先日の30日(水)に、乗鞍へ紅葉狩りでポタってきました!
早いもので今年もあと3ヶ月。歳を重ねるたびに月日が過ぎるのが早く感じのは小生だけ?
ついこの前に行ったと思っていた乗鞍ですが、もう紅葉の季節です。
情報によると今年の紅葉の到来は早く、しかも賞味期限も早いとのこと・・・
そんなことから、代休が余っていたので、思い立ったが吉日で、「えーい!行ってしまえ~」と、日帰りで乗鞍紅葉ポタしてきました!(^^;;
乗鞍エコーライン
案の定、今年の乗鞍は紅葉が早く、ナナカマドの発色が悪いとともに霜枯れも見られたり・・・
でも、天空彩煌(てんくうさいこう)!
"天"まで聳える雪の壁 ・・・春、
"空"の眺めと風の香り ・・・夏
"彩"り豊かな紅葉パレット・・・秋、
"煌"めく雪と氷の世界 ・・・冬
と、四季折々、美しい山岳風景を楽しませてれる"乗鞍"、紅葉も素晴らしいかったです! 
乗鞍エコーライン-001
高原エリアの鈴蘭橋から望む乗鞍岳ですが、さすがにこの辺りはピークはまだまだで、紅葉が始まったといった感じですね。
乗鞍の紅葉は、9月中旬頃に大雪渓エリアから色付きが始まり、10月下旬に乗鞍高原へと下ってきます。
感じでは、今年は例年より10日間ほど紅葉が早いように思います。

乗鞍エコーライン-002
摩利支天を通過してくると、ようやく色付いた木々がちらほらと・・・
写真奥前方に走られている方がいらっしゃいます。
お聞きすると松本市街と地元の方、2年ぶりにエコーラインを走られたとか。???
思わず 「エッ!それ勿体無いですよー」と返答。(笑)

乗鞍エコーライン-003
この日は平日、しかも中日の水曜日、自転車の方も少なかったですね。
三本滝のゲートを通過する時での、監視員さんとのやり取りでは、
  S 「おはようございます。ご苦労様ですー。自転車は何台行きましたか?」
  監 「あなたで、4人目だね。今日は、いい景色になるよー」
  S 「ありがとうございま~す。」といった感じ。
バスも観光客も少なくて、紅葉狩りするには平日は空いててイイネ!(^^)v

乗鞍エコーライン-004
冷泉小屋前にやって来ました。
つい2ヶ月弱前は緑で覆われていたのにね~

乗鞍エコーライン-005
冷泉小屋を過ぎて位ヶ原山荘に至る区間では、九十九折れの道が続いてカーブと勾配がキツイ!
色鮮やかな木々に後押しされながら、えっちらこっちらとダンシング!

乗鞍エコーライン-006
位ヶ原山荘に到着! 山荘の温度計は9度。 風も無いので寒さは感じられませんね。
もう下山の観光客がバス停で待たれています。
お聞きすると、朝一番の今年最後のご来光バスに乗り、畳平からここ位ヶ原まで紅葉を見ながら下山してきたようです。

乗鞍エコーライン-007
位ヶ原山荘の先から見る乗鞍岳。
う~ん、景色は見通せるものの、雲が覆って青空が見られませんねー。 ザンネン・・・

乗鞍エコーライン-008
やはり、今年の紅葉は早い感じ。
しかも、ナナカマドが枯れ始めていて、赤い発色が薄いなぁー

乗鞍エコーライン-009
ここ15号カーブから見る景色が好きなのです。また言うけれど、青空が欲しいよなぁー
でも、乗鞍岳の肌を覆う紅葉の絨毯が圧巻の光景です!

