昨日(土)の関東地方は、ポカポカ陽気。強い風が収まったこともあり、いっそう暖かく感じられました。
そんな中、標高900mの尾根を走る西伊豆スカイライン、雄大な景色と道を独り占めしてきました!(^^)v
適度のアップダウンと、ほどよいカーブが織りなす滑走感はダイナミック!
走る楽しみを満喫できる絶景道路なのだ~
交通量が少なく、路面状態も展望も最高! でも、一年を通じて風が強い所が玉に瑕なんだよね.....
西伊豆スカイライン
戸田峠から西伊豆スカイラインを南下して尾根道を走ってくると、東西方向の視界が開けてくる。
そこからの眺め、誰しもが感嘆の声をあげ、誰しもが停まり写真を撮るスポットなのです。(^^)v
各地に多くの素晴らしいワインディングロードがありますが、走り抜ける気持ちよさと景色の良さで言ったら、西伊豆スカイラインは自分的には五本の指に入るトップクラスの絶景道路ですね!
最近では、テレビCMなんかでも、よく取り上げられているよね。


スバル レヴォーグCM 夫婦でロードバイク 「往路編30秒」+「復路編30秒」より


以前にブログ記事にした、日本の原風景、美しい峠の魅力を紹介するテレビ番組 「峠 〔TOUGE〕 」より

西伊豆スカイライン-002
この先は、前出したCMやロケ以上の快晴で、思わずニタニタしながら走るのです・・・ (^^)
修善寺から上っていくと、最初のビューポイントが、だるま山高原レストハウス。
1934年のニューヨーク万国博覧会に、だるま山高原から眺めた富士山の写真が出品されました。
その世界中の人を魅了した大パノラマがこの景色なのです! いゃー、天気もよくて最高だぁー!

西伊豆スカイライン-003
駿河湾を前景にした富士山。左は南アルプス、右は箱根連山を従えてます。
写真を撮っていたら、次から次へと自転車の方々が到着し、皆さん、声をあげて感動しています。
この機会を逃すまいと、夢中でシャッターを切っている・・・。そりゃそうだよね~
( 「のってる日々」で拝見したことがあるKondohさんがいらしたような気がしたけど? )

西伊豆スカイライン-004
厳密に言うと西伊豆スカイラインとは、写真の戸田峠から国道136号と交差する土肥峠までの区間を指すのですが、その先の仁科峠までの県道411号線西天城高原線も同様な快走路なので、自分的には、仁科峠までの区間も一括りにして「西伊豆スカイライン」と言っています。

西伊豆スカイライン-005
西伊豆スカイラインのいい所「その①」・・・富士山と駿河湾を望む絶景ライド!
なんと言っても、全線を通じて素晴らしい景色を楽しむことができること。
山並みの間から駿河湾が広がり、あるいは、時折振り返ると、その奥には雄大な富士山を望むことができるような場所が数多くあります。

西伊豆スカイライン-006
西伊豆スカイラインのいい所「その②」・・・交通量が少ない!
西伊豆スカイラインは、道路ネットワーク上での幹線道路でもなく、また市街地を通るわけでもなく、抜け道でもなく、観光地へのアクセス道路でもありません。
そんなことから、ここを走る車は「西伊豆スカイライン」そのものを走る目的としている車だけなのです。
週末はもとより、GWなんかももガラガラです。
景色を独り占めしながら、マイペースで走れる道。 いゃー最高の道路!

西伊豆スカイライン-007
駿河湾の向こうには、冠雪した南アルプスなんかも望めちゃいます!

西伊豆スカイライン-008
戸田の街並みの向こうには駿河湾の大海原!

西伊豆スカイライン-009
西伊豆スカイラインのいい所「その③」・・・整備されたワインディング道路!
かつては有料道路だったこともあり、路面状態も良く、綺麗に整備されている道路なのです。
仁科峠寄りの西天城高原線は、1999年に天城牧場で全国植樹祭が行われたときに造られたことから、こちらも綺麗な道路で、地元では、「天皇道路」と言われている。
そんなことから、激坂があるわけでもなく、急カーブも少なく、程よいカーブが連続しているので、走ることが本当に気持ちの良い道路なのです!

西伊豆スカイライン-010
天空を駆け抜けるスカイライン! 走ってきた道を振り返ると、海を見下ろすコーナーと最高の富士山!

西伊豆スカイライン-011
西伊豆スカイラインのいい所「その④」・・・見通しがいい尾根道
西伊豆スカイラインは、標高800mから900mあたりの尾根道を走ることとなります。
また、沿線では高い木が少なく、クマザサやツツジなどの低木で覆われており、見通しがきいて駿河湾や富士山の絶景を望みながら走れるのだ。
駿河湾より吹上げる強風の為に高い木が育ちにくい。この自然環境がこの絶景道路を生んでいるのです。

西伊豆スカイライン-012
山肌には、駆け抜けてきたワインディングロードの筋が描かれている。
そして、日本一の富士を眺めながら・・・

西伊豆スカイライン-013
風早峠までは、山を回りこむように続くワインディング。
途中では完全に山の影に入るため、真冬では午後でも凍結している事が多いので気を付けよう!
 
西伊豆スカイライン-014
ここまで、そんなに風は気にならなかったけれど、ここ風早峠では、その名の通りに強風が吹いいた。
でも、風速10mくらいって感じだったかな?
今日は、早めに帰らなければいけないので、仁科峠はパスすることに。

西伊豆スカイライン-015
さてさて、西伊豆スカイラインの絶景道路を堪能したところで、風早峠から湯ヶ島へと下りますかね・・・
途中、所々では、意外と紅葉が残っていて綺麗な所がありましたよ。

西伊豆スカイライン-016
この日の一湯入魂は、湯ヶ島温泉街の外れにある「世古(瀬古)の湯」という共同湯に立ち寄り湯です。
地域で管理されている無人の共同浴場で、入口の料金箱に100円を入れれば、外来者の入浴もOK!
よく、「地元民以外お断り」といった所が多いですが、誰にでも門戸を開いているというのはありがたいね!

もちろん源泉掛け流しで、加温も加水も一切行なわれていない。
100%天然の源泉に浸れる幸せを存分に満喫することができる。
窓のすぐ外には渓流が流れている。 入浴中も川音が常に聞こえ、雰囲気も満点!
ここで、ジロ・デ・イタリアならぬ、「フロ・デ・リタイア」と、帰路を急ぐとしますかね・・・

西伊豆スカイライン-017
天気が悪くて、綺麗な富士山や駿河湾が望めないと、何しに来たのか分からない「西伊豆スカイライン」。
これまで何回か走りにきていますが、一番!の天気と景色でした!
今日みたいに緩い冬型の高気圧で、空気が澄んで景色が良く、そして、風が弱ければ最高なんだけどなー
次回、走りに来た時も、このような日だったらいいのですが・・・