翌日は、白樺街道をのんびり走って「青い池」へ。そして、噴煙立ち上る十勝岳の麓を走り、美瑛の丘へ戻ってカフェでマッタリしたりと、帰りのフライト時間まで少し観光気分でめぐることに・・・
まるでCGかのように鮮やかで美しい「青い池」。立ち枯れた木々と青い池がなんとも神秘的な雰囲気をかもし出している。こんなにも美しい場所が、この日本にあるのです。
この「青い池」、ある事がきっかけで、世界中から注目されるようになりました。
そんな、世界中を虜にした「青い池」の魅力を中心に備忘録します!
世界中の人達が見るようになった世界的名所「青い池」を行かないわけにはいかないよね!
「青い池」に行くならば、やはり観光客が少ない早朝に限る。
朝は空気自体が青みがかっているから、池の中の木も青く見える。鳥の声を聴きながら青い池を眺め、光が水に射しこむなど特別な気分を味わえる。
昼間は風が出ることで波立ち、青さが強調されない場合がある。
風がない朝をねらうというのもポイントですね。そんなことから、宿を早々に出発!
この道は白樺街道と呼ばれており、両脇には約4kmにわたってシラカバ並木が続きます。
そして、その隙間からは噴煙の上る十勝岳が見えたりして、北海道らしさを存分に味わうことが出来る。
この白樺街道のシラカバは、1926年(大正15年)の十勝岳大噴火時の火山泥流で破壊された森林や田畑の跡に自生したものだそうです。
シラカバは、周りが荒地になった時に最初に生えて森を再生させるパイオニアツリーの一つであるとか。
白樺街道の景色は、火山である十勝岳がなければ見られなかった景色なのです。
白い木膚も若々しく緑に映え、美しい景観をつくりだしている。
そして、やってきました「青い池」!
その美しい神秘的な光景は一度見たら忘れることはない。
まるで絵に描いたかのような風景で、思わず感激してしまいます!
美しい青、それも普通の青色ではなく、白が入った青色、ミルキーブルーとでもいうのだろうか。
水色とか、緑色が入った水色とか、見る場所によって色が微妙に異なることもあり、見る角度によって様々な表情を見せてくれるのが面白い。「美瑛ブルー」とでも呼ぶのかな・・・
木々に囲まれた散策路を歩きながら、様々な角度から青い池を楽しめます。
「青い池」はなぜ青色なのだろうか。
原因究明中で定かではないが、上流の白金温泉地域から流れてくるアルミニウム含有の地下水と美瑛川の水が混ざり合い発生したコロイド粒子に太陽光が当たり、短い波長の青い光が反射することで、通常とは異なる青色の水に見えるとされている。
条件が悪いとエメラルドグリーンに見えたりするようだ。
何より晴れている時と、そうでないときの水面の色の美しさが異なるようなので、とにかく晴れているときに行くのがベストです。
雨が降った直後は濁りが見られるなど、気象状況に左右されてしまうとてもデリケートな池です。
この日のように、風がない時に行くと、鏡のような澄んだ水面を見ることができます。
防災により堰き止め工事によりできた人工池で、水溜りのような小さな池なので、水面は鏡のように静か。
水中も透けて見える。
対岸の青々と生い茂る木々や、池から突き出る無数のカラマツ等の木々が水面に映る。
これらの木々は立ち枯れている状態なので、葉っぱを付けることはないが、それがまた青い池の特徴の一つとなっている。
いゃー、自然の色とは思えない鮮やかな「青い池」に感動!
このエリアには「青い池」だけでなく、同じく青い色をした美瑛川「ブルーリバー」もあります。
「美瑛ブルー」は、暑い夏にピッタリ!
青い色というだけで爽やかになれそうな気がしてきます。
「青い池」を後にして、「ブルーリバー」つまり青い川を見ることができるスポットが、白金温泉街の「白ひげの滝」にもあります。
滝も美しいのですが、滝の水が落ちる川に注目です。青い池のように美しい色をした川です。
この川が、下流にある青い池の脇を通るわけです。
滝と美瑛川を見下ろす橋から、木々の葉の緑色と、美瑛川の鮮やかな青色がコラボレーションした美しい風景を楽しみました!
「国設白金野鳥の森」の中を駆け抜ける・・・
標高700mの高原原生林100haの中に、数多くの野鳥の生息が確認され、昭和48年に環境庁が野鳥の生態を見学できるように観察舎などの施設がつくられた。
くまげら、あかげら、かっこうなど、いろんな鳥のさえずりが聞こえる森で、バードウォッチングも楽しい。
白樺街道を進むと、2,077mの十勝岳を望むことができます。
噴煙が上る様子は迫力があり、活火山であることを実感させられます。
目の前には噴煙を上げる十勝岳がそびえ、真近に2,000m級の山々を見上げることができる。
また、眼下には緑豊かな美瑛と富良野のパノラマが広がるなど、眺望は抜群。
本州だと、2,000m位にならないと森林限界が現れないが、ここ北海道は緯度が高いことから、1,000m程で森林限界となる。そんな中、高山植物を観察しながら走るのもいいですね!