乗鞍エコーライン-010
また15号カーブは、今、上って来た九十九折りのエコーラインを見下ろすポイントでもあります。

乗鞍エコーライン-011
遠くには穂高連峰がクッキリ!
この日の予報では、午前中は晴れで、午後から気圧の谷が入って曇るという予報だったけれど、真逆で、午前は雲って、昼前から晴れてくるといった感じでした。

乗鞍エコーライン-012
11号カーブからの景色。 高天ヶ原と剣ヶ峰の二峰をバックに紅葉を絶景するポイントとして人気が高い所。
常緑のハイマツと赤く色付いたナナカマドとのコントラストがとても鮮やかです。
ナナカマドも霜にあたると枯れ色になっていくので、良い時期に巡り合えるのはなかなか難しいですが、それはそれなりに良いものです。
今年の紅葉は・・・という声を耳にしましたが、相手は自然ですから人間の期待通りにはにはいかないものです。そういったことも含めて自然を楽しもうと思います。

乗鞍エコーライン-013
そうは言っても(笑)、上がっていくほどに、ナナカマドが枯れています。
自転車の左上のナナカマドは、いつもならば、真っ赤に染まるのに、ご覧の通り枯れていました。(泣)

乗鞍エコーライン-014
でも、振り返って全景を望むと、それはそれ! いい景色です~
乗鞍岳は、ナナカマドやダケカンバ、モミジカエデなど赤や黄色オレンジばかりではなく、常緑のハイマツといった様々な木々の色が織りなす鮮やか、かつ美しい紅葉を見ることができるのが魅力だよね。

乗鞍エコーライン-015
ハイマツの海にダケカンバとナナカマドが彩りを添える庭園のような趣。
後には穂高連峰の壮大な光景が楽しめる。 いゃーいい景色だねー ♪
ここでは、多くのカメラマンが撮影していましたよ。

乗鞍エコーライン-016
薄曇になってきて、だんだんと明るくなってきて、陽が射すようになってきました。
4号カーブの辺りから見る、大黒岳の麓に広がる紅葉の絨毯と、バックには槍ヶ岳をはじめとする穂高連峰。
いい景色で最高!

乗鞍エコーライン-017
この日は放射冷却だったのと日陰のせいか、大雪渓エリア手前の湧き水が凍っていました。
9月なのにビックリ!
いゃー、こんなんじゃ紅葉も早いし、霜枯れもするよね。

乗鞍エコーライン-018
大雪渓もかなり小さくなっている。
あと数週間で初雪の便りが届き、エコーラインも冬季通行止めとなります。

乗鞍エコーライン-019
3号カーブからの眺め。
ハイマツの緑と紅葉の彩りが美しいポイントで、どの方角も絵になる光景で、ここもお気に入りの紅葉スポットですね。

乗鞍エコーライン-020
2号カーブから位ヶ原山荘を見下ろす。
カーブ毎に停まって、なかなか前に進まないぞぉー (^^)

乗鞍エコーライン-021
そして、長野県・岐阜県の県境地点の標高2,716m、自転車が乗って到達できる日本の最高地点に到着!
今まで上ってきたエコーラインや、富士見沢や位ヶ原方面に見下ろす。
いやいや、最後まで紅葉を堪能できて最高だね。

乗鞍エコーライン-022
穂高連峰の方を見上げれば、壮大な紅葉絨毯とのコラボに、思わず声が出そうになる程の絶景です!
眼下に広がる紅葉の海とその向こうには、槍ヶ岳、穂高連邦と北アルプスの主峰が見渡せます。
しばし石の上に腰掛けて楽しみました・・・

「赤以上の紅」といわれるほどに美しい乗鞍岳の紅葉を見たことがあるだけに、今年は?でしたが、
乗鞍岳の紅葉は、なかなか見ることのできなかいダイナミックな自然を満喫できることにあると思います。
乗鞍エコーラインでの紅葉は、9月下旬から10月初めの期間限定です。
でも、これから高原が色づく晩秋の10月末まで紅葉シーズンは続きますから、どこかで必ずすばらしい景色に出会えると思いますよ!  


最後に、過去に撮った写真や動画をベースに、こんな "じこまん" なームービーを作ってみました。 
お目汚しにお一つどうぞ・・・ (^^;;  time 3:21、<注>音が出ます。

この日はこの後、乗鞍スカイラインも走ってみました。
その模様は、また後日に.....