こう毎日猛暑が続くと、近場を走りに行く気がしませんね~
ということで先週に続いて三連休の初日、富士山 世界遺産登録記念イベント第2弾として (これで打ち止めにします・・w) 、富士山スカイラインを上って表口五合目へ、そして、ふじあざみラインの激坂を上って須走口五合目へといった、Mt.富士ヒルクライムを2走するSB(坂バカ)ライドへと行ってきました!
富士ヒルクライム
  • 朝方未明の涼しいうちに走りたい!
  • 富士登山している人の灯りの道筋を見たい!
  • 朝日が当たる富士山が見たい!
  • 天気が午後から大気が不安定になる! とのことで、深夜2時に出発!
御殿場からアプローチして、まずは、天気がいい内に富士山スカイラインで景色を楽しみながら走って、その後、あざみラインの激坂で燃える?萌える?ことに・・・
ちなみに、スカイラインは今回で3回目、あざみラインは初体験で怖いです・・・w
富士ヒルクライム-001
総距離201kmのLSD、かつMt.富士の五合目を、南側と東側から2度上る、獲得標高4,211m。
なんかここ最近、2週連続でブルベチックな距離を走ってるけど、しばらくはLSDは封印だなぁー(^^;;

富士ヒルクライム-002
富士登山を楽しむ方達の灯りの列、そして闇夜に浮かび上がる富士山
登山道に沿って連なる明りの列は、 遠くから見ると幻想的でした~

富士ヒルクライム-002
4時前位から世の中が白々と明るくなってきて御殿場へ、陸上自衛隊滝ヶ原駐屯地脇を抜けると高度を上げて水ヶ塚までの林間ルートとなります。
これがダラダラ坂でボディーブローのように効きますねー
そして、ようやく太陽が昇ってきたけど、朝日が雲に遮られて、なんとも山肌に直射日光が当たらずイマイチでしたー モルゲンロートとは言い難いけど、まあ、チョッとは赤富士っぽくなっていたかな?
しかし、ここから見ると、宝永火口って大きいんだねー

富士ヒルクライム-003
ここを右折してからは、マイカー規制なので、バス・タクシー等しか上がっていかれません。
規制期間は、7月12日(金)17:00~9月1日(月)17:00まで、
ということで、クルマの少ない時を狙って、今日この日に走りにきたのでした・・・

富士ヒルクライム-004
富士山スカイラインは、御殿場から富士宮までの周遊区間と表口五合目までの区間で構成される富士山南麓の山岳道路で、ブナ・モミ・カラマツなどの樹林帯の中を走ります。
上っていくと、近づいてくる富士山の雄姿が見られる景観が素晴らしいヒルクライムコースです!
加えて、マイカー規制中なので、時折走ってくるシャトルバスや、タクシーしか走らないので、クルマを気にせずに走れるので気持ちいい!
クルマの音がしたら端に寄ればいいので、車幅に余裕があるので、とても気持ちよく走れてよかった~

富士ヒルクライム-005
全体を通して、特に激坂があるってことはなく、二合目から三合目の区間がやや勾配があるって感じかな?
その他は、九十九折の比較的緩やかな勾配で、淡々と上っていけるいいコースですね!

富士ヒルクライム-006
途中で振り返ると、針葉樹の中に走ってきた道が、その向こうには、富士宮の市街地が見えますねー

富士ヒルクライム-007
三合目の先辺りから展望が開けてきて、富士山の姿も大きく展開してきます!
今日は、頂上までクッキリ見えてラッキーだね~

富士ヒルクライム-008
五合目の展望レストハウスの白い建物も見えてきました! ゴールはあとわずか!

富士ヒルクライム-009
四合目辺りに来ると、路肩にバリケードが設置されていて、富士登山者の路駐が出来ないように細工がされています。 ということで、いよいよ最終ゴールに近いってことですねー

富士ヒルクライム-010
で、ついに着いたぞ! 自宅の標高5mから延々と走り、ここ標高2,400mへ到達です!
表口五合目は標高が約2,400mで、マイカーで行ける日本最高地点なのであーる!
ちなみに、この看板は、登山道の入口から階段を少し上ったところにあります。
観光山岳ガイドの方にお聞きすると、この日、自転車で上がってきたのは、私が二人目とのこと。
てっきり、一番札と思ったのに、いるんだねー。 しかもその方は、自転車を担いで富士登山をしていったというから、恐れ入りました・・・。

