河津桜が終わって、ソメイヨシノの見頃を迎えるまでの間のお花見スポットとして、南足柄の「春めき桜」を観に行くのが毎年の恒例。
この「春めき」という品種、2000年に品種登録された比較的新しい桜で、南足柄の農家を中心に、カンヒザクラとシナミザクラの交雑種として生まれた桜なのです。
春めき桜
ちょうど今が見頃で満開!
南足柄市内でも、ここ「一の堰ハラネ」の春めき桜は見応えがあります。
春めき桜-001
一ノ堰ハラネの特徴は、土手に植えられた120本の春めき桜が眺められる。
こうして、ひな壇のようになっていると一段と迫力を感じますね。
こちらの春めき桜、すべて個人の方が植樹したもので、木の根元にそれぞれのお名前と植樹の年が書かれているのです。
5年前ぐらいは、まだ、木と木の間に隙間があって土が見えていたけれど、昨今は成長して土手一面がピンクで染まるまでになりました。

ちなみに「一の堰」とは、ここを流れている水路が酒匂川の文命用水の一の堰から流れてきているからで、「ハラネ」とは、このあたりの土手の通称なのです。

春めき桜-002
モコモコで、この重なりあっているところがすごい! 下から見上げると圧巻です。
このピンクの濃さは、寒さにも関係するようです。
川沿いの春めき桜は、もっと花の色が濃いピンクです。川の冷たい風で花びらの色が変わるそうです。

春めき桜-003
枝に丸々とまとまってモコモコと花がつくのが春めき桜の特徴。
春めき桜はニオイ桜とも言われて、ソメイヨシノよりも匂いがある桜なんです。

春めき桜-004
そして、東栢山地区の菜の花畑にも寄ってみました。
地元の「金次郎のふる里を守る会」が、収穫後の田んぼに菜の花の種を蒔いています。
そして今頃の時期、一面に黄色の菜の花畑が広がるのです。
ちょうど、幼稚園児が散策中で、丹沢も昨日の降雪で白い帽子を被っていました。
小田急線沿いにあるので、ロマンスカーと菜の花を撮っているカメラマンも大勢いましたよ。

春めき桜-005
久しぶりに、小田原漁港のアジフライ お食事処「大原」へ
いつも行列の人気店、今日は平日の昼過ぎだからすぐに入れるかと思いきや順番待ち。
でも、待つだけの甲斐があるアジフライ! その辺のアジフライとは次元が全く違う美味しさ!
サクッとしてフカフカ、控えめに揚げられている衣に、ジューシーなアジ。
いゃー相変わらずうまうまでした ♪