路面からの振動、衝撃、突き上げを吸収するステムですが、コレ、なかなかいいです!
ステムを上下に可動させることで、走行中にハンドルに伝わる振動を吸収してしまおうという発想のステム。
ShockStop
クロモリで太いタイヤを付けているフリーレンジバイク。コンフォートな乗り味なのですが、流石に、距離のある荒れた林道の下りだと、腕から身体に振動が伝わって疲労度が増すのです。
もう少し振動を軽減したいとなぁーと思っていたところに、こんなアイテムが登場!

路面からの衝撃や突き上げに対する不満や悩み。それらを一挙に解決する特効薬。それが「ShockStop」
理屈はとても簡単で、地面からの振動を、ステム部分で吸収してしまおうというものなのです。
自転車好きな機械工学者たちが立ち上げたサイクルパーツブランド「Redshift Sports
機械工学者ならではのデータと計算に基づいた設計に、遊び心を加えた魅力的なプロダクトを他にもいろいろと出しています。

bump50-optimized.gif
オンロードのちょっとした起伏や段差も、タイヤからスポーク、ハンドルから腕へと身体に振動が伝わって来る。ガレた林道の下りなんかは、腕はもとより肩や腰にまで響いて、身体にかなりの負荷がかかります。
そんな路面から受ける振動を吸収して、身体が受ける衝撃を軽減してくれる。

ShockStop
メーカーのデーターによると、大きな衝撃の時は、70%もの衝撃を吸収している。

ShockStop
可動式ステムの中に、エストラマーを内蔵したサスペンションステムになっていて、乗り手の体重やハンドル形状により、硬さが違う5種類のエストラマーを選んで組み入れるようになっています。
それが、いわばクッションの役割となって地面からの振動や衝撃を適度に吸収しつつ、ステムもろともが衝撃に合わせ柔軟に動くようになっているのです。

ShockStop
小生の体重は6?kgなので、推奨されているエラストマーの組み合わせは60(ブルー)と70(オレンジ)、2つのレンジのエラストマーをステムの中に組み込むと、いい塩梅の可動域となる。

ShockStop
砂利道のような連続した凸凹や、大小の石が出ている林道などでの走りで疲労度が軽減!
多少重いステム、形も角張っているので、軽量化に心血を注いでいる方や、ロードのフォルムに合わないなど、万人向けではないステムですが、快適ライドのためなら、なかなかいいステムだと思いますよ。(^^)v