白金模範牧場で十勝岳を望む。
ここからは、大雪山連峰や芦別岳までも一望でき、360度の大パノラマが楽しめる。
400ha以上の広さを持つ高原牧場であり、夏期期間、町内外の酪農家より乳牛の育成牛1000頭の預託を受けて飼育をしている。
スズキジムニー・グリコチョコレートのCMにも使われた場所なのです。
また、1988年の十勝岳の噴火の際、山の状態を遠望観測し各テレビ局の中継基地として活躍した場所でもあります。
美瑛の丘へと戻ってきて、丘の風景を一望する高台に位置する展望花畑へと。
遠くには雄大な十勝岳連峰を望み、丘の中央部がうねるように大きくくぼんでいるこの場所は、美瑛を代表する眺めのいい丘の一つと言ってもいいでしょう。
東京ドーム3個分にあたる約7haもの広さの展望花畑。様々な草花が咲き乱れる。
ラベンダーは、別に富良野へ行かなくても、美瑛にもたくさん見られます。
富良野は碁盤の目のようになっていて走ってもつまらないし、「ファーム富田」をはじめとするラベンダー畑は観光客がワンサカいるしと、富良野を走るのは今回は失礼させてもらいました。
深山峠にあるヤマイチさんで小休止。
ここのお店をやられている御夫婦は、共に自転車に乗られていて、美瑛の穴場の見所や四季折々の美瑛・富良野や十勝の様子など、なんやかんやと1時間以上も根が生えてしまい、色々お話をさせていただきました。
まるでCGかのように鮮やかで美しい「青い池」。立ち枯れた木々と青い池がなんとも神秘的な雰囲気をかもし出している。こんなにも美しい場所が、この日本にあるのです。
この「青い池」、ある事がきっかけで、世界中から注目されるようになりました。
そんな、世界中を虜にした「青い池」の魅力を中心に備忘録します!
(2日目のルートはこんな感じ。)
幻想風景を生み出す水「青い池」、ここ数年、パワースポットとしても知られるようになり、加えて、Apple社の壁紙として採用され、国外からの観光客も多く訪れるようになりました。
世界中の人達が見るようになった世界的名所「青い池」を行かないわけにはいかないよね!
「青い池」に行くならば、やはり観光客が少ない早朝に限る。
朝は空気自体が青みがかっているから、池の中の木も青く見える。鳥の声を聴きながら青い池を眺め、光が水に射しこむなど特別な気分を味わえる。
昼間は風が出ることで波立ち、青さが強調されない場合がある。
風がない朝をねらうというのもポイントですね。そんなことから、宿を早々に出発!
この道は白樺街道と呼ばれており、両脇には約4kmにわたってシラカバ並木が続きます。
そして、その隙間からは噴煙の上る十勝岳が見えたりして、北海道らしさを存分に味わうことが出来る。
この白樺街道のシラカバは、1926年(大正15年)の十勝岳大噴火時の火山泥流で破壊された森林や田畑の跡に自生したものだそうです。
シラカバは、周りが荒地になった時に最初に生えて森を再生させるパイオニアツリーの一つであるとか。
白樺街道の景色は、火山である十勝岳がなければ見られなかった景色なのです。
白い木膚も若々しく緑に映え、美しい景観をつくりだしている。
そして、やってきました「青い池」!
その美しい神秘的な光景は一度見たら忘れることはない。
まるで絵に描いたかのような風景で、思わず感激してしまいます!
美しい青、それも普通の青色ではなく、白が入った青色、ミルキーブルーとでもいうのだろうか。
水色とか、緑色が入った水色とか、見る場所によって色が微妙に異なることもあり、見る角度によって様々な表情を見せてくれるのが面白い。「美瑛ブルー」とでも呼ぶのかな・・・
木々に囲まれた散策路を歩きながら、様々な角度から青い池を楽しめます。
「青い池」はなぜ青色なのだろうか。
原因究明中で定かではないが、上流の白金温泉地域から流れてくるアルミニウム含有の地下水と美瑛川の水が混ざり合い発生したコロイド粒子に太陽光が当たり、短い波長の青い光が反射することで、通常とは異なる青色の水に見えるとされている。
条件が悪いとエメラルドグリーンに見えたりするようだ。
何より晴れている時と、そうでないときの水面の色の美しさが異なるようなので、とにかく晴れているときに行くのがベストです。
雨が降った直後は濁りが見られるなど、気象状況に左右されてしまうとてもデリケートな池です。
この日のように、風がない時に行くと、鏡のような澄んだ水面を見ることができます。
防災により堰き止め工事によりできた人工池で、水溜りのような小さな池なので、水面は鏡のように静か。
水中も透けて見える。
対岸の青々と生い茂る木々や、池から突き出る無数のカラマツ等の木々が水面に映る。
これらの木々は立ち枯れている状態なので、葉っぱを付けることはないが、それがまた青い池の特徴の一つとなっている。
いゃー、自然の色とは思えない鮮やかな「青い池」に感動!
