乗鞍エコーラインの紅葉が見頃を迎えているとのことで走ってきました!
去年はナナカマドが赤くなる前に枯れてしまって、行くのを断念したけど、今年の色付きは、ここ十年で一度と言われているほどの鮮やかな赤や黄色が広がる美しい風景となっていて最高でした~
黄色に輝くダケカンバ、真っ赤に染まるナナカマドが錦絵のように見えますねー
緑濃いハイマツとのコントラストで、赤や黄色がより映えています。
こんな中を縫うように走れば、気持ちいいに決まってますって!
乗鞍高原から見る、雲ひとつ無い青空をバックにした乗鞍岳の山々です。
白く雪渓が見えている所が畳平、あそこまで自転車で走って、そこから三角に尖った剣ヶ峰3,026mへとトレッキングとなります。 イャー、先が遠いねぇ~
三本滝から先はマイカー規制なので、とても気持ちよく走ることが出来るねー
かなり上ってきて、北アルプスの山並みが見えてきました・・・
このあたりまで上ってくると、木々が紅葉で色付いてきました。
そして、位ヶ原山荘まで来ると、いよいよこの先が乗鞍紅葉劇場の幕開けです!
ここの山荘でしてか買えない自転車の絵柄が入ったバンダナをゲット!
なかなかいいお土産で、いい記念になりますね。
見上げると、ダケカンバやナナカマドが色付いていていい感じじゃないですか~
森林限界付近にはダケカンバが黄色い大きな領域をつくり、位ヶ原山荘が秋の彩りの中に埋もれてました。
位ヶ原山荘を越えてからの景色が絶景。まるで花のように赤や黄に染まる木々。
そして乗鞍岳の山々、この時期に来て本当によかった。 イャッホー! いゃーいい景色だぁー!!
真っ青な空と木々を寄せ付けない山肌とその下に広がる紅葉がなんともいい景色です!
素晴らしい紅葉を眺めながら、つづら折りの坂を上っていくのだが、上りが全く苦にならない。
オッー! ここいらあたりまで来ると、さらに紅葉の彩が濃厚になってきます。
森林限界まで上ってきました!
ナナカマドが真っ赤に染まって目に眩しいほどに・・・
いやいや言葉が出ません。まさに見頃! これ以上ないという紅葉の鮮やかさですね。
穂高連峰もクッキリと鮮やかに稜線が見えます! 気持ちいいぞ~
左のほうに見えている尖った山が槍ヶ岳です。綺麗だねー
上って来た道を振り返ると・・・、まさに天空のヒーリングスポットです!
ナナカマドの群落の絨毯が眼下に広がってます。 癒されるなぁー
斜面に広がるハイマツの緑の樹海の中に点在する鮮烈な赤い彩り。
この補色の彩りの際立ちは、他の山岳紅葉スポットにはない乗鞍紅葉が演出する大きな魅力です。
まるで箱庭のような感じ・・・、自然の絵画といったところですね!
そして、ついにエコーラインのピークに到着しました!
このガードロープから下を覗くと・・・
イャッホー! ここも綺麗だねー
ハイマツの緑の樹海の中に、赤く色付いたナナカマドとダケカンバの黄色が共演、点在する個性的な秋色です!
そして、長野県と岐阜県の県境にやってきました!
ここがまさに、自転車が走ってこれる道路の中で標高最高地点、2,716mなのです!!
見てよ、雲が同じ目線にありますね~ 高いところまで上って来た証拠ですね。
やや下って畳平です。
この辺りは富士見岳、摩利支天岳、不動岳に囲まれ、畳平へ向けて口を開いた火口跡です。
吹き溜まった大量の雪が削り出した氷食湖・不消池があり、その名のとおり夏の遅くまで湖面を雪渓が覆っています。
ここで自転車を置いて、今度は剣ヶ峰3,026mへとトレッキングです!
