毎日あぢぃ~~ 何かの苦行かと思う気温と湿度…
梅雨も明けて、いよいよ夏本番! 年々暑さが厳しくなってる感じがする・・・
そんな酷暑から逃げ、避暑地での高原ライドプランといこうではないか!
高原植物のカラフルな花々が一斉に咲き出す夏.... 絶景ロード・ビーナスライン!
爽やかな風を受けながら、とっておきの花ライドへ行ってきました~ ♪
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(モバイルの方はクリックでスライドショーになります)
ピークは過ぎたけど、今年のニッコウキスゲは、ここ数年来で当たり年ではないでしょうか。
花の芽数が多く、車山肩では黄色の花畑が広がっていました!
ビーナスライン-014
写真では、富士山が薄っすらと見えていますが、
早朝のビーナスラインからの景色は、ぐるっと360度見渡しても雲がとても厚かったです。
でもその後は、徐々に晴れ間も出てきた・・・

ビーナスライン
霧ヶ峰高原を含めたビーナスライン一帯は、気温が平地に比べて5℃~10℃くらい低く、湿度も少ないため、とても快適な環境の中を快走できる!

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見渡す限りの壮大な自然のパノラマを望むルートは、解放感いっぱいで、加えて澄みきったおいしい空気!
雲が多いものの、南アルプス、中央アルプス、北アルプスの山並みが綺麗です。
朝方では、この夏には珍しく、槍ヶ岳もクッキリと見えてました。

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ニッコウキスゲに囲まれる夏の高原ライドは爽快で、まわりの山々の大パノラマも壮大で美しい。
ニッコウキスゲは、放っておくと外来種の繁殖に負けてしまうので、地元のボランティアの皆さんにより駆除が行われています。
近年では、増加したニホンジカに花芽が食べられるので、電気防護柵を張って守るようになっています。
それら皆さんの努力もあってか、今年は芽数が多く、見頃を過ぎてもまだ蕾が残っている株もありました。

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車山肩では、今ごろは、野鳥のノビタキなどが観察できますよ。
このため、バズーカ砲のような望遠レンズをつけた、高性能一眼レフカメラを三脚に載せた野鳥愛好家の方々が集まります。

ビーナスライン
お目当てのノビタキさんは、小生のコンデジでは限界で、営巣している所まではズームが届かない・・・
その代わりと言ったらなんだけど、近くにホウアカが電気柵の木に止まってくれた。
特徴的な「赤いほっぺ」は、ホオアカという名前の由来にもなっています。
皆さんはノビタキ目当て。 誰も見向いてもくれないので、小生が撮ってあげることに..... (^^;;

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他にも、いろんな高山植物が咲き誇っていて、楽しませてくれましたよ。

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緑のカーペットを敷きつめたのうな草原地帯の中、道は美しいカーブを描き出し、行く先には、御嶽山や乗鞍岳、北アルプスの姿も浮かび上がる。

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霧ヶ峰は、日本の代表的なアスピーテ型火山。
台地状の山体に特色があるばかりか、その大半が草原となっていて、特異な景観をつくり出しています。
その風景美だけでも価値はあるのですが、さらに、3つの高層湿原が展開し、貴重な自然地域となっているのです。

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涼しいぞぉー 帰りたくな~~い

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大気の状態の不安定さが逆に、雲の形に趣があったり奥行があったりとなかなかいい風景ですね。
ちょうどこの場所、グライダーのタッチダウン航路の真下あたり。 頭の上をゴォーーーと通り過ぎていく。
360度で見渡すとこんな感じの所です。

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霧ヶ峰はドイツローエンのワッサークッペの地形に酷似していることから、日本のグライダー発祥の地としても有名なのです。
霧ヶ峰にはすばらしい上昇気流があり、上昇気流をうまくとらえると、数時間も飛ぶことも出来るそうです。
ちなみに霧ヶ峰での記録は、
飛行時間:7時間30分以上、 飛行距離:500km以上、 飛行高度:8,000m以上 だそうです。 
エンジンも何も無いのに凄いよね~

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なんだか北海道を走ってる感じで、気持ちいぃぃぃ〜 ♪

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お気に入りの踊場湿原へ。 通称:池のくるみと呼ばれています。
ここの景観がなんとも好きなんだよねー
踊場湿原はビーナスラインから少し外れているためか、ほとんど訪れる人がいないのでとても静か。

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酷暑の下界にはまだまだ下りたくなかったので、ビーナスラインを白樺湖~和田峠を2往復して、その時々の天候の下での時空間を楽しみました!
そして、雨雲やカミナリ雲が発達してきたので、午前中で下山して諏訪でウナギと温泉だん!

ビーナスライン♪  涼しかった! 気持ち良かった! キレイな景色で最高だった!