季節は緑の芽吹きが進んで、木々の緑が美しいシーズンになりました!
自然の中に身を置けば、日常生活のストレスをリフレッシュして、すがすがしい時間を過ごすことができる。
GW最終日の日曜日は、気温が高くなるものの、乾いた空気に包まれて比較的カラッとした暑さで、いい天気で風が心地良く感じられそう。
そんなことから、新緑と薫風を満喫しようと、秦野峠林道から玄倉林道へと行ってみました・・・
緑と青の絶景-021
今回のメインルートはダート林道、舗装林道であっても落石があったりと、グラベルチックな路面状況なので、35Cのブロックタイヤを履いて駆け巡るのだ! 
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秦野峠林道は、西丹沢の松田町寄地区と丹沢湖畔の玄倉地区を結ぶ総延長15kmほどの広域基幹林道。
寄地区からだと、秦野峠とブッツェ峠という二つの峠を上り下りを繰り返して玄倉に至る。
この林道は紅葉の時よりも、今の時期の新緑を見ながら、のんびり走るのにちょうど良い道です。
(道奥に見えるS.S.Rのジャージを着たお二方と、丹沢湖まで抜きつ抜かれつつ・・・)

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寄大橋を渡ると、いよいよ山深くなっていき、最高の新緑ロケーションとなっていきます。

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植林の杉の木の常緑と、広葉樹の芽吹いた若々しい黄緑色とのコラボがいい感じ。

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緑色という色は安定や調和を表す色で、非常に安心感を与えるという心理的効果がある。
インテリアやオフィスに緑を取り入れるのもまさに緑のリラックス効果を期待したものもそうですよね。
緑色は、暖色にも寒色にも属さない中間色でバランスのとれた色彩で、感情面での慰めを与えてくれる。
心の乱れやストレスに対する反応を鎮めてくれる、非常に有り難い色ですね!

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遠くに見える、三角の頂をした山は檜洞丸かな?
上りを終えた秦野峠は、特に眺望が良いわけではないので、通過して先を急ぐことに。

ちなみに、秦野峠を上りきった突き当りに、林道記念碑と鎮魂碑があります。
記念碑には、「この林道は、足柄上郡松田町寄と山北町玄倉の奥地に広がる森林の活用と集落を結ぶ連絡道として昭和45年に着工し、 以来25年の歳月と42億9千万円の巨費を投じ、総延長15.075米、幅員5.0米の広域基幹林道として完成したものである。 林道建設に際し、土地所有者並びに地元関係者による多大な協力のもとに、竣工したことを永く後世に伝え、 本林道の愛護と地域発展の礎となることを願い、ここに碑を建立する。」と記されています。

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秦野峠から一旦下ってから上り返した先がブッツェ峠。
「ブッツェ峠」という変わった峠名。このなんとも奇妙な名は「武士」から由来しているようです。
南北朝時代、この地に勢力を張って南朝に与した河村氏が足利氏の軍勢の前に敗れ、敗残の武士たちがこの山域に隠れ住むようになったことから呼ばれるようになったとか。
ブシ⇒ブッシ⇒ブッツェ、となったのだろうか?
そのブッツェ峠から見る絶景! 富士山と丹沢湖と新緑の山々、気持ち良すぎ!

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下っていく度に、丹沢湖と富士山の眺望に変化があって、カーブを交わしていく毎に、今度はどんな景色が飛び込んでくるのだろうか?と楽しみがある。

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11.9%とは、随分と細かい勾配表記だね。12%でいいんじゃない?
ちなみに、秦野峠での最大勾配は14%の標識があります。
秦野峠林道の丹沢湖側は、いつも落石等で道路上に鋭利な石等が散乱していて、パンクというかバーストの危険がある道なのですが、この日は比較的に荒れてなくてとても走りやすかったですね。

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次なるは、玄倉林道へ。 玄倉大橋から、この先の入山していく玄倉林道の方向を望む。
玄倉林道は、ユーシン渓谷沿いを通る林道で、走れる最奧部までは11kmほど。
ユーシン渓谷は丹沢湖の水源のひとつである玄倉川にある渓谷なのです。

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ユーシン渓谷は、渓谷や新緑、紅葉がとても綺麗な所で、また、ほとんど観光地化されていないため自然が豊かで、秘密にしておきたい本当に秘境なエリアです。

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道中では、ライトがないと真っ暗で通れない「新青崩隧道」があるので、通行にはライトが必須です。
写真は、帰りでの下り方向を撮ったものですが、上り方向では、トンネルがカーブしていて、出口が見えずに本当に真っ暗闇で恐ろしいぐらいなのです・・・

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かつては、素掘りのトンネルの旧青崩隧道がありましたが、安全調査でトンネル内部にクラックが見つかり、落盤などの危険性があるとされ、ほぼ5年の長きに渡って林道全体が完全通行止とし、補修工事や新たな青崩隧道の工事が行われて、2011年に再開通しました。

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日本には神秘的と呼べる綺麗な湖沼や池、川がたくさんありますが、わざわざそれら有名所の観光地に行くまでもなく、近場には、こんな神秘的な色を発している「ユーシンブルー」も見られるのです。

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先の写真は、玄倉ダムの上流側の川面の様子ですが、最上流にある熊木ダムの川面の方が、もっと鮮やかで、神秘的なユーシンブルーと言うよりも、幻想的なユーシングリーンという感じかな。 
陽の射す角度とか水深等に影響しているのでしょうね?

水はそもそも赤い色を吸収する性質があるので、赤の補色である青色をしている。
吸収されなかった光が水の分子や水中の物質、浮遊している物質にぶつかって跳ね返る散乱現象によって青や緑に見える?のかな?

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上流の熊木ダムの貯留水を利用した発電を行っている玄倉第2発電所。
周りの木々が、そりゃーもう綺麗な緑で気持ちいいです!

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途中では、所々に素掘りのトンネルがあったりと、アドベンチャー感も楽しみの一つなのです!

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ユーシンの名前の由来は諸説いろいろあって、友信(有信に当てた佳字)とか、山奥から湧き出るから湧深(森林管理小屋の番人であった小宮氏による命名・湧津の誤り?)とか、あるいは山の神の領域という事で幽神から来ていると言う説もある。
現在は「ユーシン」とカタカナ表記で統一されています。

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この観音掘りのトンネルが最後のトンネルとなり、いよいよ終点の熊木沢出合へと。

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熊木沢出合の河原で、持参してきた火器でヤマメシとコーヒータイムだん!
美味しい空気と遠くに神奈川最高峰の蛭ヶ岳を望みながらのランチタイムは、最高のオープンカフェです!
その後は、折り返して、ダートをダウンヒル!そして、帰路へとつきました・・・

緑と青の絶景
綺麗な景色を見ながら走る新緑の季節は、心身ともにリフレッシュされ本当に気持ちがいいですね!
ちょうど今が旬! 新緑を楽しみながら山道を走るのは最高です。(^^)v