4月下旬の開通時期、志賀草津道路の醍醐味は、何と言っても雪の回廊の景観です!
今年もそんな雪の回廊へ行ってきました~ (^^)v
全国的には立山黒部アルペンルートの室堂の雪の大谷が有名だけど、高さでは立山に及ばないものの、ここの雪の壁も見応えは充分にあります!
《吾妻線の車窓から停車駅でワンショット》
ここ数年は、軽井沢から峰の茶屋を越えて長野原から草津へ至るルートでしたが、今回は、JR吾妻線で長野原草津口駅を起点に行くことにしました。
と言うのも、八ッ場ダム建設に伴い水没する吾妻線の岩島~長野原草津口間を迂回する新線の建設が進められていて、この線路の付け替えが今秋予定されているのです。
このダム建設により、吾妻渓谷や川原湯温泉(移設)は水没、現在の川原湯温泉駅も水没するほか、日本一短いトンネルで知られている樽沢トンネル(7.2m)も水没するので、今のうちに現線に乗っておこうかと・・・
長野原草津口駅に到着すると、多くの輪行組が降り立ち、湧出るようにいるわいるわ!w
一つの電車に10人以上も乗っていたとは、これまでのサイクルライフで初めて見る光景だったなぁー
長野原を後にして草津へ至る途中にある洞口の桜が満開で綺麗でしたー
標高1,000mで、気温は16℃。
厚手のアンダーと半袖ジャージにレーパン、アームウォーマーとニーウォーマーでは暑いくらい。
でもまあ、目的地は標高2,000m以上の高地なので、レイヤードでの温度調整は肝要ですね。
渋峠に至るルートでは、長野原から草津へ至る区間が一番キツイ区間と言えます。
この区間をクリアすれば、草津からは急勾配の区間も無いし、前に広がる景色に癒されますからマイペースで上って行けます。
いつもの補給ポイントである草津のコンビニに寄ったところ、コルナゴ・マスターX-LIGITの方が休憩中・・・、
職人技のクロモリフレームをツーリングではあまり見かけないよね。。。
ひょっとして、ネットでお付き合いさせていただいているうかGさん?
で、「もしかして、うかGさんですか?」とお聞きすると、ご本人びっくりした表情~ ビンゴ!
今回はスマホを忘れてきたので、皆さんのツィート動向がよくわからなかったのですが、いゃー奇遇です。
うかGさんとは、昨年の磐梯吾妻スカイラインでも、浄土平ですれ違ったという偶然もあるのです。
前回もそして今回も、特段申し合わせていないのにね???
源頼朝に追われた木曽義仲の残党が、武具を脱ぎ捨てたという伝説がある「武具脱の池」のあたりに来ると、視界が開けてきて残雪がチラホラと・・・
毎度の撮影ポイントである硫化水素のデンジャラスゾーンの殺生河原です。
遊歩道に設置してある警報機から、サイレンの音とともに「硫化水素濃度が著しく上昇しています。直ちに退避してください!」などという恐ろしげな放送がガンガンと流れたりと、危険な雰囲気いっぱいの様相です。
今までこんな放送を聞いたことが無かったなぁー
そう言われてみれば、鼻の奥がモヤモヤしたのは硫化水素のせい???
ここも荒涼とした中に残雪が光り、なかなかの景観を成すお気に入りの撮影ポイントです。
もっと晴れていれば、青空とのいいコントラストだったんでしょうね・・・残念!
交通量が多くて、そうそうバイクを降りて写真ばかり撮っているとどんどん時間がなくなるので、後ろ髪を引かれる思いでスルーした箇所も多数ですけれど。。。
上ってきた道を振り返る・・・
この高度感がたまりません! まさに天空に近づいている感じです!
いよいよ白根山の草木を寄せ付けない山肌が見えてきました!
ここまでのルート上でもそうだったけど、今年の残雪は、やや土色かかっていて、所々で汚れ気味かな?
草津白根レストハウスに到着!
五平餅が焼きたてで美味しいですよ~♪ という放送に誘われて、小休止がてら甘酒とともに一服することに。。。
弓池も完全に雪の中です。まだまだ、冬―って感じですね。
今年は雪が多くて池の周りには雪がテンコ盛りでした。
さてさて、白根山を後にして、いよいよ雪の回廊へと行きますかね。
山田峠付近から渋峠方面に向う絶景の天空ロード!
ここからのロケーションが志賀草津道路の中で一番好きかも。。。
(この写真は引き返した時のもので、やや晴れ間が出ました・・・)
両側を高い雪の壁に挟まれた中を走れるのは、山岳道路ならではのもの。
その中でも特に見応えのある雪の回廊は、国道最高地点の渋峠から群馬県側のやや下にある、写真のこの先の山田峠周辺の区間に現れます~
雪の壁が1km前後続き、絶景の中を行くライドが楽しめるのです。 わくわく!
