今日は昼過ぎまでに帰ってこなくてはならないが、さてさてどこへ走りに行こうか?
1962年以来、54年ぶりの早い雪の便りで、この時期としては珍しい積雪となりました。
と言ってもまだまだ11月、すぐに溶けてしまって、綺麗な雪山や雪景色とまではいかない。
山方面は、路面がシャーベット状や濡れていたりと、走り難いと想像される。
そんなことで、路面も綺麗で、遠望が素晴らしい西伊豆スカイラインへと走りに行ってみました・・・
西伊豆スカイライン
言わずもがな、西伊豆スカイラインは、伊豆半島の西側の山稜、約10kmを南北に縦断する絶景ロード。
ピーク標高は900mで、稜線上を快走するアップダウンが堪能できる。
かつては有料道路だった事もあり、路面状態も良い。
しかし、最も素晴らしいポイントは、青空と富士山と駿河湾の3つを一気に眺めることができることなのだ! 
西伊豆スカイライン-001
修善寺から戸田峠へと向かうにしたがって、太陽が厚い雲に覆われてきて眺望が心配される。
林間を上りながら、だるま山レストハウスからの富士山はどうだろうか?とドキドキしながら標高をかせぐ。
そのだるま山レストハウスからの景色。 大パノラマ!とはいかずに、ドンヨリした雲の下をのぞくように白無垢姿の富士山が恥ずかしそう。

西伊豆スカイライン-002
戸田峠へ来ると、陽も遮られて気温も1℃と寒さが増してきました。
道路標識は「チェーン着装」となっていますが、路肩に残雪はあるものの、凍結箇所も無くノープロブレム!

西伊豆スカイライン-003
戸田峠から西伊豆スカイラインを上っていくと、突然視界が開ける所があります。
その一瞬、天空を飛んでいるような感覚となり、開放感に包まれるエリア。
でも、ご覧のような厚い雲の中で視界が遮られて、富士山なんて全く見られず・・・
冷たい東からの風がやや強く吹いていて、次から次へと雲が流れてくる。 なんだかなぁー

西伊豆スカイライン-004
雲が一瞬切れて駿河湾と戸田の市街地がのぞけて、慌ててシャッター!
雲が晴れないかとしばらくいたけれど、状況に変化無し。
諦めて、先へ行くことに・・・ やれやれ....

西伊豆スカイライン-005
適度なワインディングが気持ち良いルートが続く。 でも、景色がちょっとねー
晴れていれば、富士山を正面に望む絶景を楽しむことがができるんだけど、雲が邪魔~!

西伊豆スカイライン-007
ここからもNG! 景色が望めないと、西伊豆スカイラインの楽しさは半減ですね・・・

西伊豆スカイライン-006
相変わらず流れていく曇の中を突き抜けて、そして稜線上を駆け抜けていく。

西伊豆スカイライン-008
予定では、風早峠から湯ヶ島へ下りる予定でしたが、振り返ると、なんだか雲が薄れて晴れてきそうな感じ。
フラストレーション解消だ!と言わんばかりに、Uターンして来た道を逆戻りへと・・・

西伊豆スカイライン-009
ダウンヒルの先に南アルプスと駿河湾、流れる雲、残雪と、なかなか無いシチュエーションの中を快走!

西伊豆スカイライン-014
静岡県道127号は、以前は「達磨山西浦線」という名称でしたが、有料道路「西伊豆スカイライン」が静岡県に有償譲渡されて、無料開放されたことを機に「船原西浦高原線」となりました。

西伊豆スカイライン-010
達磨山に登って、雲が切れるのをじぃぃーーと待つこと30分!
おぉぉぉっ! 富士山の姿が見えてきたぞ!

西伊豆スカイライン-011
ちょっと富士山に雲が巻いているけれど、まずまずの景色で、ちょっとは溜飲が下がったかな?(^^)

西伊豆スカイライン-012
時間も押してきたので、富士山を正面に、左手には南アルプスを遠望しながら修善寺へとダウンヒル!

西伊豆スカイライン-013
もう一度、だるま山レストハウスから富士山を見納め。
朝とは違って、厚い雲も晴れて、スカッとした大パノラマに満足!

お気に入りのツーリングスポット、西伊豆スカイライン。半日でサクッと走りに来れる抜群のアクセス。
今日はチョッと予想に反して、厚い雲が流れて眺望がイマイチだったげれど、豪快な山岳地帯と、至る所で絶景のオンパレードが楽しめる相変わらずの素晴らしい道です!  (^^)v