レンゲツツジニッコウキスゲが咲く時期、あたり一面化が真っ白な雪原のビーナスラインは走ったことがあるけれど、雪解けしたビーナスラインは走ったことがないよなぁー
ということで、今の時期ってどんな感じなんだろうかと、様子見に行ってきました!
ビーナスライン-009
蓼科高原からスズラン峠を越えて、白樺湖へダウンヒルする途中では、この先に下っていくビーナスラインの直線路や遠くの高原の山々、そして、その奥には北アルプスが眺望できるなどと、ちょー絶景なのだ! 
ルート
まずは、ルートをおさらい。
道の駅「こぶちざわ」にデポして、絶景快走路である八ヶ岳エコーラインを経由して茅野へ。
蓼科高原側からビーナスラインに入る。
そして、白樺湖から霧ヶ峰までは、ビーナスライン屈指の景色を堪能!
その後、踊場湿原を経由してデポ地へと戻る。といった感じのルートです。

釈迦に説法ですが、ビーナスラインは、いろんな雑誌やメディアなどで取り上げられるドライブルートで、常にランクインする最高に気持ち良い絶景の高原道路。
平均標高が1400mという高所にあるので、とても眺望がよく、八ヶ岳や南アルプス、富士山、北アルプスまで望むことが出来る。さらに、季節の移ろいごとに景色が変わり、とても魅力的な道路です!
そんなビーナスラインを走ってきました!(^^)v

ビーナスライン-001
八ヶ岳西麓広域農道は、富士見町から原村を経由し茅野市に至る広域農道。
この道路は、通称「八ヶ岳エコーライン」といわれています。
水が張られた田んぼの向こうには、残雪の南アルプス甲斐駒ケ岳が。
風で水面が小波になっているので、残念ながら甲斐駒の姿はボケて映し出されていない・・・

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右手には、八ヶ岳連峰を望みながらの快走路。
今年は暖冬で、やはりこの時期としては、残雪が少ないですね。

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エコーラインに架かる槻木大橋。橋を走り抜けていくと、風がとても気持ちいい!
遠くには北アルプスも見えますねー

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スズラン峠の手前にある「女の神展望台」。標高1700mにあり、八ヶ岳からの広大な裾野の広がりに開放感があり雄大な景色!
でも、まだ新緑が出ていないし、少し雲がかかって霞んでいてるので、モノトーン的な景色でチョッと残念~

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女の神展望台からは、八ヶ岳連峰はもとより、正面には、北岳や甲斐駒ケ岳などの南アルプスや、

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右手奥には、御嶽山の山並みなどの大パノラマが展開しています。

ビーナスライン-008
蓼科高原からのビーナスラインは舗装が悪く、眺望も開けていないので、気を紛らすことも出来ない。
また、意外と勾配がきつくて、脚が削られていく~
ようやくスズラン峠を越えて、豪快なダウヒル! でも、白樺湖から車山肩の1800mへと上り返しなのだ。
ちなみに、ビーナスラインの最高地点は、終点?起点?の美ヶ原高原の1920mになります。

ビーナスライン-010
白樺湖から先は路面状況も良くなり、ビーナスライン屈指の景色を堪能できる区間がやってきます。
高原を縫うように走るようになっており、走って良し、景色良しの心をくすぐられるとても気持ち良い区間!

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車山が見えてきましたー。 
すっかり雪がなくなって、これから芽吹いていくのでしょうね。
走りながら目に飛び込んでくるなだらかな稜線を描く高原は、視界を遮るものもないので眺望も抜群なのだ。

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八ヶ岳連峰と蓼科山が両方見られる、お気に入りの大パノラマビューのスポット!
空には、一筋の飛行機雲も演出してくれてます。

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午後に近くにつれて、だんだんと霞が強くなってきて、北アルプスの眺望もきかなくなってきた。
乗鞍岳、焼岳、穂高岳などが何とか見えてますが・・・

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ここもお気に入りのスポット!
車山肩から見る、霧ヶ峰の主峰である車山を中心にのびやかに広がる車山高原の一望です。
これからの新緑の季節を迎える前の雄大な景色を、心地良い風を浴びながら眺めてみるのもいいもの。
季節ごとに、600種類もの草花が咲き誇るのも見ものの一つなのです。

実は、なななんと! ここ車山肩で、くーまーさんと、びぃすけさんにバッタリ!
ツィッターで諏訪からビーナスラインを走られるとつぶやかれていたので、「どこかでスライドするかな?」と。
ビックリさせてあげようかと、対向を注意していたけれど、なかなか姿は見えず。
この景色を見ようとビーナスラインを外れて、コロポックルヒュッテの前を通ったら「あれれ?」お二人がぁぁ!
いゃー、渋峠、瑞牆山と2度あることは3度あるなのか、車山肩で待ち合わせでもしたかのような再会・・・(^^)
今度は、何処でお会いするのでしょうかね?(笑)

ビーナスライン-015
毎度お馴染みのS字カーブを霧ヶ峰へと快走だん!
前方にいろんな景色が視界に飛び込んでくる、いい道~

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何となく草紅葉っぽくて、高原の山肌がいい感じ。
写真では確認できないけれど、八ヶ岳と南アルプスの間に、かすかに富士山が見えてました。

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ここもいつもの定点撮影ポイント。 やはり北アルプスは雲がかかってきて残念~
厳寒の季節だと、こんな感じで、御嶽山から槍ヶ岳と大パノラマが開けるのです。
写真だとトンボにみたい見えるけど、グライダーが回遊から霧ヶ峰の滑走路へ着陸していきました。

ビーナスライン
霧ヶ峰では、ここが好きなポイント。
360度パノラマビューもいいのですが、人工なのか自然なのか?真っ直ぐに並んでいるカラマツの木と、遠くに八ヶ岳が見えるこの感じが好きなのです。

ビーナスライン-018
蓼科山と車山と広大な湿原が展開する踊場湿原。ここも好きなポイントなんですよねー
車山高原には3つの湿原があります。 八島ヶ原湿原、車山湿原とここ踊場湿原です。
国の天然記念物であり、高層湿原と低層湿原を併せ持つ大変珍しい踊場湿原は、通称「池のくるみ」と呼ばれています。
ビーナスラインから少し離れた所に位置し、観光地化していなくて、とても静かな雰囲気がいいんだよねー

ヤチボウズ
湿原内の池には、スゲの根が泥炭状になって持ち上がる「谷地坊主(ヤチボウズ)」という珍しい景観も楽しめますよ。

で、今回のビーナスラインは、この辺りで打ち止め。
踊場湿原を後にして、標高差700mを下って茅野へと。そして、デポ地へ戻って温泉で汗を流すことに・・・
新緑の季節を迎える前のビーナスラインでしたが、それはそれでいい景観が望めてよかったです。
女神の道「ビーナスライン」は、やはり日本有数の高原地帯を抜ける絶景ロードだね!