「暖冬」というと、暖かい冬で穏やかな気候のように聞こえますが、これはあくまでも12月~2月の3ヶ月間の「平均」の話。実際には、気温が高い日が続いた後に、急に厳寒になることが多くて、決して穏やかな冬のことをいうのではないのです。そして、大寒波到来で、いよいよ冬を感じる今日この頃ですね。

寒くなってくると、自転車も出不精になってしまいがちですが、しっかりとしたウェアや冬小物があれば、厳寒の中でも快適に楽しめます! 以前に、ウェア対策暖かいシューズをご紹介しましたが、身体の末端部である手を温める事も非常に重要なのです。
今冬は、2シーズン目に入ったお気に入りのウィンターグローブをご紹介。その名は、「Roeckl」。
「レッケル」や「リックル」、「リッケル」とか色々読み方があるようですが、ドイツ語はようわかりまへん。(^^;;

日本ではあまり知られていないブランドですが、ドイツ・ミュンヘンにある会社で、1839年に創設して170年強に渡って、伝統に基づいた革新に挑み続けている名門グローブブランドなのです。
自転車はもちろんのこと馬術、クロスカントリースキーでもトップアスリートに供給すると同時に、幅広い支持を得ているのです。
Roeckl
この「Roeckl」の良さは、その半端じゃない極上の着け心地の良さ、フィッティングにあるのです!
ウィンターグローブにとってポイントなのは、操作性と保温性。どちらかを追求すればもう一方が犠牲となるトレードオフの関係にありがちですが、「Roeckl」はこの相反する機能を非常に高い次元で両立させているからスゴイのです。

6タイプと色々な仕様のグローブありますが、オススメは「Rosello」ですね。
甲の部分は伸縮性の高いゴアテックス社の高品質防風素材、ウィンドストッパーソフトシェルを採用。
掌部は耐久性の高いラミネート加工を施しています。なのに、生地が薄いので高い操作性を得られるのが大きな魅力です。手首を半周するベロクロはいい感じのフィット感で、深めのリブで隙間風をシャットアウト!
タッチパネルにも対応していて、寒い中グローブを脱ぐことなく、サクサクと反応もストレスない使用感です。

シチュエーションにより、写真左下の「フラッドラッシュ・パワーメッシュ・インナーグローブ」や「モンベル・ジオラインL.W.インナーグローブ」を併用したりと、グローブレイヤリングをして氷点下でも使えます。
「Roeckl」はグローブとしてはチョッといいお値段ですが、それ以上の魅力が詰まっていいですよ!