プロローグから続き、尾道から因島までを備忘録・・・
向島から布刈瀬戸(めかりせと)をはさんで因島に架かる因島大橋は、しまなみ海道の橋の中で2番目に古い橋です。今となっては明石海峡大橋をはじめとして、巨大な吊り橋がたくさんできましたが、この橋が出来た時はその規模の大きさに驚いたものです。
上下二層構造になっており、上を自動車、下を歩行者および自転車が通行します。
橋の上では、風光明媚な布刈瀬戸の風景を楽し見ながら走れる絶好の海上ポタリングなのだ!
優雅な曲線と高い主塔が特徴の因島大橋、ここで思いがけない出会いがありました!
しまなみ海道は、言わずもがな尾道市と今治市を結ぶルートで、多くのサイクリストが集うことで知られている日本有数のサイクリングルートです
今回の走ったルートはこんな感じで、ガイドマップ等で推奨しているルート距離約70kmとは違って、「裏しまなみ海道」的な海沿いのルートを中心に走って、倍以上の「しまなみ海道センチュリーライド」です!
そんなことで、走り中心だったり、天気も曇りがちだったので、写真をあまり撮らなくて、この後は少ないのであしからず・・・ (^^;;
そんなしまなみ海道の本州側にあるのが「ONOMICHI U2」。元は港湾倉庫として使われていた建物をリノベーションして、特にサイクリストに向けた複合施設として生まれかわったものです。
尾道水道に隣接する海辺の倉庫、貨物船が停泊するデッキ、表情をかえる島々の景色・・・ ここでしか味わえないロケーションの中でのスポットですね。
自転車乗りでなくても楽しめる場所で、おしゃれな宿泊施設・レストラン・カフェ・ショップがあります。
モーニングでも食べてゆっくりしようと思ったけれど、先を急ぐことにしました・・・
向島への渡船は3ルートありますが、今回は一番西側にある「尾道(駅前)~向島(富浜)」の向島運航のフェリーに乗りました。 フェリーと言っても、泳いでも渡れるような距離で、ものの数分で到着。
料金は、大人100円+自転車10円の計110円也。 市民・島民の足なので、良心的な料金ですね。
このフェリーは今回初めて乗ったのですが、他の向島への渡船フェリーの航路とは違って、向島の運河を通って、意外と奥深く入っていきます。
一番尾道駅に近くてアクセスしやすいのフェリーなので、朝の通勤通学時間帯もせいもあって、多くの方が向島から乗られていきます。
向島に渡り、まずは、あまりガイドブック等で紹介されていない岩子島(いわし)へ。
岩子島と向島を結ぶ御幸瀬戸に架けられた橋、向島大橋は、鮮やかな赤の塗装が施されています。
昭和43年(1968年)に日本初の海を渡る農道の橋(渡海農道橋)として開通しました。
島内の平地では、ビニールハウスでトマトやワケギの栽培が盛んにおこなわれています。
ちなみに、岩子島は日本一のワケギの産地となのです。
そんな岩子島の真ん中あたりに、東西を通り抜ける素掘りの隧道が2本あり、オレンジ色に灯るナトリウム灯がトンネル内を照らしている。
白色灯の方が趣があるのですが・・・
トンネルを抜け島の西側の海岸にくると、海に向かって朱塗りの鳥居が建つ岩子島厳島神社へ。
厳島神社は宮島を総本社として、全国に約500社もあるそうです。
厳島神社というだけあって 鳥居が海に面している。
安芸の宮島とは比べ物になりませんが、これはこれでまたいい雰囲気ですね。
満潮時にはどこまで水がくるのかわかりませんが、やはり鳥居や石灯篭が海の中に建つのでしょうね。
ちなみにここは、映画「男たちの大和/YAMATO」をはじめとして、いろんな映画のロケ地としても取り上げられています。
岩子島でも気になっていたのですが、向島へ戻り因島大橋へ向かっていると、何とも大きな客船が見て取れます。 航路が南下しているようでこちらに向かっている?
何となく見覚えある煙突に描かれた2本の赤いライン? ん?もしかして・・・
ズームかつトリーミングして船首舷の船名見ると。
おぉぉぉぉぉぉー! やはり飛鳥Ⅱじゃないか!
横浜大桟橋を母港とする飛鳥Ⅱですが、職場も近いことから、時々見かけますが、まさかここで出会うとはビックリ!
どうやら因島大橋の下を飛鳥Ⅱが通過する感じ。
このまま通過する飛鳥Ⅱと因島大橋をフレームインするかな?
いやいや、間に合うかどうかわからないけれど、橋の上から見てみたい!
