黒菱林道ってどこ?と思われる方も多いかもしれませんね。
白馬の「和田野の森」から「カフェテリア黒菱」まで続く、八方尾根にある林道なのです。
行き止まりの林道で距離も短いことからなのか、あまり評価されない道ですが、白馬三山を眺めながらの絶景ロードで、乗鞍岳に劣らず、ここの迫力も文句なしです!
黒菱林道
北アルプスの北部に位置する後立山連峰の中でも象徴的な三山、右から白馬岳・杓子岳・白馬鑓ヶ岳と、麓からも眺めることのできる2,800m以上の3つの山は白馬三山と呼ばれ、登山者の人気も高い縦走路ですね。

乗鞍を後にして、北アをトレッキングしようとベースを白馬へと移すことに。
そして翌日、朝食前の早朝に黒菱林道を走ってみました。
距離は約9kmで標高差約740m、途中からは、激坂・急カーブ・狭幅の林道なのでなかなか侮れません。
きつさ的には、単位を「表ヤビツ」で表すと、1.2ヤビツといった感じかな?

黒菱林道-001
高度を上げていくと、遠く北信の山々が眺められ、麓との落差が広がるにつれて、「高いところへ来た!」と実感できます。
また、この日のように夏場の早朝では、白馬村の市街地一帯が深い霧に覆われて、雲海のごとく幻想的な風景が眼下に見ることができます。

黒菱林道-002
黒菱林道には特に展望広場的な所があるというわけではなく、林道の中間点あたりから先では、白馬三山がドカーン!と迫り、また、その麓の大渓谷が見られる場所があります。

黒菱林道-003
春先では残雪が、紅葉の季節には紅く染まった山々が見られるのでしょうが、残念ながら、開通している期間は、7月初旬から10月下旬までと短い。

白馬三山
麓に下ってくると、すっかり霧も晴れて快晴!この後、宿に戻って朝食後、あの山々を登りに行きました・・・
黒菱林道、前述したように、急カーブ・狭幅な林道であり、加えて、牧場横断箇所には大きな段差や横断グレーチングなどがあるなど要注意が必要ですが、隠れた絶景ロードでなかなかです! (^^)v