今日は予報に反して、晴れて強い日差しで気温上昇!
東京では最高気温が32度2分と、5月としては統計を開始した明治9年以降で最も高い気温だったとか。
昼前から行動開始するものの、蒸し暑さの中、走りに行きたいところが思い浮かばない・・・
裏ヤビツ・棚田
名古木の棚田で田植えが始まったのでは?と、様子見がてら、暑さしのぎで裏ヤビツから名古木へ。。。
名古木交差点の北東方向にある山あいに、街中の喧騒を忘れさせる美しい棚田があるのです。
枚数はそれほど多くないものの、山間の風景に溶け込むように広がる無作為の曲線で形取られた、四季折々の棚田を見ることが何気に好きなのです・・・
裏ヤビツ・棚田-001
土山峠のダラダラ坂が、この蒸し暑さに消耗していく。 熱中症になりそうな陽気だね・・・
まだまだ、カラダが暑さに慣れていないですね。
宮ヶ瀬湖の沿道路肩にある気温表示は28℃、それ以上の暑さがある感じで、あぢぃぃー

裏ヤビツ・棚田-002
宮ヶ瀬湖の滞水が少ないようで、湖面も低い。
いつになく、水の色がエメラルドグリーンで綺麗だった・・・

裏ヤビツ・棚田-003
裏ヤビツも新緑から深緑へと向かっていますね。
一斉に生まれる葉っぱ達は、競い合うように萌黄色から黄緑色へ。そして、緑色の割合が次第に増し、6月には深みがかった濃い緑の葉へと成長していきます。

裏ヤビツ・棚田-004
緑濃い木々をバックに、吊橋と渓流の白い流れ、そこに一服の清涼の風が通り抜ける。
ここまで入ってくると、暑さもやや忘れられますね。
その後、表ヤビツへ、そして、名古木へとダウンヒル! 

裏ヤビツ・棚田-005
国道246号の名古木宮交差点から北方へ入ったところに、谷戸に囲まれた棚田が2箇所あります。
名古木の荒廃した田を復元しようと、「丹沢ドン会」という保存会によって維持されています。
農家の高齢化により、耕作放棄から年月を経て灌木が生い茂り、雑草が身の丈以上の荒廃地になった。
草払い、野焼き、 畦付け、水路を造って水を確保。そして棚田を耕し、米づくりを復活させたのです。
今では、美しい景観の中、昔からの変わらぬ里山の風景となっています。

裏ヤビツ・棚田-006
もう一つの棚田は、山間の風景に溶け込むように広がる棚田です。
あまり広くありませんが、キレイに管理され、山並みにマッチした里山風景を見せてくれています。
こちらは、前出の棚田と違って、機械植えではなくて手植えのようですね。
棚田では、無農薬・有機の米づくりを実施しているのです。
そんなことで、若い女性(東海大生?)が何人かが、水田の中の虫を駆除をしていました。

いずれの棚田も、少しわかりにくい場所にありますが、
ヤビツ峠のついでに四季折々の棚田風景を見ながら、周辺をポタポタするのもいいものですよ・・・
しかし、今日は暑かったなぁ~ (>Д<;)
来週後半には、関東地方もそろそろ梅雨入りかな?