富士ヒルクライム-010
ここから見る富士山は、いつも見慣れている富士山型のスカイラインとは違って、なんか感じが違うよね~
辺りは爽やかな風が流れていて、天然のクーラーで涼しい! 温度計は13℃を示していました。
表口は、子供やお年寄り、体力に自信がない女性などが手軽に富士登山気分を味わうことができる登山口なので、連休も加わってか老若男女か多かったですねー

富士ヒルクライム-011
レーダードームが撤去された富士山測候所が見えますねー
高いところへと来たんだーと、改めて実感です。

富士ヒルクライム-012
もう少し天気が良くて湿度が低ければ、左側に大島、伊豆半島、正面には、駿河湾、右側に御前崎、南アルプスなど、最高の景色を見ることができるんだけどなー ん~、チョッと残念~

富士ヒルクライム-013
愛鷹山のあたりですが、霞んでますねー

富士ヒルクライム-014
南アルプス方向も、ボヤーとしていて、どこがどの山かようわからんです・・・

富士ヒルクライム-015
下界で買った補給食の袋がぱんぱん! 空気が薄くて気圧が低い証ですねー
さてさて、そろそろ下る準備をしましょうかね・・・

富士ヒルクライム-016
富士山スカイラインを下って、水ヶ塚からの富士山です。
流石天下第一峰で、世界遺産登録された山だけあって、その雄姿に感激ですね!
そして次なるは、地獄のふじあざみラインへとハンドルを向けました・・・

富士ヒルクライム-017
ふじあざみラインは、起点から五合目まで、標高差1,200mを約11.4kmの距離で上ります。
平均勾配10.5%、最大勾配20%以上の「激坂」であり、ツアー・オブ・ジャパン「富士山ステージ」が行われるコースとしても有名ですよね。
起点からしばらくは、富士山に向って一直線に延びる並木道、舗装も綺麗で正面には霊峰富士の姿を仰ぎ見ながら走ることができる素晴らしい道です。帰りの下りでは快走! 路面状態もよく視界が広がるいい道です。

富士ヒルクライム-018
あざみラインもマイカー規制中なので、気持ちよく走れて最高!と言えるのは、走り始めのこの写真まで。
スカイラインとは違って、あざみラインはムシムシしていて風もなく、結構ヘビーな走りを余儀なくされます。
鳥の壁が過ぎると、いよいよ九十九折れの激坂へと臨むことに・・・
イャー、この先はもうヘロヘロ状態で、旧馬返しを過ぎて、狩休のバス停から先からは、正直なところ1km毎に足を付いてました。 足が回らないというよりも、溢れ出る汗、そして心拍が高くなったままの状態が続いて、呼吸が出来ないといった感じなのです。
水分補給も前半でかなりガブ飲みしてしまったせいで、後半は、チビチビと考えながら飲んでいたのも精神衛生上良くなかったなぁー

富士ヒルクライム-019
ヒゃーきつかったぁ~ 押して上ろうかと思ったよー
噂には聞いていたけれど、タフなコースですねー
しかし、このコースを40分切って走るプロ選手は大したもんだなぁー 驚異的なタイム!

富士ヒルクライム-020
「お疲れさまー!」とオネイサンの元気な声に迎えられ無事?須走口五合目に到着!
菊屋さんで無料のしいたけ茶と、300円の富士山価格のコーラ、そして、こけももソフトをいただき一休み~ 
はぁ~、生き返ったぁー

富士ヒルクライム-021
須走口は登山道途中に山小屋が少なくて、救護所も特に用意されていない経験者向きのコースなので、表口の登山者の皆さんとはチョッと雰囲気が違いますね。
今回はナイトライドもあったので、目立ちやすい白系のジャージで、そして、バイクは長い下りがあるので、アルミクリンチャーを履いているKHARMAでのチャレンジライドでした。

富士ヒルクライム-022
天気予報の通り、12時を過ぎた辺りから天気も怪しくなってきて、時折、ポツポツと雨が降ってきたり。
この後、富士スバルラインを走ればグランドスラムなんだろうけど、そんな元気はもうありません。
もっとも、最初からスバルラインへ行く予定はしてなかったけれどね。(^^;;
そして、世界遺産の富士山を後にして、ふじあざみラインを下り、帰路につくことに・・・

富士ヒルクライム-023
富士山は日本最高峰の山であり、かつ活火山でありその分エネルギーも高くパワースポットの山です!
富士山は天下に二つとない山という意味で、「不二山」とも言われています。まさにそんな山ですよね!
いゃー、Mt.富士ヒルクライム×2は、流石にしんどかったですわ~~