真夏でも涼しい風が吹く高原は、自転車には最高の舞台!
遥かな山並みを見渡しつつ走れば、灼熱の下界の暑さなんか忘れてしまう~(^^)v
真夏こそ走りたい、最高の展望ルートであるビーナスラインを駆け抜けてきました!
車山、霧ヶ峰付近のニッコウキスゲに囲まれるライドは爽快で、緑の草原、周りの山々などを望む大パノラマは壮大で美しいですねー
ビーナスラインは、茅野から霧ヶ峰高原を経由して美ヶ原高原へ至る南北につなぐ絶景の高原道路。
平均標高が1400mという高所にあるのでとても涼しく、また、展望がよく、八ヶ岳や南アルプス、富士山までもが望めます。でも、今回は遠望がイマイチだったかな?
しかし、美しい草原を縫うようにある数々のコーナーは、まさに女神の道、ビーナスラインです!
今回は、小淵沢を起点にして松本まで至るルートを走ってみました。
朝一番の特急スーパーあずさで小淵沢へ輪行です。
カーブが多い中央本線を走るスーパーあずさは、振り子制御を採用してカーブで車体が傾くようになっています。そんなことで、車体が傾いた時に車両限界を超えないように車体断面が卵型に絞られていて、そんなことから車内は狭いのです。
特に出入口のデッキのところなんて狭い狭い! これが後で命取りに?www
輪行袋の置き場所は、各車両最後尾のシート裏がやはりベストポジションとなります。
今回のお供は、kuro7さん! 久しぶりだねー。 親子ほどの年の差コンビで走ります!w
「どこか連れてってください~」とのお誘いに応じての今回の一行となりました。
自転車乗りに老若男女の壁はありませんね~(^^)v
八ヶ岳南麓の富士見町、原村、茅野市を結ぶ広域農道、八ヶ岳エコーラインをまずは走ります。
八ヶ岳をはじめ、走りながらの周りの景色がよく、とても気持ちいい道です!
信号が少なく、舗装面も綺麗で最高、でも広域農道なので地元車や農作業車が優先ですね。
あまりにも気持ちのよい道路なのでスピードの出しすぎにも注意です。
大門街道から白樺湖へ、白樺湖から実質的なビーナスラインの本番です。
白樺湖は、もとは農業用水を確保するため建設された人工の温水ため池だったそうです。
完成当初は蓼科大池と呼ばれていましたが、その後、リゾートレジャー施設が整えられて、白樺湖に改められました。
白樺湖から車山高原方面へ向かった先に、ダンロップ社の協力によるメロディーロードがあります。
40km/hでよく聞こえるらしいけど、通過するクルマは殆ど40km/h以上のスピードなので、なんの曲なのかよくわかりませんー
後で調べたら、「スカボロー・フェア」だったようです。
優しい姿の蓼科山を背に、車山の中腹を登っていけば、山々の姿が広がってきます。
左後方には八ヶ岳連峰が長いすそ野を見せ、左には屏風のような南アルプスがそそりたつ。その間には、富士山の姿も見えるだろう?、だけど生憎この日は雲が厚くて見えませんでした・・・
上ってきた大門街道や、その先にはエコーラインも見えますねー
白樺湖を越え車山にはいると、緑のじゅうたんを右側に見ながら快適なワインディングロードが続きます。
八ヶ岳、富士山、南アルプスを左に後ろに、さわやかなライドを堪能できます!
車山高原の夏の代名詞と言えばニッコウキスゲだけど、ちょっとここはもうピークを過ぎていましたね~
富士見台でランチタイムとしましょう!
気温は20℃弱で、涼しいと言うか、やや寒いと感じでヒンヤリしてますね。
ここはビーナスラインの車山と強清水の真ん中に位置し、富士山をメインに南アルプス、八ヶ岳連峰に囲まれた景勝地です。
天気が良ければ、正面に世界遺産の富士山が見えるんだけど、雲が厚くて残念ですねー
富士見台のニッコウキスゲもチョッと終わりかけてますね。
お聞きすると、先週がベストだったようです。
標高1817mの車山肩の辺りまで来ると、まだニッコウキスゲが咲き残ってますねー
車山気象レーダー観測所も見えますね。この観測所は気象庁所管の気象レーダー観測施設で、長野地方気象台から制御・監視を行う遠隔監視レーダーです。
老朽化によって廃止された富士山レーダーの代替として、菊川市の牧之原気象レーダー観測所と共に設置されたものです。
ニッコウキスゲは、ほっておくと、外来種の繁殖に負けてしまうので地元のボランティアにより駆除が行われています。
また、開花ピーク時の渋滞による排気ガスの植物への影響が心配されています。
花畑の回りには、増加したニホンジカに花芽が食べられるのを避けるために、電気防護柵を張って守るようになっていました。
車山高原一体の殆どが草原地であり、あまり森林がありません。
以前、この辺り一体は牧草地であり、森林を伐採し野焼きを施していた為だと言われています。
この前に行った阿蘇山周辺の放牧地も同様に野焼きが行われてます。
この草地の規模は、阿蘇についで2番目の大きさ、それ故に、多種多様の山野草が自生しているのです。
いゃー、写真では感じ取れないけど、実際の目で見た風景は広大で素晴らしいです!
