日本の四季は、島国であるため、偏西風や季節風、海流の影響から、季節がはっきりしている。およそ3ケ月ごとに季節が変わっていくというのも世界的にも珍しい。
国民性では、春は桜、夏は海、秋は紅葉、冬は雪とそれぞれの季節を楽しむという気質もある。
二十四節気があったり、四季に伴う行事があること、農作・海産物を「旬」と称して食べるのも特徴と言える。

日本人、日本文化に深い影響をあたえてきた四季。しかし、気候変動の影響や人の気持ちの移り変わりで日本の四季が崩壊しつつあり、季節感が薄れていくように感じる。四季と人間との関わりは深く、四季の崩壊は人間らしさの喪失にもつながりかねません。
日本人は四季の移ろいを五感で感じて生きてきました。四季から離れて人は生きることは不可能なのです。
日本の四季を大切にしたいものですね.... 
嶺方峠
嶺方峠
四季がはっきりしているのは日本の魅力の一つ。
冬のこの時期にしか見ることのできない風景もたくさんあります。
特に雪が降ったあとの雪景色は、日本の風情を感じるのにふさわしい絶景を作り出す。
昨年8月と先日11日の嶺方峠からの絶景。半年でこんなに違うなんて、日本の四季って素晴らしい!