このエリアには「青い池」だけでなく、同じく青い色をした美瑛川「ブルーリバー」もあります。
「美瑛ブルー」は、暑い夏にピッタリ!
青い色というだけで爽やかになれそうな気がしてきます。
「青い池」を後にして、「ブルーリバー」つまり青い川を見ることができるスポットが、白金温泉街の「白ひげの滝」にもあります。
滝も美しいのですが、滝の水が落ちる川に注目です。青い池のように美しい色をした川です。
この川が、下流にある青い池の脇を通るわけです。
滝と美瑛川を見下ろす橋から、木々の葉の緑色と、美瑛川の鮮やかな青色がコラボレーションした美しい風景を楽しみました!
「国設白金野鳥の森」の中を駆け抜ける・・・
標高700mの高原原生林100haの中に、数多くの野鳥の生息が確認され、昭和48年に環境庁が野鳥の生態を見学できるように観察舎などの施設がつくられた。
くまげら、あかげら、かっこうなど、いろんな鳥のさえずりが聞こえる森で、バードウォッチングも楽しい。
白樺街道を進むと、2,077mの十勝岳を望むことができます。
噴煙が上る様子は迫力があり、活火山であることを実感させられます。
目の前には噴煙を上げる十勝岳がそびえ、真近に2,000m級の山々を見上げることができる。
また、眼下には緑豊かな美瑛と富良野のパノラマが広がるなど、眺望は抜群。
本州だと、2,000m位にならないと森林限界が現れないが、ここ北海道は緯度が高いことから、1,000m程で森林限界となる。そんな中、高山植物を観察しながら走るのもいいですね!
白金模範牧場で十勝岳を望む。
ここからは、大雪山連峰や芦別岳までも一望でき、360度の大パノラマが楽しめる。
400ha以上の広さを持つ高原牧場であり、夏期期間、町内外の酪農家より乳牛の育成牛1000頭の預託を受けて飼育をしている。
スズキジムニー・グリコチョコレートのCMにも使われた場所なのです。
また、1988年の十勝岳の噴火の際、山の状態を遠望観測し各テレビ局の中継基地として活躍した場所でもあります。
美瑛の丘へと戻ってきて、丘の風景を一望する高台に位置する展望花畑へと。
遠くには雄大な十勝岳連峰を望み、丘の中央部がうねるように大きくくぼんでいるこの場所は、美瑛を代表する眺めのいい丘の一つと言ってもいいでしょう。
東京ドーム3個分にあたる約7haもの広さの展望花畑。様々な草花が咲き乱れる。
ラベンダーは、別に富良野へ行かなくても、美瑛にもたくさん見られます。
富良野は碁盤の目のようになっていて走ってもつまらないし、「ファーム富田」をはじめとするラベンダー畑は観光客がワンサカいるしと、富良野を走るのは今回は失礼させてもらいました。
深山峠にあるヤマイチさんで小休止。
ここのお店をやられている御夫婦は、共に自転車に乗られていて、美瑛の穴場の見所や四季折々の美瑛・富良野や十勝の様子など、なんやかんやと1時間以上も根が生えてしまい、色々お話をさせていただきました。
美瑛の地に惹かれて、毎月、埼玉から来られる女性サイクリストがいらっしゃるそうです。凄いよねー。でも、その気持ちよーくわかります!