トップ写真にもあるように、今年の壁の高さは約8mに達しています。
2月の豪雪などの影響で、昨年より約2m高いとのこと。 見応え十二分!
これほど高さがある雪の回廊は、本当に久しぶりですね。
これで、ピーカンな真っ青な空だったら言うこと無いんだけどなぁー
まあ、贅沢を言ったらきりがないですね。、満足満足~♪
深い雪の下の道路をどうやって除雪するのか?
近年は除雪作業にGPS搭載の除雪車を使うので、道路上を正確に除雪してゆくことが可能なのです。
ちなみに、誤差はわずか15cm以内だそうです。
雪の回廊の高さは毎年、自然がつくりだすものなので積雪状況は変化します。
また、日が経つにつれて次第に壁が排ガスで汚れてくるし雪解けが進みむので、雪の回廊が目的の方は開通日から5月上旬迄に訪れることをお勧めします~
そして天空を走る高原ルートの最高地、標高2,172mの日本国道最高地点!
眼下には芳ヶ平の湿原を見下ろし、山肌伝いにうねうねと続く道の先には草津温泉の町が広がります。
この後、長野と群馬の県境に建つ渋峠ホテルでコーヒーブレイクといきましょう!
と、ホテルに入ろうとしたら、中からあれれれー?有名人? 「もしかして、なす子さんですか?」とお尋ねしたところ・・・ おぉぉぉぉぉ!
うかGさんに続いて、これまたネットや自転車誌つながりのなす子さんと、ここ渋峠でお会いできるとは、なななんと! なんか変な感覚で、「初めまして」って感じじゃないですねー
いゃー、類は友を呼ぶと言うのか?、この時期の旅情派サイクリストの行動半径が狭いのか? 度重なる出会いでビックリ~!www
と、ガラッと話題が変わって・・・w、渋峠ホテルの寒暖計は6℃を示しています。 暖かいねー
と言っても今年の渋峠一帯は、やはり雪が多いなー
峠を過ぎた長野側にも雪の壁が続くとは珍しいです。
今年は渋峠から湯田中方面へは下らないで、来た道を戻り、途中で万座へ下って高山村へ行き、枝垂桜を見に行くプランなのです。
山岳路のジャンクション。左上は草津へと、右下は万座へと下る道が続きます。
この下りをガンガン攻めるダウンヒラーにとっては、ヨダレが出そうな写真ですよね!
この後、このうねうね道を下って万座から高山村へと行きますよー!
「一度は見に行きたい絶景の桜★信州高山五大桜」へと続きます・・・
今年もそんな雪の回廊へ行ってきました~ (^^)v
全国的には立山黒部アルペンルートの室堂の雪の大谷が有名だけど、高さでは立山に及ばないものの、ここの雪の壁も見応えは充分にあります!
《吾妻線の車窓から停車駅でワンショット》
ここ数年は、軽井沢から峰の茶屋を越えて長野原から草津へ至るルートでしたが、今回は、JR吾妻線で長野原草津口駅を起点に行くことにしました。
と言うのも、八ッ場ダム建設に伴い水没する吾妻線の岩島~長野原草津口間を迂回する新線の建設が進められていて、この線路の付け替えが今秋予定されているのです。
このダム建設により、吾妻渓谷や川原湯温泉(移設)は水没、現在の川原湯温泉駅も水没するほか、日本一短いトンネルで知られている樽沢トンネル(7.2m)も水没するので、今のうちに現線に乗っておこうかと・・・
長野原草津口駅に到着すると、多くの輪行組が降り立ち、湧出るようにいるわいるわ!w
一つの電車に10人以上も乗っていたとは、これまでのサイクルライフで初めて見る光景だったなぁー
長野原を後にして草津へ至る途中にある洞口の桜が満開で綺麗でしたー
標高1,000mで、気温は16℃。
厚手のアンダーと半袖ジャージにレーパン、アームウォーマーとニーウォーマーでは暑いくらい。
でもまあ、目的地は標高2,000m以上の高地なので、レイヤードでの温度調整は肝要ですね。
渋峠に至るルートでは、長野原から草津へ至る区間が一番キツイ区間と言えます。
この区間をクリアすれば、草津からは急勾配の区間も無いし、前に広がる景色に癒されますからマイペースで上って行けます。
いつもの補給ポイントである草津のコンビニに寄ったところ、コルナゴ・マスターX-LIGITの方が休憩中・・・、
職人技のクロモリフレームをツーリングではあまり見かけないよね。。。
ひょっとして、ネットでお付き合いさせていただいているうかGさん?
で、「もしかして、うかGさんですか?」とお聞きすると、ご本人びっくりした表情~ ビンゴ!
今回はスマホを忘れてきたので、皆さんのツィート動向がよくわからなかったのですが、いゃー奇遇です。
うかGさんとは、昨年の磐梯吾妻スカイラインでも、浄土平ですれ違ったという偶然もあるのです。
前回もそして今回も、特段申し合わせていないのにね???