実は30年もの大昔の学生時代に、畳平から肩の小屋まで自転車をひいて、その後は剣ヶ峰まで自転車を担いで頂上へ登ったことがあるのです。
しかも、2年連続でね・・・、若さゆえに出来たアホな行為ですね~(^^;)
ちなみに今は、畳平から先は自転車は入山禁止です。
剣ヶ峰、蚕玉岳、朝日岳の3ピークが峰を連ねる乗鞍岳主峰が姿を現します。
真ん中に見えているのは雪渓で、山の上にある雪は前日に降った残雪なのです。
足元の眺めも大きく開け、乗鞍高原へ裾野を広げる位ヶ原のハイマツの大斜面が展開します。
エコーラインを見下ろすと、一段高いことから見るがゆえに、またいい感じで綺麗ですねー
赤や黄が目に染み込むように鮮やかな彩りに仕上がっているねー。
肩の小屋から剣ヶ峰へは、こんなガレ場が続いて、ガツンと足にきますねー
今までの平坦な砂利道から、足を踏ん張るとザラザラと崩れる火山灰と溶岩交じりの急斜面になります。
滑りやすいので、特に下るときや行き交う登山者に注意が必要です。
しかし、昔はよくもまあ、こんなところを自転車を担いで登ったなぁー
ひと登りで蚕玉岳と朝日岳の鞍部にたどり着きます。
足元には乗鞍岳主峰の火山壁が取り囲んだ権現池が青い湖面を見せています。
御嶽山にある二の池に次いで日本第2位の標高を誇る高山湖です。
振り返ると、室堂ヶ原に先ほどの肩の小屋が小さく見え、その上に摩利支天山頂にあるコロナ観測所のドームが太陽光を反射して白く光っています。
蚕玉岳の山頂を通り、剣ヶ峰への急な登りにかかり、石垣に囲まれた頂上小屋を過ぎると、いよいよ剣ヶ峰3,026mへと。
さほど広くない山頂には、小さな神社のお社が建っています。
昔は、自転車を担いでで登頂したものだけが記帳できるノートがこの社に備えてあったのですが、今ではそんなものはありません。
生憎、雲が掛かってきて、御嶽山や中央・南アルプス、富士山、八ヶ岳、北アルプスの峰々といった360度の大展望は楽しめなかったぁ・・・(>Д<)
そして、下山へと。
畳平からの下りでは最後の紅葉を堪能しながらゆっくりと下っていくことに・・・
午後に入って、やや天気が曇ってきましたね。
例年だと、ある標高の部分は紅葉してもそこから上は枯れていたりしますが、今年は頂上直下から冷泉小屋までの広い範囲が見事に紅葉してました。
特に森林限界から上はナナカマドが赤い絵具で塗ったような素晴らしい紅葉で、ハイマツの緑とのコントラストが絶妙で筆舌に出来ないほどの素晴らしい紅葉でした!
十年に一度の見事な紅葉を、降り注ぐ光と青空の下で見られて、そして走れて貴重な時空間を体験できてよかったです!(^^)v
あらためて自然は偉大と感じたものです・・・
乗鞍紅葉劇場 The END!
去年はナナカマドが赤くなる前に枯れてしまって、行くのを断念したけど、今年の色付きは、ここ十年で一度と言われているほどの鮮やかな赤や黄色が広がる美しい風景となっていて最高でした~
黄色に輝くダケカンバ、真っ赤に染まるナナカマドが錦絵のように見えますねー
緑濃いハイマツとのコントラストで、赤や黄色がより映えています。
こんな中を縫うように走れば、気持ちいいに決まってますって!
乗鞍高原から見る、雲ひとつ無い青空をバックにした乗鞍岳の山々です。
白く雪渓が見えている所が畳平、あそこまで自転車で走って、そこから三角に尖った剣ヶ峰3,026mへとトレッキングとなります。 イャー、先が遠いねぇ~
三本滝から先はマイカー規制なので、とても気持ちよく走ることが出来るねー
かなり上ってきて、北アルプスの山並みが見えてきました・・・
このあたりまで上ってくると、木々が紅葉で色付いてきました。
そして、位ヶ原山荘まで来ると、いよいよこの先が乗鞍紅葉劇場の幕開けです!
ここの山荘でしてか買えない自転車の絵柄が入ったバンダナをゲット!
なかなかいいお土産で、いい記念になりますね。
見上げると、ダケカンバやナナカマドが色付いていていい感じじゃないですか~
森林限界付近にはダケカンバが黄色い大きな領域をつくり、位ヶ原山荘が秋の彩りの中に埋もれてました。
位ヶ原山荘を越えてからの景色が絶景。まるで花のように赤や黄に染まる木々。
そして乗鞍岳の山々、この時期に来て本当によかった。 イャッホー! いゃーいい景色だぁー!!
真っ青な空と木々を寄せ付けない山肌とその下に広がる紅葉がなんともいい景色です!
素晴らしい紅葉を眺めながら、つづら折りの坂を上っていくのだが、上りが全く苦にならない。
オッー! ここいらあたりまで来ると、さらに紅葉の彩が濃厚になってきます。
森林限界まで上ってきました!
ナナカマドが真っ赤に染まって目に眩しいほどに・・・
いやいや言葉が出ません。まさに見頃! これ以上ないという紅葉の鮮やかさですね。
穂高連峰もクッキリと鮮やかに稜線が見えます! 気持ちいいぞ~
左のほうに見えている尖った山が槍ヶ岳です。綺麗だねー
上って来た道を振り返ると・・・、まさに天空のヒーリングスポットです!
