本州と四国にかかる3本の連絡橋のうち唯一、自転車で走行できる道路がある。
それは、瀬戸内海の8つの島々を縦断し、広島県尾道市を愛媛県今治市と結ぶ「しまなみ海道」だ!
言わずもがな、サイクリストの間では「聖地」とも呼ばれるほど人気の高いサイクリングコースだよね。
過去には、日経新聞の「何でもランキング」で、「おすすめのサイクリングコース」で1位として紹介されたり、
アメリカCNNでは、「世界で最もすばらしい7大サイクリングコース」のひとつとして選ばれたほどなのです。
しまなみ海道の魅力は、多島美と橋梁が織りなす芸術的な風景の中、穏やかでキラキラ輝く瀬戸内海の上を快走出来ること。また、人と人、人と自然のつながり合い、気ままに地元のスポットに立ち寄れるなど、瀬戸内の風を満喫しながら様々なふれあいができる事も楽しい!
そんな「しまなみ海道」、代休を使って、11/5の夜から7日までの2泊2日で行ってきました!
今回で3回目の快走となりますが、やはり素晴らしいルートだぁ~ !!
第一話では、プロローグとして、往路輪行での「サンライズエクスプレス」を備忘録します。
今年も、しまなみ海道へ走りに行こうかと、「サイクリング・パラダイス愛顔のえひめ旅行券」なるものに、調子こいて飛び乗って買ってしまったのでした。(苦笑)
早く消化しなければいけないし、この先だんだんと寒くなってくるし、行くならば今頃がいいかな?と、今回の決行とあいなったたわけなのです。
いつも、始発の新幹線で新尾道駅まで行っていますが、始発と言えども、新尾道に到着するのは9時54分。
日が暮れるのが早いこの時期だと、コース設定と時間配分の兼ね合いが難しいし、最後のクライマックスである、亀老山展望台から見る、来島海峡大橋と夕景の絶景に間に合わなくなる。
そんなことから、今回は、最寄駅から東海道線で熱海駅へ、そして夜行寝台列車の「サンライズエクスプレス」に乗車し、翌朝に岡山駅に到着、岡山で新幹線に乗り換えで新尾道駅に行くことに・・・
寝台列車での輪行の旅も、なにかワクワク感や旅の高揚感があって、たまにはいいものですね。
昔は結構走っていた夜行列車や寝台特急、しかし次々と最近では廃止になっていますよね。
その中でも、サンライズ出雲&瀬戸は、寝台特急の中で唯一生き残った列車なのです。
販売開始と同時に直ぐに売り切れるほどの人気列車ですが、たまたま電話照会したら(ネットでは、出雲の上り列車しか空席状況が見られません)、シングルが2部屋空いているとのこと。
すぐさま駅へ直行して、ゲット!いゃーラッキー (^^)v
より寝やすい部屋は、音が静かで揺れが少ない、①モーター車ではなく、②台車上の部屋ではなく車両の真ん中辺り、③2階よりも揺れが少ない1階がベターなのです。
①と②はクリアしたけれど、1階は空いてなくて2階のシングルとなりました。
まあ、取れただけでも御の字ですね。
写真で灯りがついている部屋が(降りるときに消し忘れた・・・)、一夜を過ごしたシングルルームとなります。
シングルだと、輪行袋が部屋内にも置けるスペースがありますが、より空間を確保したかったことから、デッキの所に置きました。
写真のような、トイレと洗面所があるデッキの所は、そこそこのスペースがあるのです。
下の写真のように廊下は狭いので、輪行袋を持ってこの廊下を通るのはかなり至難の業なのです。
車内は通路から客室に至るまで、木の温もりを感じさせる木目調のインテリアで統一されていていい感じ。
個室の設計には「ミサワホーム」が担当し、JRと住宅メーカーという異業種コラボレーションなのです。
「M-Wood」という製品を全面に使用して、まるで新築住宅の一室をそのまま寝台個室にしたかのようです。
「サンライズエクスプレス」の登場とともに誕生したB寝台1人用個室「シングル」。
シングルは、「サンライズエクスプレス」の個室の大半を占めていて、個室の位置によって2階、1階部分、平屋室の3タイプがあります。
各タイプとも室内の設備は共通で、ベッドの大きさも1,960mm×700mmと同じサイズとなっています。
写真の左側に板の間の所がありますが、本来は荷物スペースだと思いますが、この所に輪行袋を立てかけて置くことも出来ますよ。
枕元には、室内照明スイッチ、目覚まし時計が設置されてる。
NHK-FMラジオも室内放送可能で、イヤホンジャックもコントロールパネルに設置されています。
大きな窓が魅力の2階室、揺れの少ない1階室、天井の高い平屋室。
部屋を真っ暗にして、星空を眺めるのもロマンチックな列車旅でね。
予約に余裕があれば、好みに合わせて指名買いしてみてはいかがでしょうか?