源頼朝に追われた木曽義仲の残党が、武具を脱ぎ捨てたという伝説がある「武具脱の池」のあたりに来ると、視界が開けてきて残雪がチラホラと・・・
毎度の撮影ポイントである硫化水素のデンジャラスゾーンの殺生河原です。
遊歩道に設置してある警報機から、サイレンの音とともに「硫化水素濃度が著しく上昇しています。直ちに退避してください!」などという恐ろしげな放送がガンガンと流れたりと、危険な雰囲気いっぱいの様相です。
今までこんな放送を聞いたことが無かったなぁー
そう言われてみれば、鼻の奥がモヤモヤしたのは硫化水素のせい???
ここも荒涼とした中に残雪が光り、なかなかの景観を成すお気に入りの撮影ポイントです。
もっと晴れていれば、青空とのいいコントラストだったんでしょうね・・・残念!
交通量が多くて、そうそうバイクを降りて写真ばかり撮っているとどんどん時間がなくなるので、後ろ髪を引かれる思いでスルーした箇所も多数ですけれど。。。
上ってきた道を振り返る・・・
この高度感がたまりません! まさに天空に近づいている感じです!
いよいよ白根山の草木を寄せ付けない山肌が見えてきました!
ここまでのルート上でもそうだったけど、今年の残雪は、やや土色かかっていて、所々で汚れ気味かな?
草津白根レストハウスに到着!
五平餅が焼きたてで美味しいですよ~♪ という放送に誘われて、小休止がてら甘酒とともに一服することに。。。
弓池も完全に雪の中です。まだまだ、冬―って感じですね。
今年は雪が多くて池の周りには雪がテンコ盛りでした。
さてさて、白根山を後にして、いよいよ雪の回廊へと行きますかね。
山田峠付近から渋峠方面に向う絶景の天空ロード!
ここからのロケーションが志賀草津道路の中で一番好きかも。。。
(この写真は引き返した時のもので、やや晴れ間が出ました・・・)
両側を高い雪の壁に挟まれた中を走れるのは、山岳道路ならではのもの。
その中でも特に見応えのある雪の回廊は、国道最高地点の渋峠から群馬県側のやや下にある、写真のこの先の山田峠周辺の区間に現れます~
雪の壁が1km前後続き、絶景の中を行くライドが楽しめるのです。 わくわく!
トップ写真にもあるように、今年の壁の高さは約8mに達しています。
2月の豪雪などの影響で、昨年より約2m高いとのこと。 見応え十二分!
これほど高さがある雪の回廊は、本当に久しぶりですね。
これで、ピーカンな真っ青な空だったら言うこと無いんだけどなぁー
まあ、贅沢を言ったらきりがないですね。、満足満足~♪
深い雪の下の道路をどうやって除雪するのか?
近年は除雪作業にGPS搭載の除雪車を使うので、道路上を正確に除雪してゆくことが可能なのです。
ちなみに、誤差はわずか15cm以内だそうです。
雪の回廊の高さは毎年、自然がつくりだすものなので積雪状況は変化します。
また、日が経つにつれて次第に壁が排ガスで汚れてくるし雪解けが進みむので、雪の回廊が目的の方は開通日から5月上旬迄に訪れることをお勧めします~
そして天空を走る高原ルートの最高地、標高2,172mの日本国道最高地点!
眼下には芳ヶ平の湿原を見下ろし、山肌伝いにうねうねと続く道の先には草津温泉の町が広がります。
この後、長野と群馬の県境に建つ渋峠ホテルでコーヒーブレイクといきましょう!
と、ホテルに入ろうとしたら、中からあれれれー?有名人? 「もしかして、なす子さんですか?」とお尋ねしたところ・・・ おぉぉぉぉぉ!
うかGさんに続いて、これまたネットや自転車誌つながりのなす子さんと、ここ渋峠でお会いできるとは、なななんと! なんか変な感覚で、「初めまして」って感じじゃないですねー
いゃー、類は友を呼ぶと言うのか?、この時期の旅情派サイクリストの行動半径が狭いのか? 度重なる出会いでビックリ~!www
と、ガラッと話題が変わって・・・w、渋峠ホテルの寒暖計は6℃を示しています。 暖かいねー
と言っても今年の渋峠一帯は、やはり雪が多いなー
峠を過ぎた長野側にも雪の壁が続くとは珍しいです。
今年は渋峠から湯田中方面へは下らないで、来た道を戻り、途中で万座へ下って高山村へ行き、枝垂桜を見に行くプランなのです。
山岳路のジャンクション。左上は草津へと、右下は万座へと下る道が続きます。
この下りをガンガン攻めるダウンヒラーにとっては、ヨダレが出そうな写真ですよね!
この後、このうねうね道を下って万座から高山村へと行きますよー!
「一度は見に行きたい絶景の桜★信州高山五大桜」へと続きます・・・