天気に恵まれた三連休は、休日出勤などでしっかり走れる時間が取れたのが最終日の日曜日だけ。。。
度重なる大雪の影響で敬遠していた箱根、大分暖かくなってきたし、いいかげん道路状況もよくなったろうと、久しぶりに箱根外輪山の4つの峠&林道巡りとヘタってきました!
長尾峠
静岡県と神奈川県の県境にある長尾隧道を抜けると、この日3つ目の峠である長尾峠、正面に台ケ岳と箱根山(神山)が、眼下には、仙石原高原、その右に芦ノ湖と眺望が待ち受けてます! 
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実際に走ったルートを、五万分一の地形図に落としてみたらこんな感じ。
(金時林道の途中で道を間違えて、枝道になっているのはご愛嬌。。。)

足柄路(矢倉沢往還)を上って、ドカーンと富士山を拝む相模国と駿河国の国境の峠である足柄峠へ、
そして、足柄峠から少し上り返して2つ目の坂田峠、場所がわからずいつの間にか通過、w
金時林道の荒れたダートを10km程走って乙女へ、
かながわの景勝50選の一つ、富士山、仙石原、芦ノ湖、駒ケ岳と大パノラマが広がる3つ目の長尾峠だ~
仙石原へ下ってから上り返し、金時山の肩の部分にある矢倉沢峠で4つ目をクリア!
ダートではなく舗装された明神林道を、ダーっと下って地蔵堂へ、(オヤジギャグで失礼・・・)
4つの峠と2つの林道を経由して金時山をぐるっと一周してコンプリート!
帰りはヘロヘロになりながら、地を這うように帰路へと・・・。
つ・か・れ・た。。。。。

金時林道-001
足柄峠は、神奈川県南足柄市と静岡県駿東郡小山町の県境に位置する峠です。
最近では、自転車乗りの他に、多くのランナーの方がいらっしゃいます。
峠に近づくと共に勾配がだんだんときつくなる峠ですが、富士山の絶景が望めるオススメの峠です!

金時林道-002
生憎この日は陸自の東富士演習場の野焼きが行われていて、煙が風に流れて折角の富士山が見えん~
野焼きは害虫駆除や火災防止のために行われるもので、例年ならば2月に行われているのに、今年は積雪の影響で遅れたみたいです。。。。 やれやれ・・・

金時林道-004
足柄峠から少し走ると金時林道へ突入!
道標の上にある金太郎がなんとも可愛らしいね。

金時林道-003
金時林道では、反対側から上ってきたオフロードバイクが1台だけで、ハイカーとも会わなかったし、とても心細かったなぁー

金時林道-005
林道の途中でランチ&カフェタイム♪
昨晩の夕飯の残りであるかき揚と、うどん玉、だし素、ネギを持参してきたので、本日の山メシは天ぷらうどん~ それと、途中で買ったオニギリ。 大したメニューでないのに美味しいのは、自然と新鮮な空気と癒しの環境ですね! うまー

金時林道-006
たまに大きい石があったり、視線は遠めを見て走ろう!
日陰のコーナーでは、残雪があるので更に注意!

金時林道-007
足柄峠からの金時林道は、下り8割、上り2割という感じの荒れたダート林道です。
MTBだと問題ないと思うげれど、CXだとちょっと空気圧を落とした方が走りやすいですね。

金時林道-008
途中には、こんな朽ちかけた営林署の詰所があったり・・・。

金時林道-009
金時林道を走り終え、リゾートホテルの敷地内っぽい所に出てきて国道138号へ合流
逆方向で足柄峠へ向かう場合は、この分岐が金時林道へのターニングポイントとはわかりにくいね。

金時林道-009
乙女駐車場で小休止
ダートを満喫したら3つめの上り、舗装路で距離約7km、標高差約350mの緩やかな道のりを走ります。

金時林道-010
長尾峠への道は元々は国道138号であったけど、乙女トンネルの開通で県道に格下げへと。
坑口の上にある銘板の日付によると、長尾隧道の完成は明治45年1月となっている。
かつては往来が多かった箱根越えの道だったのでしょうね。
よーく見ると、昔の組積造のアーチの名残で、天頂部にキーストーン(楔石)が打たれています。

金時林道-011
ここにあった茶屋がいつの間にか解体されて、ちょっとした見晴台になってるー。
眺めは良くなったけど少し寂しいかな?

金時林道-012
遮るものがなく常に視界が大きく開け、下にかつては仙石原湖であった仙石原高原が、その先には箱根の山々が見渡せる。日本有数の火山地帯ということもあり、ジオパノラマの景色だ!

金時林道-013
仙石原へ下ってから、金時神社から最後の上りへと。
標高差約150mと、ここまでの峠越えの中では手頃な感じ・・・
そして、ここから地蔵堂までは、舗装された明神林道を一気にダウンヒル!
残雪があったりするので、ブラインドコーナーは注意して走りましょう! いゃーこの下りは爽快♪♪

足柄路から足柄峠、金時林道のダートで坂田峠、そして長尾峠、矢倉沢峠、明神林道と経由して地蔵堂に戻る。  金時林道はほぼダートで走り応えがあり、新緑や紅葉の季節にはもっと満喫できるだろうね。
金時山をグルッと周遊するように走る変化と展望に恵まれたコース、また来たいルートです!!
どうやら、峠バカは不治の病で処方は無いようです。(^^;;