夜な夜な車内を徘徊老人です・・・。w
3号車と10号車には、共用のくつろぎスペース「ミニサロン」もありますよ。
ささやかなスペースですが、息抜きや飲食ができる貴重なスペースですね。
大きな窓も魅力的で、朝焼けを眺めながらボンヤリするのも列車の旅ならではです。
シャワー室がこのミニサロンの隣りにあり、シャワーカードを車掌さんから購入して(1枚300円)利用できますが、今回は利用せず。
そろそろ明日に備えて寝るとしますかね。
「サンライズエクスプレス」の備品の縞々パジャマ。 しっかりした素材で着崩れづらく、なかなかの着心地。
ただし、彼氏のお家へお泊りに来て、シャツを借りました的な長さですが・・・ (^^;;
あまり熟睡することが出来なくて、何回か揺れで起こされたりして・・・
「おはようございます」の車内放送で起床し、しばらくすると岡山駅に到着。
岡山駅での切り離しは、「サンライズエクスプレス」の道中の最大のイベントなのです。
7号車と8号車でサンライズ瀬戸と出雲が切り離され、それを一目見ようと大賑わい!
こんな場面を見るのも旅の楽しみの一つですね。
岡山からは、山陽新幹線「こだま」に乗換えです。
かつては、「ひかりレールスター」として山陽新幹線内の「ひかり」として使われていましたが、現在は主に「こだま」として運転しています。
早朝だし、岡山始発の広島行きなので、車両の中では私以外には誰もおらずで貸しきり状態!
2by2のシートで、なんかグリーン車みたい。得した気分で新尾道へとイザ出発~!
そして新尾道駅に着きました~! いゃーワクワク!
さてさて、この先、どんな景色や人との出会いがあるのでしょうか? 楽しみです!
前編へと続きます・・・
それは、瀬戸内海の8つの島々を縦断し、広島県尾道市を愛媛県今治市と結ぶ「しまなみ海道」だ!
言わずもがな、サイクリストの間では「聖地」とも呼ばれるほど人気の高いサイクリングコースだよね。
過去には、日経新聞の「何でもランキング」で、「おすすめのサイクリングコース」で1位として紹介されたり、
アメリカCNNでは、「世界で最もすばらしい7大サイクリングコース」のひとつとして選ばれたほどなのです。
しまなみ海道の魅力は、多島美と橋梁が織りなす芸術的な風景の中、穏やかでキラキラ輝く瀬戸内海の上を快走出来ること。また、人と人、人と自然のつながり合い、気ままに地元のスポットに立ち寄れるなど、瀬戸内の風を満喫しながら様々なふれあいができる事も楽しい!
そんな「しまなみ海道」、代休を使って、11/5の夜から7日までの2泊2日で行ってきました!
今回で3回目の快走となりますが、やはり素晴らしいルートだぁ~ !!
