知多イチも、このところ見所が少なく走りに飽きてきたので、今回は渥美半島まで足を伸ばしてみることに。
師崎からフェリーで伊良湖へ渡って、時計回りで渥美半島をグルッと巡ってみました!
こちらでいうところの、久里浜から金谷に渡って、南房総を一周! といった感じに似てますね。
渥美イチ
愛知県の南に位置する渥美半島、山と海に囲まれ自然がとても豊かです。
恵まれた気候のおかげもあり、農産物の生産が盛ん。また、三河湾では様々な魚が捕れ漁業も盛んです。
太平洋側では全国のサーファーが集まるなど、多種多様な所です。。。
それにしても、青い空、海の色、打ち寄せる波がキレイ! (オヤジ、海を見て何を思ふ・・・ w )
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師岡からフェリーが発つと、三河湾に浮かぶ島々望みながら進行します。 
その一つ、小島が点在する篠島一帯は、その風光明媚な景観から「東海の松島」と呼ばれています。
左奥の島は日間賀島、多くの離島が過疎化する中で、なんと全国 NO.1の人口密度!
漁業と観光業の連携が成功した島なのです。
 
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そして、伊良湖に到着し、渥美半島を時計回りへとハンドルを向けることに。
渥美半島は日本有数の風の強い地域、それゆえに、あちらこちらで白く大きな風車がいっぱい回ってるね。
風車群は、まさに渥美半島・三河湾のランドマークですね!

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渥美半島の太平洋側には、海岸に沿って走る全長約55kmのサイクリングロードが整備されています。
青い空と青い海をバックに、潮風の中をさっそうと走る。
でも、実際には砂が堆積していたりと、とても走れる環境ではなかったです。
そんなことから、太平洋に面した国道42号を伊良湖岬まで走ることに。とても爽快なコース。
サーフィンのメッカの太平洋ロングビーチや、日出の石門、美しい恋路ヶ浜など、いくつものビュースポットをつなぐ海沿いを快走!

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日出の石門。 大きな岩が波の力によって削られ、真ん中に大きな穴を開けています。
まさに自然が作り上げた芸術品ですね!

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果てしなく続く水平線とそびえ立つ丘のコントラストが素晴らしい恋路ヶ浜。
「名も知らぬ、遠き島より流れよる、椰子の実ひとつ」という島崎藤村の抒情詩の舞台となったことでも有名な所ですよね。
ゆっくり海を眺めていると、落ち着いた気持ちにさせられます。。。。

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恋路ヶ浜は、4つの「日本の100選」に選ばれているのです。
渥美サイクリングロード」の日本の道百選をはじめとして、日本の渚百選、日本の白砂青松百選、残したい日本の音風景百選に選ばれています。
(日本の道百選の記念碑がホイールなど自転車の形になってました。)

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そして、渥美半島の先端に立つ伊良湖岬灯台。
ここからの眺めは、まるで海の上に立っているような気持ちにさせてくれる。
途中見える海岸線の景色も素晴らしいので、一見の価値はありますよ!

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近年、不況や周辺の道路交通網整備などの影響で利用者の減少が続き、赤字を計上している師崎⇔伊良湖フェリー。 燃料費高騰もあり、この航路での黒字化は難しいとの判断から、9月末で廃止されるそうです。
今回が最後の乗船になると思うと、チョッと寂しい。 
そう意味からも、渥美半島に渡ってよかったかな?・・・ 

灼熱の中での渥美イチも終わり。 さぁーてと、 師崎へと戻りましょうかね。
しかし、暑かったぁぁぁぁー