興味深いお話ばかりで、ますます美瑛の魅力に取り付かれましたね!(^^)v
バイクラックには、オイラのバイクと旦那さんのバイクです。
バイクラックには、オイラのバイクと旦那さんのバイクです。
ありがたい事に、ボトルに冷たい湧き水を入れて頂き、また、塩飴も頂きました。
お綺麗な奥さんと、とても好感がもてる旦那さんとの楽しいひと時!ありがとうございました。
美馬牛近くの国道237号から続く「西11線道路」、約4kmの直線道路。
急激なアップダウンが続くことから「ジェットコースターの路」と呼ばれている。
昔「プロバンスの路」と言われていた頃には訪れる人も少なかったけれど、「ジェットコースターの路」と改名されてからは、メディアにも取り上げられるようになり往来が多くなりました。
この全長4kmの直線には標高差70~80mの谷と丘が交互に2つ3つとアップダウンが続く。
ちょうど中央付近の丘の上には、眺めのよい場所があり、ここから見渡す大雪山系は「かみふらの八景」に選ばれているほど眺めがよい。
美瑛の西側に位置する五稜の丘に立つ小さな喫茶店、自転車大好き!オーナーが経営するries caf'e(リーズカフェ)でランチタイム。
観光客が集う丘の周囲にはなく、あえて離れるような場所にある。
穏やかな雰囲気が漂ういい感じのお店、大きな窓からの眺めもホッとするね。
美瑛には、美しい景色がたくさんありますが、個人的なイチオシエリアは留辺蘂地区(るしるべ)と五陵地区(ごりょう)ですね。
いずれの地区も人家やお店がほとんどなく、何とかの木というような観光客が集まるスポットもなく、美瑛の丘本来の姿があり、ツウ好みの自分だけの景色を見つけやすい区域です。
特に、五陵は美瑛で最も高い場所にあり、「パッチワークの路」の一番奥にあり、最も人が訪れないと言っても過言ではないエリアです。
見晴らしの良い絶景スポットが点在し、標高の高い位置からパッチワークの路全体を見渡せるため、開放感もあり、また眼下に丘が折り重なる風景を堪能できます。
とにかく見晴らし最高で、必ず訪れておきたいエリアの一つですね。
感動の連続、楽しかった2日間もあっという間に過ぎました。
なだらかな丘の連なる広大な風景、色とりどりのパッチワークのような畑の景色の中を走る!、そして青い池や十勝岳などもとても感動的でした・・・
お綺麗な奥さんと、とても好感がもてる旦那さんとの楽しいひと時!ありがとうございました。
美馬牛近くの国道237号から続く「西11線道路」、約4kmの直線道路。
急激なアップダウンが続くことから「ジェットコースターの路」と呼ばれている。
昔「プロバンスの路」と言われていた頃には訪れる人も少なかったけれど、「ジェットコースターの路」と改名されてからは、メディアにも取り上げられるようになり往来が多くなりました。
この全長4kmの直線には標高差70~80mの谷と丘が交互に2つ3つとアップダウンが続く。
ちょうど中央付近の丘の上には、眺めのよい場所があり、ここから見渡す大雪山系は「かみふらの八景」に選ばれているほど眺めがよい。
美瑛の西側に位置する五稜の丘に立つ小さな喫茶店、自転車大好き!オーナーが経営するries caf'e(リーズカフェ)でランチタイム。
観光客が集う丘の周囲にはなく、あえて離れるような場所にある。
穏やかな雰囲気が漂ういい感じのお店、大きな窓からの眺めもホッとするね。
美瑛には、美しい景色がたくさんありますが、個人的なイチオシエリアは留辺蘂地区(るしるべ)と五陵地区(ごりょう)ですね。
いずれの地区も人家やお店がほとんどなく、何とかの木というような観光客が集まるスポットもなく、美瑛の丘本来の姿があり、ツウ好みの自分だけの景色を見つけやすい区域です。
特に、五陵は美瑛で最も高い場所にあり、「パッチワークの路」の一番奥にあり、最も人が訪れないと言っても過言ではないエリアです。
見晴らしの良い絶景スポットが点在し、標高の高い位置からパッチワークの路全体を見渡せるため、開放感もあり、また眼下に丘が折り重なる風景を堪能できます。
とにかく見晴らし最高で、必ず訪れておきたいエリアの一つですね。
感動の連続、楽しかった2日間もあっという間に過ぎました。
なだらかな丘の連なる広大な風景、色とりどりのパッチワークのような畑の景色の中を走る!、そして青い池や十勝岳などもとても感動的でした・・・
北海道まで来て、たった2日間というのも勿体無い気もしますが、何事も腹八分目の方がいいかな?
その場所でしか見られない風景、その時期や季節によって農作物の色が移り変わり、花が咲いていたり刈り取りの風景が見られたり、日々移り行く風景の中でも、その季節、その瞬間に美しく見られる風景が美瑛の魅力ですね。
その場所でしか見られない風景、その時期や季節によって農作物の色が移り変わり、花が咲いていたり刈り取りの風景が見られたり、日々移り行く風景の中でも、その季節、その瞬間に美しく見られる風景が美瑛の魅力ですね。
後ろ髪を引かれる思いで、旭川空港からテイクオフ…
とても感動的で楽しい走りが出来ました。 また必ず訪れます!v(^^)v
とても感動的で楽しい走りが出来ました。 また必ず訪れます!v(^^)v