした迫力満点の山肌を眺めながらのヒルクライムが最高!
阿蘇の外輪山にある峠なのだが、走りながらの眺めがとても素晴らしい。
特に峠付近からの展望が雄大で、阿蘇谷、独特な形をした根子岳の山並み、山の斜面をなぞるようにトレースする道がなんともいい感じ。
これら以外にも、左右に広がる阿蘇の緑の草原の海が続いていました・・・
変化に富んだワインディングロードを走れば、とにかく思わずヤッホーッ!と叫びたくなる絶景だらけなのだ。
爽やかな景色を体いっぱいで感じました!
トンボ返りの阿蘇ツーリングでしたが、とても濃厚な2日間でした。
眩しい緑の草原は最高だったけれど、くっそ暑い夏の阿蘇はもう勘弁かなぁー
ひとついい思い出ができれば、その夏は忘れられない夏になる。ですね......
阿蘇の大草原で放牧されて育つ牛や馬も、草原保全に一役買っていますよ。
草を食べ、大地を踏み固めることで土が流れるのを防ぎ、草原の美しさが保たれているのです。
まるで日本ではないような大草原が見わたす限り広がっていますねー
夏のどこまでも続く青々とした緑の草原の美しさは、一度見たら忘れることはできません!
阿蘇山の東側を南北に走る、国道265号にある箱石峠。
一の宮町から国道265号を高森町へ向かうルートにある峠です。
緩やかなカーブを蛇行しながら走行すると、阿蘇五岳の一つ、根子岳が目の前に迫ってくる。
その黒くてゴツゴツとした迫力満点の山肌を眺めながらのヒルクライムが最高!
阿蘇の外輪山にある峠なのだが、走りながらの眺めがとても素晴らしい。
特に峠付近からの展望が雄大で、阿蘇谷、独特な形をした根子岳の山並み、山の斜面をなぞるようにトレースする道がなんともいい感じ。
これら以外にも、左右に広がる阿蘇の緑の草原の海が続いていました・・・
変化に富んだワインディングロードを走れば、とにかく思わずヤッホーッ!と叫びたくなる絶景だらけなのだ。
爽やかな景色を体いっぱいで感じました!
トンボ返りの阿蘇ツーリングでしたが、とても濃厚な2日間でした。
眩しい緑の草原は最高だったけれど、くっそ暑い夏の阿蘇はもう勘弁かなぁー
ひとついい思い出ができれば、その夏は忘れられない夏になる。ですね......