ソメイヨシノが開花したというものの、さすがに、満開見頃にはまだまだ早いです。
そうなると、今の時期としては、ソメイヨシノまでの繋ぎでしだれ桜かな?
でも、神奈川県内のしだれ桜スポットって、意外と少なかったり、老木で樹勢が弱かったりとイマイチ。
そんなことで、久しぶりに奥武蔵へと、一本桜のしだれ桜をはじめ、春の花を愛でに行ってみることに・・・
奥武蔵
薄ピンク色の箒のような寒桜に囲まれて、何か"ほっ"とする気持ちに。
脳波のα波の増加、ナチュラルキラー細胞が活性化してくれるかな?
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まずは、高麗神社境内の裏手にある国の重要文化財に指定された「高麗家住宅」へ。
住宅は、神社の神職家が1950年代まで約300年にわたり住み続けていたといわれています。
前庭にある樹齢400年のしだれ桜が見頃です!
早朝からカメラを手にした見物客でにぎわっていましたよ。

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高麗家住宅の高麗川を挟んで対岸にある、霊巌寺のしだれ桜もちょうど満開!
小ぶりのしだれ桜だけど、しっかりと羽を広げてますね。

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真上から滝が降ってくるように見えるしだれ桜。
桜の種類はたくさんありますが、ソメイヨシノとは違う妖艶な姿を見せるしだれ桜は、目に焼き付く絶景~ ♪

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小川町の上古寺にある「桃源郷」にやってきました!
花木を刈り取ったものが多かったのもあるけれど、来るが時期がちょっと遅かったのか、今年は全体的に花の濃度が薄い気がしますねー 
それでも、まさに「桃源郷」に相応しい光景ですねー

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4月のような暖かさで、花桃は満開を迎えています。
花が落ちてきているものも見受けられるので、見頃は今週までですかね?

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西光寺に行く途中で見たカタクリの群生地。
山の斜面に、薄紫色のかわいらしい花がたくさん咲いていました。
「早春の妖精」とも言われて、寒さの残る早春の今の時期、雑木林にいち早く姿を見せるのです。

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西光寺のしだれ桜。小ぶりだけど、境内の雰囲気にマッチして、なかなか見応えがあります。
鐘楼門の裏手から見た方が、趣がありますよ!

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東昌寺の枝垂れ桜も、今が満開です!
幹の近くで上を見上げるとまさに圧巻だー
樹齢80年ほどで、境内から山門前の石段に紅色の桜花が降り注ぐさまは艶美です。

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お寺や墓地の入口付近に、お地蔵さんがあることが多いです。
これは、この世とあの世の境界にお地蔵様を置き、神聖なお墓に魔が侵入するのを防ぐためといわれています。お地蔵様が、安らかに眠る故人を守ってくれているというわけなのです。

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東昌寺の境内に、小さくてきれいな黄色が目を引くヒメリュウキンカが咲いていました。
輝く黄色が美しいのもあるけれど、花弁が艶々しているのが生命力を感じます。 (^^♪

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その後は、「花桃の郷」と称される東秩父村の春の名所へと。
春の訪れを感じさせるように、鮮やかな桃色が山郷全体を彩ってました。

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荒廃した農地を活用して、地域が景観形成のために始めたもので、花桃を中心に植えられています。

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鉢形城にもやって参りました! 注目は何と言ってもエドヒガン「氏邦桜」!
周囲が城跡なので人工物が少なく、一本桜とゆっくりと向き合うことができます。

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すぐ南の土塁では、カタクリも見頃を迎えていました。
公園内には何か所かカタクリの群生地があるのですが、やはり氏邦桜を背景に使えるここがいいかな?

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桜の東側は一段低くなっているため、下から見上げる形の姿も見られます。
根元付近から枝分かれをしており、大きく枝を広げて花を咲かせる姿がとても美しくて荘厳です。

依田さんが紹介しちゃったので、連休最終日は見物客が増えそうです。
この前も、春めき桜を中継したりと、依田さんと被ってますなぁー w

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この後、どこもお食事処が満席で、ランチ難民になりそうに・・・、絞めは長瀞でクールダウン!
西武秩父駅で納輪して、早めに帰路へと・・・
新緑の時期になったら、また奥武蔵へお邪魔しようかな? (^^)v