ビーナスラインの魅力は、コーナーを曲がるごとに新しい風景が広がってくることです。
定期的に火入れをされて保たれた草原が、さえぎることのない展望を生み出しているのだ~
車山高原を後にして、山裾を下っていくと、今度は北アルプスの山々が見えてきます。
もう少し早ければ、左右の草原には、ニッコウキスゲの黄色い花の群れも少しは広がっていたのかな?
ここは、エアコンの名前で有名になった霧ヶ峰ですが、特定の地名ではなく、車山からの溶岩でできた高原一帯の名称で、その名の通り、霧が多く発生する場所なのです。
上空には、グライダーが気持ちよさそうに旋回してましたよ。
霧ヶ峰はグライダーの発祥の地、グライダーは動力を持たないため、長時間飛行するには上昇気流が必要なのです。 霧ヶ峰は、諏訪湖からの山の斜面に発生する斜面上昇風と、草原等に発生する熱上昇風が合わさり、強い上昇風が多く発生するため長時間・長距離の飛行が可能となるそうです。
霧ヶ峰での飛行記録は、時間7時間30分以上、飛行距離500km以上、飛行高度8,000m以上というから凄いよね。
下りって来てやや暑くなってきたのでウインブレを脱ぎますかね・・・
12,000年の悠久の時を刻み、静かに成長を続ける八島湿原、この高層湿原は国の天然記念物に指定されています。
八島湿原一体は高山植物をはじめ色んな植物の宝庫、ノアザミも綺麗に咲いてましたよー
この先はカラマツ林の中の道となり、和田峠まで行けばビーナスラインのほぼ中間となります。
和田峠から北のビーナスラインは展望こそあまりないけれど、交通量も少なくなって快適な道が続きます。
和田峠から4km弱程上っていくと、途中、三峰展望台となります。
ここからは、それまであまり見えなかった北側の浅間山方面が一望できるんだけど・・・、
生憎見えませんでした。。。。。
三峰展望台を過ぎると、開放的で景色抜群のワインディングのダウンヒルが続きます。
遠くの山の頂上に見える電波塔群は、美ヶ原ですねー
この後、上り返して扉峠を越え、よもぎこば林道を経由して、松本市街へと一気に下って行きます!
ライドの締めは、やっぱり温泉でサッパリですね!
浅間温泉に寄って、ホットプラザ浅間という外湯で汗を流しましょう~
その後、松本城を観光して松本駅へと向かい、輪行の人へと・・・
帰りの電車は混雑することが予想されていたので、事前に指定席を予約していましたが、温泉でゆっくりしていたので、一本遅らせて乗車することに。
松本は始発駅と言えど、自由席での壮絶な椅子取りゲームに参戦です!w
何とか席をゲットした後は、次なるは、輪行袋の置き場所を確保しなければなりません。
ホームには、ザッと見積もっただけでも、20人程の輪行袋を担いだ人を見かけたかな?
何とか、車両最後尾のシート裏が確保できて、ホッと!ですね・・・(^^;;
kuro7さんも隣の車両に輪行袋が置けて何よりでした。
途中駅からは登山帰りの人達がワンサカ乗ってきて、スーパーあずさは、さながらペンギン島状態です!w
そして、乗換えの八王子駅で降りようとした時、狭いデッキに2台もの輪行袋が置いてあって、人ひとりがやっと降りられる幅しかない~
しょうがないから、自分の輪行袋を担ぎ持ち上げて、やっとの思い出脱出成功! やれやれです。
同じく八王子で乗換えするkuro7さん、でもホームに見当たりません。
見ると、まだデッキ奥で右往左往しているじゃないですか!
そうこうしている内にベルが鳴り終わり、ドアがシャットアウト!
ドア越しに見えるkuro7さん、人の不幸を笑っちゃいけないけど、思わず吹いてしまいました~ www
立川まで行ってらっしゃ~い!(爆)
イャー、この時期のスーパーあずさはには乗るもんじゃですねー
最後は、とんだオチだったけど、とても気持ちよくいい走りができて楽しかったですね!
ビーナスラインは日本有数の山岳スカイラインです。
緑の絨毯を見ながらの快適なワインディングロード、
遠くの山々を見ながらでの爽やかな走りが堪能できて最高でした!