そして、一目散に因島大橋へ!
因島大橋は二層構造になっていて、下の部分が歩行者や自転車などで通行することができます。
中央支間長770mは完成時には日本一の長さで、この橋を造るために培われた技術は、以降の長大橋建設に大きな影響を与えました。
ちょうど橋の真ん中辺りまで走って来ると、来た来た!飛鳥Ⅱ!
多くの乗船客がデッキにいらして、因島大橋を見上げています。
こちらの姿が確認できるかどうかわかりませんが、大きく両手をクロスしながら振ってみる。
気が付いたのが、皆さんも応えてくれて手を振ってくれている。
一人対大勢とのでの一瞬のコミにケーション!
いゃー、なんでもないことだけど、ちょっと感動ものでした!
別れの時に手を振るのは万国共通。もう一つは、自分が「ここにに居るよ!」と相手に知らしめる行為。
鳥のさえずりが仲間の位置を知らせ合うものだったり、犬の遠吠えと同じですね。 人間もコミュニケーションの動物ですものね・・・
帰ってから、飛鳥Ⅱのクルージングスケジュールを調べたのですが、どうやら公式なものではなくて、博多港から名古屋港への移動で、瀬戸内を通過したようです。
そして、キラキラと輝く瀬戸内の海上ポタを楽しみながら因島へ。
因島では、「はっさく屋」さんの名物「はっさく大福」もやっぱりはずせません。
はっさくの果肉を白あんとミカン餅で包んだ大福は、甘酸っぱさと白あんの上品な甘さが絶妙にマッチ。
店の奥をのぞくと、手作業で袋詰めするスタッフさんの姿が。
お店の方に伺うと、発送分を含め、毎日約1000個も作られているそうだ。効率を求め機械化していく菓子店も多い中、「はっさく屋」さんの大福は、一つひとつ手で作られているのです。
店内には、セルフのカフェスペースもあります。ウォーターサーバーが設置され、インスタント珈琲も横に置かれており、因島大橋や布刈瀬戸を眺めながら、おいしい大福を食べてひと休み。
お土産として自宅へ送ってもらうように手配しました!
向島から布刈瀬戸(めかりせと)をはさんで因島に架かる因島大橋は、しまなみ海道の橋の中で2番目に古い橋です。今となっては明石海峡大橋をはじめとして、巨大な吊り橋がたくさんできましたが、この橋が出来た時はその規模の大きさに驚いたものです。
上下二層構造になっており、上を自動車、下を歩行者および自転車が通行します。
橋の上では、風光明媚な布刈瀬戸の風景を楽し見ながら走れる絶好の海上ポタリングなのだ!
優雅な曲線と高い主塔が特徴の因島大橋、ここで思いがけない出会いがありました!
しまなみ海道は、言わずもがな尾道市と今治市を結ぶルートで、多くのサイクリストが集うことで知られている日本有数のサイクリングルートです
今回の走ったルートはこんな感じで、ガイドマップ等で推奨しているルート距離約70kmとは違って、「裏しまなみ海道」的な海沿いのルートを中心に走って、倍以上の「しまなみ海道センチュリーライド」です!
そんなことで、走り中心だったり、天気も曇りがちだったので、写真をあまり撮らなくて、この後は少ないのであしからず・・・ (^^;;
そんなしまなみ海道の本州側にあるのが「ONOMICHI U2」。元は港湾倉庫として使われていた建物をリノベーションして、特にサイクリストに向けた複合施設として生まれかわったものです。
尾道水道に隣接する海辺の倉庫、貨物船が停泊するデッキ、表情をかえる島々の景色・・・ ここでしか味わえないロケーションの中でのスポットですね。
自転車乗りでなくても楽しめる場所で、おしゃれな宿泊施設・レストラン・カフェ・ショップがあります。
モーニングでも食べてゆっくりしようと思ったけれど、先を急ぐことにしました・・・
向島への渡船は3ルートありますが、今回は一番西側にある「尾道(駅前)~向島(富浜)」の向島運航のフェリーに乗りました。 フェリーと言っても、泳いでも渡れるような距離で、ものの数分で到着。
料金は、大人100円+自転車10円の計110円也。 市民・島民の足なので、良心的な料金ですね。
このフェリーは今回初めて乗ったのですが、他の向島への渡船フェリーの航路とは違って、向島の運河を通って、意外と奥深く入っていきます。
一番尾道駅に近くてアクセスしやすいのフェリーなので、朝の通勤通学時間帯もせいもあって、多くの方が向島から乗られていきます。