ナナカマドの群落の絨毯が眼下に広がってます。 癒されるなぁー
斜面に広がるハイマツの緑の樹海の中に点在する鮮烈な赤い彩り。
この補色の彩りの際立ちは、他の山岳紅葉スポットにはない乗鞍紅葉が演出する大きな魅力です。
まるで箱庭のような感じ・・・、自然の絵画といったところですね!
そして、ついにエコーラインのピークに到着しました!
このガードロープから下を覗くと・・・
イャッホー! ここも綺麗だねー
ハイマツの緑の樹海の中に、赤く色付いたナナカマドとダケカンバの黄色が共演、点在する個性的な秋色です!
そして、長野県と岐阜県の県境にやってきました!
ここがまさに、自転車が走ってこれる道路の中で標高最高地点、2,716mなのです!!
見てよ、雲が同じ目線にありますね~ 高いところまで上って来た証拠ですね。
やや下って畳平です。
この辺りは富士見岳、摩利支天岳、不動岳に囲まれ、畳平へ向けて口を開いた火口跡です。
吹き溜まった大量の雪が削り出した氷食湖・不消池があり、その名のとおり夏の遅くまで湖面を雪渓が覆っています。
ここで自転車を置いて、今度は剣ヶ峰3,026mへとトレッキングです!
実は30年もの大昔の学生時代に、畳平から肩の小屋まで自転車をひいて、その後は剣ヶ峰まで自転車を担いで頂上へ登ったことがあるのです。
しかも、2年連続でね・・・、若さゆえに出来たアホな行為ですね~(^^;)
ちなみに今は、畳平から先は自転車は入山禁止です。
剣ヶ峰、蚕玉岳、朝日岳の3ピークが峰を連ねる乗鞍岳主峰が姿を現します。
真ん中に見えているのは雪渓で、山の上にある雪は前日に降った残雪なのです。
足元の眺めも大きく開け、乗鞍高原へ裾野を広げる位ヶ原のハイマツの大斜面が展開します。
エコーラインを見下ろすと、一段高いことから見るがゆえに、またいい感じで綺麗ですねー
赤や黄が目に染み込むように鮮やかな彩りに仕上がっているねー。
肩の小屋から剣ヶ峰へは、こんなガレ場が続いて、ガツンと足にきますねー
今までの平坦な砂利道から、足を踏ん張るとザラザラと崩れる火山灰と溶岩交じりの急斜面になります。
滑りやすいので、特に下るときや行き交う登山者に注意が必要です。
しかし、昔はよくもまあ、こんなところを自転車を担いで登ったなぁー
ひと登りで蚕玉岳と朝日岳の鞍部にたどり着きます。
足元には乗鞍岳主峰の火山壁が取り囲んだ権現池が青い湖面を見せています。
御嶽山にある二の池に次いで日本第2位の標高を誇る高山湖です。
振り返ると、室堂ヶ原に先ほどの肩の小屋が小さく見え、その上に摩利支天山頂にあるコロナ観測所のドームが太陽光を反射して白く光っています。
蚕玉岳の山頂を通り、剣ヶ峰への急な登りにかかり、石垣に囲まれた頂上小屋を過ぎると、いよいよ剣ヶ峰3,026mへと。
さほど広くない山頂には、小さな神社のお社が建っています。
昔は、自転車を担いでで登頂したものだけが記帳できるノートがこの社に備えてあったのですが、今ではそんなものはありません。
生憎、雲が掛かってきて、御嶽山や中央・南アルプス、富士山、八ヶ岳、北アルプスの峰々といった360度の大展望は楽しめなかったぁ・・・(>Д<)
そして、下山へと。
畳平からの下りでは最後の紅葉を堪能しながらゆっくりと下っていくことに・・・
午後に入って、やや天気が曇ってきましたね。
例年だと、ある標高の部分は紅葉してもそこから上は枯れていたりしますが、今年は頂上直下から冷泉小屋までの広い範囲が見事に紅葉してました。
特に森林限界から上はナナカマドが赤い絵具で塗ったような素晴らしい紅葉で、ハイマツの緑とのコントラストが絶妙で筆舌に出来ないほどの素晴らしい紅葉でした!
十年に一度の見事な紅葉を、降り注ぐ光と青空の下で見られて、そして走れて貴重な時空間を体験できてよかったです!(^^)v
あらためて自然は偉大と感じたものです・・・
乗鞍紅葉劇場 The END!