遥かな山並みを見渡しつつ走れば、灼熱の下界の暑さなんか忘れてしまう~(^^)v
真夏こそ走りたい、最高の展望ルートであるビーナスラインを駆け抜けてきました!
車山、霧ヶ峰付近のニッコウキスゲに囲まれるライドは爽快で、緑の草原、周りの山々などを望む大パノラマは壮大で美しいですねー
ビーナスラインは、茅野から霧ヶ峰高原を経由して美ヶ原高原へ至る南北につなぐ絶景の高原道路。
平均標高が1400mという高所にあるのでとても涼しく、また、展望がよく、八ヶ岳や南アルプス、富士山までもが望めます。でも、今回は遠望がイマイチだったかな?
しかし、美しい草原を縫うようにある数々のコーナーは、まさに女神の道、ビーナスラインです!
今回は、小淵沢を起点にして松本まで至るルートを走ってみました。
朝一番の特急スーパーあずさで小淵沢へ輪行です。
カーブが多い中央本線を走るスーパーあずさは、振り子制御を採用してカーブで車体が傾くようになっています。そんなことで、車体が傾いた時に車両限界を超えないように車体断面が卵型に絞られていて、そんなことから車内は狭いのです。
特に出入口のデッキのところなんて狭い狭い! これが後で命取りに?www
輪行袋の置き場所は、各車両最後尾のシート裏がやはりベストポジションとなります。
今回のお供は、kuro7さん! 久しぶりだねー。 親子ほどの年の差コンビで走ります!w
「どこか連れてってください~」とのお誘いに応じての今回の一行となりました。
自転車乗りに老若男女の壁はありませんね~(^^)v
八ヶ岳南麓の富士見町、原村、茅野市を結ぶ広域農道、八ヶ岳エコーラインをまずは走ります。
八ヶ岳をはじめ、走りながらの周りの景色がよく、とても気持ちいい道です!
信号が少なく、舗装面も綺麗で最高、でも広域農道なので地元車や農作業車が優先ですね。
あまりにも気持ちのよい道路なのでスピードの出しすぎにも注意です。
大門街道から白樺湖へ、白樺湖から実質的なビーナスラインの本番です。
白樺湖は、もとは農業用水を確保するため建設された人工の温水ため池だったそうです。
完成当初は蓼科大池と呼ばれていましたが、その後、リゾートレジャー施設が整えられて、白樺湖に改められました。
白樺湖から車山高原方面へ向かった先に、ダンロップ社の協力によるメロディーロードがあります。
40km/hでよく聞こえるらしいけど、通過するクルマは殆ど40km/h以上のスピードなので、なんの曲なのかよくわかりませんー
後で調べたら、「スカボロー・フェア」だったようです。
優しい姿の蓼科山を背に、車山の中腹を登っていけば、山々の姿が広がってきます。
左後方には八ヶ岳連峰が長いすそ野を見せ、左には屏風のような南アルプスがそそりたつ。その間には、富士山の姿も見えるだろう?、だけど生憎この日は雲が厚くて見えませんでした・・・
上ってきた大門街道や、その先にはエコーラインも見えますねー
白樺湖を越え車山にはいると、緑のじゅうたんを右側に見ながら快適なワインディングロードが続きます。
八ヶ岳、富士山、南アルプスを左に後ろに、さわやかなライドを堪能できます!
車山高原の夏の代名詞と言えばニッコウキスゲだけど、ちょっとここはもうピークを過ぎていましたね~
富士見台でランチタイムとしましょう!
気温は20℃弱で、涼しいと言うか、やや寒いと感じでヒンヤリしてますね。
ここはビーナスラインの車山と強清水の真ん中に位置し、富士山をメインに南アルプス、八ヶ岳連峰に囲まれた景勝地です。
天気が良ければ、正面に世界遺産の富士山が見えるんだけど、雲が厚くて残念ですねー
富士見台のニッコウキスゲもチョッと終わりかけてますね。
お聞きすると、先週がベストだったようです。
標高1817mの車山肩の辺りまで来ると、まだニッコウキスゲが咲き残ってますねー
車山気象レーダー観測所も見えますね。この観測所は気象庁所管の気象レーダー観測施設で、長野地方気象台から制御・監視を行う遠隔監視レーダーです。
老朽化によって廃止された富士山レーダーの代替として、菊川市の牧之原気象レーダー観測所と共に設置されたものです。
ニッコウキスゲは、ほっておくと、外来種の繁殖に負けてしまうので地元のボランティアにより駆除が行われています。
また、開花ピーク時の渋滞による排気ガスの植物への影響が心配されています。
花畑の回りには、増加したニホンジカに花芽が食べられるのを避けるために、電気防護柵を張って守るようになっていました。
車山高原一体の殆どが草原地であり、あまり森林がありません。
以前、この辺り一体は牧草地であり、森林を伐採し野焼きを施していた為だと言われています。
この前に行った阿蘇山周辺の放牧地も同様に野焼きが行われてます。
この草地の規模は、阿蘇についで2番目の大きさ、それ故に、多種多様の山野草が自生しているのです。
いゃー、写真では感じ取れないけど、実際の目で見た風景は広大で素晴らしいです!