向島に渡り、まずは、あまりガイドブック等で紹介されていない岩子島(いわし)へ。
岩子島と向島を結ぶ御幸瀬戸に架けられた橋、向島大橋は、鮮やかな赤の塗装が施されています。
昭和43年(1968年)に日本初の海を渡る農道の橋(渡海農道橋)として開通しました。
島内の平地では、ビニールハウスでトマトやワケギの栽培が盛んにおこなわれています。
ちなみに、岩子島は日本一のワケギの産地となのです。
そんな岩子島の真ん中あたりに、東西を通り抜ける素掘りの隧道が2本あり、オレンジ色に灯るナトリウム灯がトンネル内を照らしている。
白色灯の方が趣があるのですが・・・
トンネルを抜け島の西側の海岸にくると、海に向かって朱塗りの鳥居が建つ岩子島厳島神社へ。
厳島神社は宮島を総本社として、全国に約500社もあるそうです。
厳島神社というだけあって 鳥居が海に面している。
安芸の宮島とは比べ物になりませんが、これはこれでまたいい雰囲気ですね。
満潮時にはどこまで水がくるのかわかりませんが、やはり鳥居や石灯篭が海の中に建つのでしょうね。
ちなみにここは、映画「男たちの大和/YAMATO」をはじめとして、いろんな映画のロケ地としても取り上げられています。
岩子島でも気になっていたのですが、向島へ戻り因島大橋へ向かっていると、何とも大きな客船が見て取れます。 航路が南下しているようでこちらに向かっている?
何となく見覚えある煙突に描かれた2本の赤いライン? ん?もしかして・・・
ズームかつトリーミングして船首舷の船名見ると。
おぉぉぉぉぉぉー! やはり飛鳥Ⅱじゃないか!
横浜大桟橋を母港とする飛鳥Ⅱですが、職場も近いことから、時々見かけますが、まさかここで出会うとはビックリ!
どうやら因島大橋の下を飛鳥Ⅱが通過する感じ。
このまま通過する飛鳥Ⅱと因島大橋をフレームインするかな?
いやいや、間に合うかどうかわからないけれど、橋の上から見てみたい!
そして、一目散に因島大橋へ!
因島大橋は二層構造になっていて、下の部分が歩行者や自転車などで通行することができます。
中央支間長770mは完成時には日本一の長さで、この橋を造るために培われた技術は、以降の長大橋建設に大きな影響を与えました。
ちょうど橋の真ん中辺りまで走って来ると、来た来た!飛鳥Ⅱ!
多くの乗船客がデッキにいらして、因島大橋を見上げています。
こちらの姿が確認できるかどうかわかりませんが、大きく両手をクロスしながら振ってみる。
気が付いたのが、皆さんも応えてくれて手を振ってくれている。
一人対大勢とのでの一瞬のコミにケーション!
いゃー、なんでもないことだけど、ちょっと感動ものでした!
別れの時に手を振るのは万国共通。もう一つは、自分が「ここにに居るよ!」と相手に知らしめる行為。
鳥のさえずりが仲間の位置を知らせ合うものだったり、犬の遠吠えと同じですね。 人間もコミュニケーションの動物ですものね・・・
帰ってから、飛鳥Ⅱのクルージングスケジュールを調べたのですが、どうやら公式なものではなくて、博多港から名古屋港への移動で、瀬戸内を通過したようです。
そして、キラキラと輝く瀬戸内の海上ポタを楽しみながら因島へ。
因島では、「はっさく屋」さんの名物「はっさく大福」もやっぱりはずせません。
はっさくの果肉を白あんとミカン餅で包んだ大福は、甘酸っぱさと白あんの上品な甘さが絶妙にマッチ。
店の奥をのぞくと、手作業で袋詰めするスタッフさんの姿が。
お店の方に伺うと、発送分を含め、毎日約1000個も作られているそうだ。効率を求め機械化していく菓子店も多い中、「はっさく屋」さんの大福は、一つひとつ手で作られているのです。
店内には、セルフのカフェスペースもあります。ウォーターサーバーが設置され、インスタント珈琲も横に置かれており、因島大橋や布刈瀬戸を眺めながら、おいしい大福を食べてひと休み。
お土産として自宅へ送ってもらうように手配しました!
その後は、近くの大浜埼灯台へ。
左手前に見えている3本のノスタルジックな建物は、大浜埼灯台記念館です。
元々は明治43年(1910年)に、急流の布刈瀬戸を監視する潮流信号所として建造されたもので、現存する唯一の海洋木造施設として「近代土木遺産」に認定されているのです。
瀬戸内海の海の青に映える美しい白亜の灯台、そしてノスタルジックな建物が、海のロマンと時代の流れを感じさせますね・・・
後編に続きます...