今日は走っていて暑いくらいの「小春日和」だった。小春日和とは、晩秋から初冬にかけて現れる穏やかな暖かい晴天。 小春とは旧暦10月のことで、太陽歴では、現在の11月から12月上旬。 
低気圧の過ぎ去った後に張り出した大陸高気圧が覆うことにより、暖かく穏やかな晴天になることをいう。

そんな小春日和の三連休初日の今日、冠雪した絶景の富士山の季節になってきたので、久しぶりに秀麗富士を拝みに行ってきました!
このところの暖かい日が続いているせいか、冠雪が少なくて、まだ薄化粧って感じだった。
でも世界が認めた日本の絶景!「富士山」。自然と共に様々な表情で楽しませてくれるエンターテイナー!  
小春日和の富士山
この日のお気に入りフォトは、やはり、ここパノラマ台からの眺めだね。
そういえば、以前にチャリダーに、ここからの写真で「ベスト富士山賞」なるものをいただいたなぁー。 
特に賞品等は無かったけれど.... w
この三連休は、ユーシン渓谷とか丹沢の紅葉へ行こうかと思っていたけれど、ほぼ終わりに近いし、今年の紅葉は落葉が多く、発色もあまりよくないので、DNSとすることに。
代わりと言ったら何だけど、今日は暖かくて湿度も低く天気もよさそうなので、久しぶりに近くで富士山を見に行こうかと・・・
小春日和の富士山-001
今では休刊?となってしまった「自転車人」ですが、2年前の「自転車人」No.033 秋号に、富士山周辺のツーリング情報について、拙い記事と駄作写真を掲載していただいたものです。
富士山サイクリングのポイントは、この記事をご覧頂くとして、この後は、スポット写真を貼るだけにします・・・

小春日和の富士山-008
山中湖から三国峠へ至る県道の途中にあるビューポイント、パノラマ台。
眼下に山中湖、その向こうに富士山を望める場所。遠くには南アルプスまで見える。
夕暮れどきには一面真っ赤に染まり、幻想的な時間を味わえますよ。
また、今頃では、一面ススキ野原になるのもいい感じですね。
パノラマ台の駐車場と三国峠の中間あたりからの方がいい眺めでオススメです!

小春日和の富士山-002
河口湖と西湖の北岸を走る、湖北ビューライン。 湖越しに富士山を眺めながら走ることができる、レークサイドロードです。
湖北ビューラインには、「もみじトンネル」と呼ばれる所がありますが、すっかり紅葉も終わってしまって寂しい限り・・・。わずかながら、少し色付きが残っていたモミジと富士山のツーショット!

小春日和の富士山-003
現在の千円札と、旧五千円札の裏面には、ここ本栖湖から望む富士山の姿が描かれています。
これは、ともに富士山写真家の岡田紅陽氏が撮影した写真「湖畔の春」をモデルにデザインされたもの。
本栖湖の湖面に映る美しい「逆さ富士」を、一度は見てみたいものだ、未だに念願かなわず。
そんな貴重な光景を見るには、やはり早朝なのかな?

小春日和の富士山-004
そしてこの構図。千円札の裏のデザインモチーフとなった本栖湖から望む富士山。

小春日和の富士山-005
片側2車線の広い道が富士山に向かって気持ちよく延びている、「富士高原道路」。
ガリバー王国が無くなった現在は、この道を利用するのはゴルフ場くらいしか無いため、交通量が非常に少なくムダに広い道になってしまってます。

小春日和の富士山-007
遠目で見る富士山はきれいな台形ですが、実は西側から見た富士山は「大沢崩れ」と呼ばれる大きな崩落箇所が存在し、しかもそれは日々広がっています。
大沢崩れをアップで見るとダイナミックで迫力満点! 今にも崩れ落ちそうで、こちらに迫ってくるよう感じ。

小春日和の富士山-006
富士山の裾広がりの美しい形は、噴火を繰り返した成層火山特有の形成過程によって円錐形の山体が作られ、周囲に同じような高さの山が無い独立峰であることからも、より一層、際立っています。
やはり富士山の魅力は、その象徴的な美しさにあるのは間違いないでしょう。

小春日和の富士山
この美しさというのは言葉ではなかなか表現し尽くせないもので、また、写真で見るのと実物を目の前にするのでは、大きな違いがあります。
そんな富士山、雪がもう少し裾野まで降り積もったら、また来てみようかな・・・