ビーナスラインの魅力は、コーナーを曲がるごとに新しい風景が広がってくることです。
定期的に火入れをされて保たれた草原が、さえぎることのない展望を生み出しているのだ~
車山高原を後にして、山裾を下っていくと、今度は北アルプスの山々が見えてきます。
もう少し早ければ、左右の草原には、ニッコウキスゲの黄色い花の群れも少しは広がっていたのかな?
ここは、エアコンの名前で有名になった霧ヶ峰ですが、特定の地名ではなく、車山からの溶岩でできた高原一帯の名称で、その名の通り、霧が多く発生する場所なのです。
上空には、グライダーが気持ちよさそうに旋回してましたよ。
霧ヶ峰はグライダーの発祥の地、グライダーは動力を持たないため、長時間飛行するには上昇気流が必要なのです。 霧ヶ峰は、諏訪湖からの山の斜面に発生する斜面上昇風と、草原等に発生する熱上昇風が合わさり、強い上昇風が多く発生するため長時間・長距離の飛行が可能となるそうです。
霧ヶ峰での飛行記録は、時間7時間30分以上、飛行距離500km以上、飛行高度8,000m以上というから凄いよね。
下りって来てやや暑くなってきたのでウインブレを脱ぎますかね・・・
12,000年の悠久の時を刻み、静かに成長を続ける八島湿原、この高層湿原は国の天然記念物に指定されています。
八島湿原一体は高山植物をはじめ色んな植物の宝庫、ノアザミも綺麗に咲いてましたよー
この先はカラマツ林の中の道となり、和田峠まで行けばビーナスラインのほぼ中間となります。
和田峠から北のビーナスラインは展望こそあまりないけれど、交通量も少なくなって快適な道が続きます。
和田峠から4km弱程上っていくと、途中、三峰展望台となります。
ここからは、それまであまり見えなかった北側の浅間山方面が一望できるんだけど・・・、
生憎見えませんでした。。。。。
三峰展望台を過ぎると、開放的で景色抜群のワインディングのダウンヒルが続きます。
遠くの山の頂上に見える電波塔群は、美ヶ原ですねー
この後、上り返して扉峠を越え、よもぎこば林道を経由して、松本市街へと一気に下って行きます!
ライドの締めは、やっぱり温泉でサッパリですね!
浅間温泉に寄って、ホットプラザ浅間という外湯で汗を流しましょう~
その後、松本城を観光して松本駅へと向かい、輪行の人へと・・・
帰りの電車は混雑することが予想されていたので、事前に指定席を予約していましたが、温泉でゆっくりしていたので、一本遅らせて乗車することに。
松本は始発駅と言えど、自由席での壮絶な椅子取りゲームに参戦です!w
何とか席をゲットした後は、次なるは、輪行袋の置き場所を確保しなければなりません。
ホームには、ザッと見積もっただけでも、20人程の輪行袋を担いだ人を見かけたかな?
何とか、車両最後尾のシート裏が確保できて、ホッと!ですね・・・(^^;;
kuro7さんも隣の車両に輪行袋が置けて何よりでした。
途中駅からは登山帰りの人達がワンサカ乗ってきて、スーパーあずさは、さながらペンギン島状態です!w
そして、乗換えの八王子駅で降りようとした時、狭いデッキに2台もの輪行袋が置いてあって、人ひとりがやっと降りられる幅しかない~
しょうがないから、自分の輪行袋を担ぎ持ち上げて、やっとの思い出脱出成功! やれやれです。
同じく八王子で乗換えするkuro7さん、でもホームに見当たりません。
見ると、まだデッキ奥で右往左往しているじゃないですか!
そうこうしている内にベルが鳴り終わり、ドアがシャットアウト!
ドア越しに見えるkuro7さん、人の不幸を笑っちゃいけないけど、思わず吹いてしまいました~ www
立川まで行ってらっしゃ~い!(爆)
イャー、この時期のスーパーあずさはには乗るもんじゃですねー
最後は、とんだオチだったけど、とても気持ちよくいい走りができて楽しかったですね!
ビーナスラインは日本有数の山岳スカイラインです。
緑の絨毯を見ながらの快適なワインディングロード、
遠くの山々を見ながらでの爽やかな走りが堪能できて最高でした!