第一話では、プロローグとして、往路輪行での「サンライズエクスプレス」を備忘録します。
今年も、しまなみ海道へ走りに行こうかと、「サイクリング・パラダイス愛顔のえひめ旅行券」なるものに、調子こいて飛び乗って買ってしまったのでした。(苦笑)
早く消化しなければいけないし、この先だんだんと寒くなってくるし、行くならば今頃がいいかな?と、今回の決行とあいなったたわけなのです。
いつも、始発の新幹線で新尾道駅まで行っていますが、始発と言えども、新尾道に到着するのは9時54分。
日が暮れるのが早いこの時期だと、コース設定と時間配分の兼ね合いが難しいし、最後のクライマックスである、亀老山展望台から見る、来島海峡大橋と夕景の絶景に間に合わなくなる。
そんなことから、今回は、最寄駅から東海道線で熱海駅へ、そして夜行寝台列車の「サンライズエクスプレス」に乗車し、翌朝に岡山駅に到着、岡山で新幹線に乗り換えで新尾道駅に行くことに・・・
寝台列車での輪行の旅も、なにかワクワク感や旅の高揚感があって、たまにはいいものですね。
昔は結構走っていた夜行列車や寝台特急、しかし次々と最近では廃止になっていますよね。
その中でも、サンライズ出雲&瀬戸は、寝台特急の中で唯一生き残った列車なのです。
販売開始と同時に直ぐに売り切れるほどの人気列車ですが、たまたま電話照会したら(ネットでは、出雲の上り列車しか空席状況が見られません)、シングルが2部屋空いているとのこと。
すぐさま駅へ直行して、ゲット!いゃーラッキー (^^)v
より寝やすい部屋は、音が静かで揺れが少ない、①モーター車ではなく、②台車上の部屋ではなく車両の真ん中辺り、③2階よりも揺れが少ない1階がベターなのです。
①と②はクリアしたけれど、1階は空いてなくて2階のシングルとなりました。
まあ、取れただけでも御の字ですね。
写真で灯りがついている部屋が(降りるときに消し忘れた・・・)、一夜を過ごしたシングルルームとなります。
シングルだと、輪行袋が部屋内にも置けるスペースがありますが、より空間を確保したかったことから、デッキの所に置きました。
写真のような、トイレと洗面所があるデッキの所は、そこそこのスペースがあるのです。
下の写真のように廊下は狭いので、輪行袋を持ってこの廊下を通るのはかなり至難の業なのです。
車内は通路から客室に至るまで、木の温もりを感じさせる木目調のインテリアで統一されていていい感じ。
個室の設計には「ミサワホーム」が担当し、JRと住宅メーカーという異業種コラボレーションなのです。
「M-Wood」という製品を全面に使用して、まるで新築住宅の一室をそのまま寝台個室にしたかのようです。
「サンライズエクスプレス」の登場とともに誕生したB寝台1人用個室「シングル」。
シングルは、「サンライズエクスプレス」の個室の大半を占めていて、個室の位置によって2階、1階部分、平屋室の3タイプがあります。
各タイプとも室内の設備は共通で、ベッドの大きさも1,960mm×700mmと同じサイズとなっています。
写真の左側に板の間の所がありますが、本来は荷物スペースだと思いますが、この所に輪行袋を立てかけて置くことも出来ますよ。
枕元には、室内照明スイッチ、目覚まし時計が設置されてる。
NHK-FMラジオも室内放送可能で、イヤホンジャックもコントロールパネルに設置されています。
大きな窓が魅力の2階室、揺れの少ない1階室、天井の高い平屋室。
部屋を真っ暗にして、星空を眺めるのもロマンチックな列車旅でね。
予約に余裕があれば、好みに合わせて指名買いしてみてはいかがでしょうか?
夜な夜な車内を徘徊老人です・・・。w
3号車と10号車には、共用のくつろぎスペース「ミニサロン」もありますよ。
ささやかなスペースですが、息抜きや飲食ができる貴重なスペースですね。
大きな窓も魅力的で、朝焼けを眺めながらボンヤリするのも列車の旅ならではです。
シャワー室がこのミニサロンの隣りにあり、シャワーカードを車掌さんから購入して(1枚300円)利用できますが、今回は利用せず。
そろそろ明日に備えて寝るとしますかね。
「サンライズエクスプレス」の備品の縞々パジャマ。 しっかりした素材で着崩れづらく、なかなかの着心地。
ただし、彼氏のお家へお泊りに来て、シャツを借りました的な長さですが・・・ (^^;;
あまり熟睡することが出来なくて、何回か揺れで起こされたりして・・・
「おはようございます」の車内放送で起床し、しばらくすると岡山駅に到着。
岡山駅での切り離しは、「サンライズエクスプレス」の道中の最大のイベントなのです。
7号車と8号車でサンライズ瀬戸と出雲が切り離され、それを一目見ようと大賑わい!
こんな場面を見るのも旅の楽しみの一つですね。
岡山からは、山陽新幹線「こだま」に乗換えです。
かつては、「ひかりレールスター」として山陽新幹線内の「ひかり」として使われていましたが、現在は主に「こだま」として運転しています。
早朝だし、岡山始発の広島行きなので、車両の中では私以外には誰もおらずで貸しきり状態!
2by2のシートで、なんかグリーン車みたい。得した気分で新尾道へとイザ出発~!
そして新尾道駅に着きました~! いゃーワクワク!
さてさて、この先、どんな景色や人との出会いがあるのでしょうか? 楽しみです!
前編へと続きます・・・